ソードアートオンライン4人の剣士たちVer. 1《半永久凍結》
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はじまり
俺、小川輝は、SAO の、βテスターとして、3ヶ月間のβテストに参加した。
そして・・・
「この日を、ずっと待っていたぜ。」
今日は待ちに待ったソードアート・オンラインの本サービス開始の日だ。
親はすでに他界、兄も今日は仕事で忙しいらしい。
さて、茅場おじさんがつくった世界初の、VRMMORPGの本サービス、
楽しんで来ようぜ。「さて時間だ。リンクスタート。」
この時は知らなかった。ソードアート・オンラインが
デスゲームになることを・・・。
「よっと、戻って来たな。この世界に。」
世界初の、フルダイブ型MMOソードアート・オンライン
再び戻って来たぜ。
さて、さっさと街を出ようか。
「ねぇ、βテスターでしょ。」
「そうだけど?」
あっ、女の子だ。ゲームだと、性別偽る奴いるからな。
現実でも、女の子だといいな。
「初対面の人に、頼むのもなんだけど、レクチャーしてもらえない?
VRMMO初体験で、心配だから。」
面倒だが、頼まれてやるぜ。
「ああ、いいけど。」
「ありがとう。ボクはユウキ。」
「俺はだ。よろしくな。」
これが、俺と、ユウキとの出合いだった。
「ヤァーーー!」
俺は、今、ユウキに頼まれ、≪アインクラット第1層≫、≪はじまりの街≫の、西側のフィールド
で、彼女を、レクチャーしている。
が、彼女は覚えが早く、教えたことを、1、2度するだけですぐに覚えてしまう。
近くで、同じようにレクチャーされているバンダナ男とは、違う。
そして今、5時半8分前、俺はレベル4、ユウキは、レベル3になっていた。
「ふーーー。おつかれーーー。随分狩ったねーー。今日はありがとう。」
「別にいいよ。これからどうする?」
「まだ狩り続けるよ。」
「そうか、俺は、一度落ちるよ。何かあったら、フレンド登録してあるから、すぐに駆けつけられ
ると思うぞ。」
「うん、じゃあね。」
ここまでは、普通のゲームだった。そう、あの宣言が、なければ・・・。
ゴーンゴーン
「「えっ。」」
ひゅん
強制転移、なぜ?
ざわざわ
ここは間違いなく、最初の中央広場だ。
「あ、ユウキは、ユウキ!」
「ボクは無事だよ!」
案外近くにいた。
「良かった。でも、これは、どういう「上を見ろ!」えっっっ。」
その声(誰がいったかは知らない。)にひかれ俺達はう上を見た。そこには、
[Warning]、[System Announcement]の文字が・・・。
システムアナウンス?どう言うことだ?
しかし、直後、気持ち悪い、赤い血液が、ドロッとしたものが・・・。
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