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剣と魔術の幻想録

作者:平社員
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第二話 ここは...どこ?

 
前書き
リュウ「地図はおいておくか...帰り道わからなそうだしな、コイツら」

リュウは近くの机に地図をのせ、地図を置いておくと適当な奴に知らせ、そのまま盗賊の根城から出ていった

囚われた人A「おい、あの御方地図までおいていってくれたぞ!」

囚われた人B「おお、ありがたい」

囚われた人C「じゃあ、あの御方はどうやって帰るんだ?」

囚われた人A「見たところ魔術師だったぞ?」

囚われた人B「きっと、空間転移魔法とかで帰るんだろう」

囚われた人C「そうか.....忘れてないといいな、空間転移魔法のこと...」

囚われた人B「それはないだろー」

囚われた人A「ないない(笑)」

囚われた人C「だ...だよねー」

~案の定忘れて迷った~ 

 
リュウ「何処だよ此処...村までの道に密林何て在ったか?」

野生の魔物をなぎ倒しつつぼやきながら進んでいく

暫く進んでいくと軽い血溜まりとまるで道筋を残すかのように棒かなにかを引きずった跡を見つけた

相当重いものを引きずったのか深い溝ができている、道の先を見ていくと血の跡が付いている

リュウ「うわぁ、なにこれ何でこんな所に血溜まりができてんだよ...誰かいるのかな、まあ取り敢えず追いかけるか」

と言いながら血痕となにかを引きずったあとの溝を道しるべに進んで行く

10分ほどは歩いただろうか森の最深部に近ずいているためか魔物も徐々に強くなっていく

それを歩く片手間で倒しながらおとした換金部位を拾いながら進んで行く

魔物には等級がありG級からSSS級、EX+級等と言う眉唾物の噂もある

勿論ランクが高ければその分いいアイテム等を落としてくれる

リュウ「ふぅ、結構進んだなぁ...ん?なんだあれ」

目の前には少し大きめの平屋があった、金床や竈があるので鍛冶屋といった所だろう、看板は黒ずんで見えない、だがリュウはこの鍛冶屋に見覚えがあった

リュウ「あれー?ここってたしか...ああ、俺の細剣(レイピア)つくってもらったとこかぁ」

よく見ると平屋の裏側から煙がたっているリュウは(飯でも食ってるのかな、挨拶でもしておくか)と考え裏手に回った、するとそこには大きめの鉄鍋でなにかを煮込んで食べている青年を見つけた、少しばかり細身だがよく鍛えられている引き締まった体つきをしており隣には大きな剣が突き刺さっていた

リュウ「すいませーん此処に住んでいる方でしょうか?」

青年は今こちらに気が付いたのかビックリした様子でこちらに振り替えってきた

青年「はい、まあそうっすけど、親父の知り合いかなんかですか」

青年はめんどくさそうに質問に答え此方に問いかけてきた

リュウ「お名前を聞かせてもらっても?あ、僕はリュウと言いますリュウ·ドラグニカというものです」

青年はめんどくさそうにため息をついて返す

青年「摩雅月(まがつき) (つるぎ)っす剣と読んでくれ、で?何のようですか、ここ宅配圏外区域ですが」

剣はめんどくさそうに立ち上がると家のなかに入るように促した

リュウ「いやぁ、道に迷ってしまってね、帰り道知らないかい?」

すると剣は少し食いぎみに知らないと答えた

リュウ「さて、どうしたものか...」

剣はなにか少し悩んだあとこう提案した

剣「なんなら家に泊まってって下さいよ...あ、時間だ」

リュウ「なんの時間だ?」

剣「何時もこの時間帯になると鍛練に出掛けるんですよ、近くの迷宮にね」

迷宮とは...神々が創った鍛練の場である、魔物が現れ数年後に魔法が現れそのまた数年後に迷宮が現れたのだ、まるで神々が人間が魔物に対策できるように創られたとしか考えられないほどの巨大な物のなのだ
中には勿論魔物が沸く、その為換金部位を集めて一攫千金を狙う狩人(ハンター)もおおい

リュウ「失礼でなければ俺もいって構わないだろうか、なんと言うか他人の家で自分一人は心細いだろう?」

剣「いいぞ、足手まといにならなければな、と言ってもこの国境付近の森の最奥まで服に汚れひとつ付けずに来た奴が足手まといはないか」

と小さく笑う
剣は裏手にあった大きな剣を片手で持ち上げそのまま歩いていった、動き事態は早くもないがこの巨大な剣を持ったまま普通の早さで歩くなど普通ではない、そのことに少し驚きを覚えた

数分ぐらい歩くとそこには洞窟があった、看板には水晶の迷宮と掠れた文字で書いてあった

剣「さぁ、着いたぞ、ここだ」

と言いながら中にはズンズン入っていく、中にはいると名前の通り壁の至るところに水晶が生成去れている

やはり国境付近の迷宮は違う、現れるモンスターも軒並みAランクを越えている...が二人の敵では無かった
剣はその巨大な剣を大きく振り敵を一掃する、リュウは何処からともなくレイピアを取りだし鮮やかで軽やかな剣さばきで敵を駆逐していく、怒涛の勢いですすんでいくと一匹の小さいドラゴンがいた、怯えているように見える、容赦なく剣を振り下ろそうとしたそのとき、ギャアァアと、唸る様な鳴き声が聞こえた

リュウ「待て!!剣なにか来る!!」

そう言うとリュウは臨戦体制に入った
ズシンズシンと地鳴りを起こしながら此方に近ずいてくる
ドラゴンだ、S級魔物で一般のハンターでは叶わないので特殊ライセンスを持っているS級ハンターにしか接触を許されていない接触禁忌種である、しかもこのドラゴンは水晶の洞窟で特殊な進化を遂げたゆなれば言うなればクリスタル·ドラゴンだ、そして怯えているこの小さなドラゴンはこどもといったところだろう、だが何に怯えている?リュウは魔法で自らの肉体を強化しつつその様なことを考えていた、次の瞬間親ドラゴンはぐらりと倒れた、よく見ると身体中傷だらけだ、そしてその倒れた親ドラゴンの後ろから現れたのは

リュウ「魔狼マルコシアス...!!無理だな一旦引くぞ」

剣「マルコシアス?なんだそれ」

リュウ「魔狼マルコシアス、羽を持ち蛇の尾をもつ狼だランクはSSS級...」

剣は知らんと言わんばかりに戦闘体制にはいった

剣「関係ないね、ここにいるやつは全員敵だ!それにはかわりない」

リュウはやれやれとため息をつく

リュウ「はぁ、しょうがないなぁ、じゃあ僕は支援に回ろう」


                           to be continued




 
 

 
後書き
どのようなお方が読んでいるかそもそも読んでいるのか解りませんがお待たせいたしました、平社員です
やっぱり合作小説は難しいですね、どちらが先に書くかで議論になりかけましたが、ああ、やっぱり今回も私が先に書くんだよなぁ、次回はハカイシン様が先に書くかと、まあ戦闘はまかせろーバリバリーと言っていたので
ではまた次回をお待ち下さい('∀`)ノシ
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