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The end of our world

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第2話 GMO取説

 
前書き
そういえば自己紹介をしてなかったですね。普通は最初にやるものなのに・・・というわけで、今回は二人に即興でやってもらおうと思います!それでは始まります。 

 
天からの声が聞こえたのはある日の昼下がりから二時間後、つまりEIGA襲撃事件から軍の自分の部屋に帰ってきたときだった。
天「はーい今から順番に自己紹介して~」
霊「え!何でそんな急に」
小「いきなりは無理ですよ~」
一体どこから言っているのか分からない声にびっくりしつつ、とりあえず拒否する。
天「そんなこと言わずにたのむZE!」
そういわれても、と思っていると、不意に小野寺が背中をさすってきた。
小「お手本見せて~霊那君」
霊「わかったよ、俺の名前は・・・」
天「カット」
霊「なんじゃそりゃああああ!」
・・・以下要約したモノである(By天の声)。
有具霊那(ゆうぐ れいな)男 23歳 GMO中佐
10歳の時にGMOに入隊 命中率99.99996% 愛用銃はM19
天「この物語はフィクションです」
霊「うん、それはいっとかねえとやばいよな」
といいつつ、心のなかではこんなのでいいのかと思っている。
小「じゃあこんどはわたしが」
天「カット」
小「ええーーーーっ」
霊「ホントかよ・・・」
・・・以下要約したモノである(By天の声)。
小野寺経草(おのでら けいそう)女 23歳 GMO中佐
霊那と同じく10歳の時に入隊、霊那とは幼なじみ 命中率は68%だが、100メートル9秒、さらには握力平均95キロという人間卒業レベルの身体能力の持ち主 愛用銃はP99
霊「よし、これでオッケーかな」
小「GMOについてもかいせつしておいたほうがいいんじゃないの?」
霊「そうだな」
天「カット」
小「早い!」
・・・以下要約したモノである(By天の声)。
GMO(Gun Make Other)は絶海のど真ん中にある島がまるまる軍というちょっと変わった私立軍隊である。兵力は数百人程度だが、科学技術がとても発展しており、結果的に戦力は高めである。紛争や核戦争などといった武力同士の戦いをなんども両成敗へとおいこんだことで知られている。
霊「あ、そうだ、俺の身長は183㎝、小野寺の身長は163㎝・・・でいいんだな?」
小「うん、ていうか霊那君それ置いたら?」
小野寺は俺が手に持っている対戦車ライフルのフィギュア(店員さんとの交渉の末、ゲット)をとって箱から出す。
小「・・・結構クオリティ高いのね」
霊「今時のおもちゃなんてそんなもんだろう」
そのとき、大佐から一報が入った。
大「二人とも、聞こえるか!」
霊「はい!」
小「は、はい」
大「高級ホテル・クロージュが襲われているとの連絡が入った!急いで現場へ向かってくれ!」
小「了解です」
無線を切ると、すぐにヘリを取りに行く。
霊「俺がヘリをとってくるから、小野寺は屋上で俺の荷物も持っていてくれ!」
小「わかったわ」
そのとき、再び無線が。
大「今回のことについていろいろわかったぞ」
霊「全て伝えてくれ」
ヘリを起動させつつ、無線に叫ぶ。だが、続けて言われたことに、無線を落としてしまった。
霊「嘘だろ・・・また始まったか」
大「霊那!応答しろ!」
 
 

 
後書き
無線を落としてしまうほど動揺した霊那、実は、触れられてほしくない過去があった・・・。
次回、第3話「中佐達の過去」お楽しみに! 
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