ガンダムビルドファイターズ ~try hope~
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波乱?の準決勝と進化 後編
前書き
さてさて。やっと準決勝まで来ました。そして、主人公を軽く修羅場にして見ました。書いててオラ楽しかったです(笑)最近ガンプラの写真を掲載するか悩んでいますが、載せてくれと感想欄に書いてあったら載せようかと思っています。
ーーー--
「落ちろ! 」
クアンタがビームマグナムで撃ってくるが、それをかわしてハンドガンで反撃する。
しかしそれはGNシールドで防がれた。
今度はアロンダイトを構えてこちらに接近してきた。
「ブレイドファング! 」
ブレイドファングでアロンダイトの攻撃を防ぎ、そのまま左足で胴体に蹴りを入れてふきとばす。
「まだまだだね」
「うるせい!行けドラグーン! 」
ドラグーンを六つ全部飛ばしてきて攻撃してくるが、それをかわして一基ずつ破壊していった。
「くっそぉ!トランザム! 」
機体は真っ赤に染まり、こちらに向かってきた。
「いきなり!? 」
もうスピードで接近してくるクアンタに、ハンドガンやら頭部バルカンで狙い撃つも、それは全て回避され近づかれる。
「死ねぇ! 」
アロンダイトを振りかざしてきたのをソードで受け止めるも、徐々に押されていく。
「くっ!なら! 」
集中して、頭の中をクリアにし、そして機体の推力を最大にした。
「なに!? 」
「この………バカ野郎! 」
アロンダイトを受け流し、そのままクアンタにタックルくらわせた後に、ソードを振りかざすも、頭部に少し当たった程度だった。
「アスランめ………お前はいったいキラとアスランどっちの真似をするんだよ!? 」
今度はソードピットを四基飛びしながら聞いてきたので、一つフッ…。と笑みを溢した。
「あえて言うなら………両方だ! 」
ーーー--
「つ、強ぇ~…」
「あの時よりも強くなっていますね…」
AGEは左腕と左足を切断されて、Hi-vガンダムはシールドだけ破壊されていた。
「仕方ない………ジュンイチ!一時撤退するよ! 」
「わかった! 」
Hi-vガンダム達がデブリ群の所に移動した。
「逃げられたか!追うぞ! 」
「ええ! 」
そうやって、俺達もデブリ群の所に移動した。
「にしてもめちゃくちゃあるな………どこに行ったんだ? 」
「確かにね。これじゃ射線が全然通らない………ってまさか誘われてない?私達? 」
気づいたときには遅く、遠くから強大な大型ビームがこちらに向かってきていた。
「ヒロヤ!危ない! 」
反応が遅れ回避が不可能の時、V2が俺に向かってきて遠くに吹き飛ばされた。
「シノーーーー!」
ファンネルのビームシールドと、V2自身のビームシールドを展開するとビームのなかに呑み込まれた。
砲撃の出力が終わったのか、V2が姿を現してきたが、それはもう動かないようだった。
「ヒロヤ、後は頼んだわよ。これだけの出力を撃ったんだから、きっと相手のエネルギーは少ないはずよ」
「すまん!後は任せろ!じゃあ行ってくる! 」
羽を出して、急いで砲撃のあった場所へと向かった。
ーーー--
「クオンーーー! 」
「くっ! 」
トランザム中のクアンタに向けて、ブレイドファングで斬りかかる。
アロンダイトでそれを防いでビームマグナムを撃ってこようとしたのが見えたので、宙返りして回避し、そのままソードを横にしてフリーダムはまっすぐクアンタに向けて突っ込む。それをギリギリかわされたがビームマグナムを破壊した。
「くそっ!トランザム中だってのに何で!? 」
「確かにトランザム中の機体に、何もしていない機体が追いつくなんて厳しい。だけど、その機体には決定的に足りないものがある! 」
「なんだと!? 」
アロンダイトで斬りかかってきたの、こちらもソードを振りかざすと、アロンダイトが破壊された。
「そ、そんな………」
「それは………愛だ!ガンプラに対する愛が籠っていない!これが決定的な敗因だー! 」
「う、うるせー!!だったらこれでもくらえ!アラウザルバースト!! 」
そういうと、クアンタの背後に粒子の円盤が現れた。
ビームサーベルを二つ抜いてこちらに向きって来た。
「速い!? 」
回避しきれず右腕が切断され、そのあと左足も切断された。
ブレイドファングを投擲すると、背後の円盤で防がれた後に破壊された。
「これで終わりだ!くそ兄貴ー! 」
そう言って、クアンタがまっすぐビームサーベルを突きつけながら向かって来たのをフィルマメントビーム砲で迎撃しようもするも、それも円盤で防がれてしまった。
「くっ! 」
