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生意味

作者:神馬鹿
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生意味

 
前書き
二人目

二人目は中学校になって二年連続一緒のクラスになったサッカー部の西郷 蒼大だ 

 
 二人目

 二人目は中学校になって二年連続一緒のクラスになったサッカー部の西郷 蒼大だ
 こいつとは仲が良くクラスでもよく話し、遊んだりしていた。
 「蒼大・・・」と蒼大の家の前で呟いてから話を聞いた・・・やはり家はでかい、親が社長のせいか良い家に住んでいる。イケメン・金持ち・面白いのイケメン三大要素がある
 チャイムを鳴らす
 「・・・出ないな」すると後ろから女の人のに声をかけられた・・・
 「どなたですか?」振り返った・・・「何だ・・・お前か・・・」
「あ、どうも」「上がって」「え・・・?でも?」「まあ、いいから」
こんな展開は期待していなかったのだが・・・まあ、いいか。お邪魔させてもらうことにした。玄関には蒼大の靴は無かった
「蒼大はね・・・」
蒼大の昔話から死ぬまでの話を聞かしてくれた。
おばさんは話すとき鼻をすすり、涙ぐんでいた。しかし話すことは止めなかった。
それを見ると俺も心が熱くなった。
失礼だが聞いてみることにした
「蒼大・・・あの日の前・・・暴れましたか?」と
「蒼大が?暴れなかったわよ」
「・・・え?」俺は振り出しに戻ってしまった。
「ありがとうねおばさん・・・元気出して」「気をつけてね」
振り返った・・・俺は泣きそうになった・・・
あんなに強いおばさんが号泣していた。俺は・・・生きる
 
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