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べるぜバブ 〜転生オリ主がかき乱す〜

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第2話 友達は魔王を育てなくてはいけない状況になってる

 
前書き
どうもクロショウです
次は1週間以内とか言ってたけど
なんか気分が乗っているのでやっちゃいます
 

 
前回の簡単なあらすじ
・友達の家に行く
・そしたら魔王拾ってる
・古市の部屋が大破(笑)←今ココ

ーーーーーーーーーーーーーーー

ドガァァァァァァァン‼︎‼︎
その音が後方を聞きながら俺達は全速力で逃げていた
前方では古市がパニックになっている
男鹿は魔王ことベル坊を抱えて走っている


「落ち着け古市。俺達は大丈夫だ!」

「いや待て。お前が1番落ち着けよ!なんでソイツ持ってきてんだよォォォ!」
そう、古市がツッコム様にあいつは咄嗟にベル坊を持ってきていたのだ

「はぁ?何言って……ぬがっ!」

「お前気付いてなかったのかよ!馬鹿!」

「いや…てゆーかなんか離れねぇぞコイツ。思いっきり服掴んでる」
そうベル坊もベル坊で男鹿の服を掴んで、凄くシュールな光景になっている

「おい!そんな漫才はいいから早く逃げるぞ!相手は悪m「諦めろ、悪魔から逃げれると思ってるのか?」っておい!セルフを被せるな!後、水色と白の縞パンなんか似合わないぞ!」
あいつ、電柱の上に立ってるから自然とパンツが見えちゃってます。はい、眼福です。

「ッ〜〜貴様等ァ、余程死にたいらしいな。来い!アクババッ‼︎」

グエッという鳴き声と共に一匹の怪鳥が降りてきた

「グゲゲゲゲゲ」

「ギャー!なんかデッカい鳥っぽい奴が来たー!」

「落ち着け古市。あれでもまだ子供だぞ。大人はもっとデカイ」

「えっ。あれ車よりデケーぞ!いいから早くお前倒せよッ!なんかと契約してるんだろ⁉︎」

「その必要は無いみたいだぞ?」

ドゴッッ‼︎

前の方を走っていた男鹿が、アクババの顔面をヤクザキックでぶっ飛ばしていた。相変わらず可笑しいなアイツ

「何してんだ。早く逃げるぞ」

「「お前のそーゆーとこ素直に尊敬するぞ」」

「うるせー!先手必勝だ」



ーーーーーーーーーーーーーーー

「ハァハァこ…ここまで来れば大丈夫か?」

えっ〜っとここから原作女の子以外あんまり覚えて無いんだよね

ひと息ついたのですか後ろを見ると……

ヒルダさんがいて、ベル坊が泣きそうな顔をしていた

もう一度言おう……ベル坊が『泣きそうな顔』をしている

いくら原作を忘れると言ってもこれだけは覚えている
ベル坊は泣くと電撃を出すと言うこと。そして1番始めに泣いたのはこのシーンである

……………ヤバいヤバいヤバいぃ‼︎

「古市!そこから急いで離れろォ!」

「?、何言ってんだ?」

「いいから早く‼︎」

「お、おう。分かったからそんなに大声出すなy「ビエエエエェェェン‼︎」

カッッッ‼︎‼︎
バチバチバチバチ‼︎‼︎
ピシャァァァ‼︎‼︎

ズザァァと顔面を引きずりながらも古市をギリギリ助けれた

「大丈夫か?古市」

「が、顔面以外はってなんじゃコリャーー!」

「おい!ヒルデカルダ!あの赤ん坊なんで泣いてるんだ⁈」
近くにいる真っ青な顔をしたヒルダさんに呼び捨てだけど聞いてみた

「………お、おそらくは駄々をこねてるはず」

「アンタ侍女悪魔なんだろ!これを止めてくれ!」

「…………わ、私には無理です。こんな大泣き止められるのは大魔王様くらいしか……」

「ハァ…大泣きってレベルじゃ無いだろ…流石は魔王ってか?」

「イヤイヤ。何を感心してっるんだよ!あそこには男鹿が…」

「ああ、あいつなら…ホレ、倒れてるぞ」
イヤ〜あれで死なない男鹿ってバケモンだろ

(『相棒も人のことを言えないけどな』)

(酷いな。俺はそこまでオカシク無いだろ)

(『何を言ってるんだ。俺達ドラゴンに邪龍と契約してる奴の何処がオカシク無いんだ?俺達の1匹だけでも人間と契約出来た奴なんてい無いんだぞ?』)

(……………考えてみれば、俺が1番オカシイな……)

あれ?俺って人間辞めてる?

