とりあえず武器と兵士連れて異世界旅行
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プロローグ
20XX年中東
俺は佐藤タケル
アメリカ陸軍第一歩兵師団所属の中尉だ
今は中東の何処かに居る
「こちら、ジュリエット・アクチュアル!
航空支援を要請する!」
HQ「こちらHQ了解、航空支援は海兵隊が行う」
「急いでくれ!もう長くは持たない!」
長くは持たない、そうだ、
俺の小隊はとあるハイウェイを守ってる
しかも歩兵のみで
しかし敵はT-72やT-90といった戦車を使って来ている
航空支援を呼んだが、もう持た無いだろう
友軍兵士1「小隊長!もうこれ以上持ちません!」
「分かっている!航空支援が来るまでの辛抱だ!」
敵戦車を見ていると、こちらに主砲が向いた
ああ、砲撃されるのか....
T-72から放たれた砲弾は
俺の前方に着弾、榴弾だったらしく
破片が俺の体を切り裂いた
「ガハッ.....」
友軍兵士2「し、小隊長!」
友軍兵士3「え、衛生兵!衛生兵!来てくれ!小隊長が!!」
だんだん意識が遠退いていく....
それと同時に上空に轟音が..
友軍兵士「小隊長しっかりして下さい!航空支援が来ましたよ!小隊長!」
ああ、喋りたいのに喋れない....
ああ、目が暗くなっていく.......
戦死報告書
アメリカ合衆国陸軍第一歩兵師団
佐藤タケル中尉
ハイウェイ防衛任務において、航空支援要請後、敵戦車の砲撃によりKIA
アメリカ合衆国陸軍第一歩兵師団師団長、
グライムズ・ライリー少将
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