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~転生者物語~緋弾を守りしエネイブルと黒き白夜叉

作者:hidezaru
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原作前 一年生時代
  弾込めⅠ ヒスキンとは戦ってはいけない!!

 
前書き
坂田飛鳥 男 16(この話では15) 誕生日 3月30日   

武器 木刀(細身に鞘付きの奴)、ベレッタM93R、左腰に弾薬ポーチ ランクA

解説
前作の主人公であり今作の主人公、能力は変わってないが新たにSEEDとテレポート能力が追加されてる、ついでに頑丈になってる。
坂田はあの<坂田銀時>の子孫になってる、その為髪の色が銀色になってる。
剣術の腕は中々の物、主な流派は坂田流剣術,篠ノ乃流剣術と2つの剣技が混ざってる、父親は武装検事で幼い頃から戦闘スキルを磨いてる、母親は普通の人。  

 
おいっすぅ~~~。

あの後の俺の人生をさらっと説明しましょう。
1,赤ちゃんリスタート 後に坂田銀時の子孫と聞かされた時ふいた。
2,親父が武装検事その為に戦闘スキルが右肩上がり、いじめっこを粉砕破壊の大喝采!!
3,東京武偵高校附属中学に入学、ベレッタM93Rと出会う。
4,東京武偵高校の入学試験←イマココ

さてと…入学試験はキンジと出会わないかがランクに関わるだろう、流石に教官を倒すとキンジがSランクに成れないかもしれん……別に、Aランクでも武偵大学に入ったら大丈夫だろう… 勉強がんばろ。

(ヒスキンに会う=死んだと考えないとな…幸いテレポート能力があるし)

だからといって使いすぎたって、それはそれはで大問題だ…SSRに目をつけられて、強襲科に入れ無くなったりしたら、キンジの監視どころじゃねぇぞ…兎に角頑張ろう、後の事は流れに乗ろう、アメ食べよう。
◇  ◇  ◇
強襲科試験の開始5分経過か……もうそろそろ接敵してもおかしくない、慎重に行動しないと行けないな、壁を背にして突き当たりの角から、顔をだしてみると…

(う……おっ)

同じことを考えてたのか、男子生徒が俺と同じように壁を背にして、此方をみてた――コンタクト!!――相手が放った弾丸をしゃがんで交わし、持っていたベレッタM93Rを三点バーストで発砲。 パパパンッ!! 狙い通りに顔面に命中した。
そのまま俺は相手に向けて突進、相手に馬乗りになりもう一度三点バーストで発砲する、相手はそれをもろに受け気絶した。
が…終わったと思って座り込んだりしたら、ソイツは武偵失格と思う、銃声を聞いた奴等が漁夫の利を狙ってくるかも……いや、必ず来る、俺だったらそうするしな。 俺は馬乗りになった状態から素早く立ち上がり、その場を後にた。


(ふぅ…ここまでくれば大丈夫だろう)

壁に持たれかかりながら座り込む、まぁ戦闘は疲れる物だからこれくらいはいいだろう。 取り合いずベレッタM93Rのマガジンを交換する、まだまだ弾は14発マガジン内に入ってるが一応入れ換えとく、経験上弾は多い方が良いからな。 たかたが一発の差で大怪我おった戦友がいたからな、誰でもあんな経験したら用心深くなるよな、ならサブマシンガンを装備しろよwて言葉は無視だ無視。
しかし……武装ねぇ…。 
原作キャラの武装が変わってると思って、一時期名古屋武偵中学に転入したことがあってな、しかしキンジの武装は原作と変わってなかったけど……理子は変わってるかもしれん。 アイツは自由を得るために戦ってるからな、俺みたいに親父が武装検事だからアメリカの武器が安くてにはいるからベレッタM93Rにしよう……なんて珍しい方だからな。 

(よしいこう)

即断即決。 立ち上がり右腿に釣ってあるホルスターにベレッタM93Rをしまう、さっき武偵校の受付でチラ見したときの、理子の姿形を思い浮かべる――飛鳥のテレポートは目に写るところと、経緯緯度、想像したところに飛ぶ事が可能――軽い浮遊感の後に目を開けると、少し離れた所に理子がいた。

(やっぱり変わっていたか……)

右手に構えるワルサーP99は変わらないが、左手のナイフが刃渡りだけで30cm物に変わっていやがる、恐ろしい……理子は此方に気が付いていないのか此方を向かない。 いっそこのままやっちまうか? そんな考えが頭に浮かんできた所に……ジャリ

(……………テレポート)

さっきの場所を思い浮かべる、理子を身代わりヨロシクな感じでテレポートする。 多分だけど……ヒスキン様のご登場だからだ。
瞬殺される前ににげるんだよぉぉぉ!! しかし、逃げた先がまた良くなかった。

(うおっ!!)