「おい!翔太!黄昏てないでどうにかしてくれ!お前ドラゴンと契約してるんだろ?」

「あ、ああ分かったよ。お前のご期待通りにどうにかしてやるよ」
と言っても、この状態じゃあアイツしかどうにか出来ないんだよな〜他のドラゴンは攻撃に特化している奴ばっかりなんだよね
そう考えながら、俺はあるドラゴンの名前を呼んだ

(おーいヴリトラちゃーん!朝ですよ〜!起きて頂戴〜)

(『うーん。なーにー?我が分身?どーしたのー?』)

(ちょっとヤバい事が起きてるきてるから力を貸してくれ)

(『んー。終わったら頭撫で撫でしてね?』)

(分かったよ。いくらでもしてやる)

ちなみにヴリトラは甘えん坊です

すると、俺の左手の甲に黒色のドラゴンのようなタトゥーが出できたと思ったら
左腕にまで伸びていく

「えっ、何それ」

「いいから見てろ。『伸びろ、ラインよ!』」

そう言うと、俺の左手から10本以上のラインが出てきて男鹿とベル坊に引っ付く
さっきまで激しかった電撃がある程度収まっていく

するといきなり電撃が止まった

「え?」














「男が…ギャアギャア泣くんじゃねぇ。ナメられちまうぞ」

(『ほう。相棒、あの男確か男鹿という名前だったか?』)

(ああ、そうだけど…やっぱアイツスゲーな。あんな状況から泣き止ませる事ができるなんて)

(『いや…そうじゃない。驚くべきところはそこじゃないぞ。悪魔は魔力を引き出すためには触媒が必要だという事を忘れたのか?』)

(え?……まさか!)

(『そうだ。つまり、『ただ』のかんしゃくであれ程の力を引き出したのは紛れもないあいつの資質だ。まあ、相棒には及ばないがな』)
あれー?やっぱし俺って人間辞めてる?

ギギギギギギギギギッ‼︎

近くに建っていた鉄塔が今にも倒れそうなおとをだしてる

(『マズイぞ!あの赤ん坊がまだあそこに居るぞ!』)

ドライグに言われて気付いたが、それよりも早く駆け寄った奴がいた

(アイツ、ヴリトラのライン引きちぎりやがったのか⁉︎)

そう。男鹿である

抱えたはいいが鉄塔が倒れてくるッ!

「オオオオオオオッッッ‼︎」
男鹿の咆哮と共に魔力が上がる



カッッッ‼︎‼︎‼︎‼︎
















(……なぁドライグ)

(『なんだ?相棒』)

(鉄塔……吹っ飛んだな…)

(『お前も出来るだろ?」)

(………………ハッ!ハハハハハッ!イイねぇ。最っ高にオモシロイ‼︎これだよこれ。俺が求めてたのはッ‼︎)

(『嬉しそうだな』)

(当たり前だろ。最近魔界に行ってないし、あのじーさんやオッさんにも会ってないし、喧嘩もつまんねーから)

(『まあそうだろ。今のお前に喧嘩を売る奴なんて、力の差が分かってない雑魚か、本当の強者だけだからな』)

(ああ。楽しみだ。早く俺のところまで来てくれよ?男鹿)
あっ、アイツ気絶してる……

「おーい。古市!男鹿連れて帰るぞー」

「っは!…………………なぁ翔太」

「どうした?」

「お前って、さっきの…いや、アレ以上の事出来るのか?」」

「………………………………………………………さぁ?どうだろう?」

「おいッ!なんだよその長い間は!」

「ヤハハハハハハハ‼︎」

「笑ってごまかすなー‼︎」

「それはどうでもいいだろう。それより……ヒルデカルダ」

「………なんだ?」

「これはもう決まりだろ?」

「……そうだな。ハァ、仕方がない。本ッッッ当に仕方がないから、一応認めてやる」

「よし。じゃあアイツ運ぶか。あっそういえば……ヒルデカルダ」

「なんだ?」

「俺と『契約』しないか?」

「は?」

「何言ってるんだよ翔太!」

「悪魔ってのは、人間かじゃぁ本当の力を出せないんだよ。っでどうだ?」

「確か貴様は…ドラゴンと契約していると言ったな。そのドラゴンの名は?」

「えっーと、とりあえず1番使うのが赤い龍【ウェルシュ•ドラゴン】?」

「なっ⁉︎」
(ウェルシュ•ドラゴンだと‼︎大魔王様が『ぶっちゃけ、アイツと戦ったらどっちか死んじゃうから戦いたくない奴なんだよね〜』と言っておられたドラゴンの名を……)

「おい、翔太!その言い方だと、そのウェル何とかドラゴンだけじゃ無いみたいじゃねーか」

「ん?そうだけど?」

「「ハァッーーー⁉︎」」

「………あっ!今の聞かなかった事にして……ヒルデカルダどうする?」

「……………いや、今は止めておく」

「そうか。まっ、その時は言ってくれ。何時でもやってやるよ」

(まさか坊っちゃまが親と認めたドブ男の友人が、赤龍帝と契約していた人間とは…………しかも、1匹だけではなく他にもいるような言い方をしている。これは一応大魔王様に報告をしていた方がいいな)






ーーーーーーーーーーーーーーー

こうして、ドラゴン達と契約している俺は、魔王の親になった友達のせいで色んな事に巻込まれていくのであった
 
 

 
後書き
はい、今回はここまで
誤字脱字があったら言ってください
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