立ったまま飛んだから座りながら出現ではなかったけど、目の前に背を向けて立っている男子生徒がいるじゃねぇか!!  先手必勝。 脳内にこの4文字述語が出た瞬間にはもう俺は動き出していた。
背に釣ってる木刀を引き抜き、そのまま相手の頭に向けて振り抜く!! ガンッ!!
とても心地のよい響きと手応えとともに、目の前の相手が倒れ……無かった。 なんとか踏ん張ってたようだが追撃に前蹴りを放ち、さらにさらにもう一度木刀で相手の頭を叩く、流石に二回目は耐えられなかったのか崩れていった。 

(くそ!! 疲れてるのにまた移動かよ)

木刀の音は知られてないが結構響く、そのままダッシュでまたその場所から逃げ出す。 もう何度目のダッシュなんだよチクショウ。ケッ。 


(俺は神に呪われてるのか……)

一瞬天照様が現れるが、あの天女のような優しい人がそんなことをするのは思えん。 おれの不幸スキルか……orz
俺が何に不幸だって? 移動中に敵とエンカウントしてしまったが、ほぼ秒殺でのしてやったぜ!! 問題はそのあとだ……曲がった先に銃撃戦中の男子生徒と女子生徒がいるのだ、今のところは女子生徒が優先だ。 特に問題ないだろと思ったそこの君、男が女を叩いていいと思ってるのか!! そんなやつは男の風上にも置けないと俺は宣言する。  
んなこと思ってたら戦闘が終わっちゃったよ……クソッ、こうなったら行きなり突撃で首をチョップで気絶させよう、そうしよう。
2……女子生徒が愛銃なのかモスバーグM500カットオフモデルをリロードしてる
1……リロード中
0!! 俺は飛び出し、ホルスターから抜いていたベレッタM93Rをセミで発砲しようとするが――足の高さに仕掛けられたワイヤートラップに気付かずに。 しまったと思うがもう遅い、ベレッタは手から離れて滑っていったし、相手は此方に向けてショットガンを向けてきた。  バァンッ!!
銃声が聞こえたがそんなもんよく聞こえなかった、なぜなら銃声と一緒に仲良く痛みがきたからだ、金属バットを持ったヤンキー共にに袋叩きに殴られたような感じで……内蔵いったかな?
しかし……この程度で気絶するような柔な鍛え方はしちゃいねぇぜ!! 全身のバネを使って飛び起き、油断していた女子生徒に近付く、銃を持っていない方の左手を掴みとり、

[でやぁぁぁぁぁぁぁ!!]

自分を鼓舞するために大声をあげ、そのまま背負い投げをする。 女子生徒を地面に叩きつけそのまま放っておく、ほっといても動けたりはしないだろう。 滑っていたベレッタを拾いあげ、そのまま別の場所に移動する前に、そこで蠢いてた男子生徒に向けて、

[死ぬがよい]

打ち所が悪けりゃ死んじまうゴムスタン弾をうつ、蠢いてた男子生徒は多分気絶した。  しかし、さっきから派手に撃ち合ったりしてたのに、漁夫の利を狙ってくる奴がこないな、あらかたヒスキンに殺られたか……心を決めとかないとな。
口から出てきた血を拭いながら、俺はヒスキン……いやヒステリアモードのキンジと戦うことを心に決めた。


[いやはや……見事な腕だなこりゃ、一種の地獄絵図じゃねぇのか?]

その原因の人物に向けて話しかける、ヒステリアモードになったキンジの強さは異常すぎる……キンジの回りには殺られた奴等がごろごろいやがる、緑色の迷彩服を着ている人が教官だろう、気絶してやがるし……合唱。 

[挑んで来たら本気で相手をするのが礼儀だからね]

うぅ~む、ヒステリアモードのキンジの声は普段の50倍はかっこよくなってるな、喋りながらスキを探すのも手慣れてやがる、キンジはもう銃を抜いてるから、その気になれば撃てるからな。

[それもそうだな……そういや一度俺は――]

その瞬間!!  
俺は行きなり右手を前に出す、その手には何もないようにみえるがよくみると細い糸が握られている、次の瞬間……パァン!!
発砲音!! 実はここに来る途中に男子生徒と一人出くわしてしまったな、速攻倒したんだがその武器を使って、原始的な遠距離発砲装置を作ったのだ!! 武偵は戦うだけじゃ生きてないからな……うけいりの台詞だけど。

[うおっ!?]

予想通りにキンジはビビりながら、大きく体勢を崩していった。 チャンスはここしかない!! 心の中でそう叫び、俺は後ろに手をやり木刀を抜刀!! シュッ!! 頼もしい音を響かせる愛刀は、キンジの首筋目掛けて近づいていった!!

(ヒスキン捕ったぞ!!)

そうおもった……しかし、ヒステリアモードのキンジは俺の……俺の想像をはるかに越えた方法で木刀を止めたのだ――首と肩で木刀を受け止めるとゆう、ミスったら即死の技でだ。

(マジかよ)

気がついた時にはキンジは流線的な動きで俺の左腕を掴みとり、俺が一番得意な《背負い投げ》で俺を投げ飛ばしたのだ。
◇  ◇  ◇
(チクショウ……首と肩で木刀を受け止める奴がいるかボケェ、あんなん真似できませんわ!!)

転生前は関西人だったので、素の関西弁出てきてるほど俺は怒ってるようだ。 因みに今いる場所は男子寮の4人部屋の右下のベットだ、くじ引きでこの場所になったのだ。

(しかし……)

新品のAランクの証明書を眺める、転生前はただの中学生だったのに今はエリートなAランク武偵か……。

(ほんっとうに、人生は何が起こるかわからねぇな)

今さらだと思う事を考えながら、明日の始業式に備えて俺は寝るのであった。     
 

 
後書き
6月……雨のふるこの時期に飛鳥は悩んでいた……単位と現実問題にだ。
これを打破するために飛鳥は仲間達と共にとあるクエストに挑むのだが……

次回
弾込めⅡ[吉原での戦い]

感想とかお待ちしてます。 
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