「落ちろーーー!! 」
とっさにビームシールドを展開するも、クアンタはそれをフリーダムごと貫き、フリーダムを撃破した。
ーーー--
「少なくとも今のでどちらかは撃破したと思うんだけど、出来ればヒロヤさんが撃墜されてくれてれば助かるけど」
「ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャーの消費は激しいはずなのに、それをGNドライブと接続して撃つなんて考えたな!さすがリンヤだぜ! 」
「けど油断しないで。きっとどっちかが向かってきているはずだから」
そう確信していると、ケルサスガンダムがこちらに向かってきていた。
ーーー--
「いた!あそこか! 」
「やはりヒロヤさんが来ましたか! 」
ライフルとファンネルで攻撃してきたのを、グラディウスとルミノックスで弾いた。
「覚悟しろよリンヤ! 」
「そのセリフ!そのままお返しします! 」
すると、ファンネルがフォーメーションを組んだ。
「今だ!プラフスキーパワーゲート! 」
すると、どこにいたのかAGEがトランザムを発動してGNソードⅢを突き出しながら、そのフォーメーションを潜った。通るたんびにAGEはスピードを上げてきた。
「まずい! 」
グラディウスとルミノックスに粒子を纏わせた直後、AGEがものすごいスピードでケルサスガンダムに向かってきていた。
「ぐっ! 」
なんとかそれを二刀で受けるも、勢いが止まらずそのままデブリ群を抜けて、巨大デブリ『ソレスタルビーイング』に激突した。
「終わりだ!ヒロヤ先輩! 」
勢いが止まらず、デブリの中へと押されていく。
何か!何か手はないのか!?
ーーー--
「ハァハァ………やったぞこの野郎。大口叩いといてその様か」
すると、時間がたったのかアラウザルバーストが丁度切れたようだ。
「さて、次はリンヤとジュンイチの所に行くか」
そう思い移動しようとすると、背後に攻撃が当たった。
「な、なんだあれは!? 」
攻撃した方をみると、先ほど撃破したフリーダムのバックパックが戦闘機になっていた。
「これが………僕の切り札だぁー!! 」
すると、ドラグーンを射出して攻撃してきた。
さらに、フィルマメントビーム砲と、MDEビーム砲も撃ってきた。
「しまっ!? 」
かわしきれずに、バックパックと頭部と、残っていた四肢が破壊された。
「さっき言ったことをもう一度言おう。ガンプラに対する愛が籠っていない!それがお前の敗因だ! 」
MDEビーム砲で、クアンタを撃ち抜き撃破した。
ーーー--
「ぐうぅ! 」
どうする?このままじゃ潰される………とにかく何か反撃をしないと!
焦ったせいか、間違って左のコンソールでスロットを開いてしまった。
「ヤベッ!………って何だこれは? 」
左のスロットには一つだけ、『SP』と書かれてあるスロットがあった。
何かわからないスロットか。けどこのままじゃやられる………なら!
『SP』を選択すると、ケルサスガンダムが姿を消した。
「な!?どこに!? 」
「ジュンイチ!!後ろ!! 」
「へっ? 」
気づいたときにはAGEはバラバラに切り刻まれていて、撃破された。
そしてそこには、真っ赤に染まったケルサスガンダムがいた。
「トランザム!?そんな!GNドライブはどこにも見当たらないのに!………まさかガンプラの中に!? 」
「なんか知らないけど、なんとかなったな。さて………行くぞ! 」
二刀に粒子を纏わせて、Hi-vガンダムに急接近する。
「はやっ! 」
「遅い! 」
Hi-vガンダムの両腕を切断し、そのまま両足も切断、頭部も破壊した。
ファンネルで攻撃してくるが、全てかわして全基破壊した。
「はあああああ!!! 」
Hi-vガンダムを真っ二つに切り裂き、撃破した。
『BATTLE ENDED』
ーーー――
「全日本ガンプラバトル選手権中高部、準決勝勝利チーム。天之川学園、チームトライホープ」
ワアアアアアアアア!!!
「ハァハァハァ…つ、疲れた… 」
「お疲れ様。かっこよかったわよ」
「え?あ、どうも」
「おっ?照れてるの?照れてるのかにゃああああ!!ギブギブ!! 」
からかってきたので、トウイの首をしめた。ほーらほら。楽しいか?楽しいだろ?
「楽しくない楽しくない!全然楽しくないよ! 」
「まあまあ。その辺にしてあげなさいよ」
「ちっ!ほらよ」
首閉めから解放したら、トウイが咳き込んでいた。
「姉さん、ヒロヤさん、トウイさん。今日はありがとうございました。僕たちの分まで頑張ってくださいね」
と手を差し出して言ってきた。その手を握り握手した。
「ああ任せろ!お前達の分まで頑張ってやる! 」
「あんたは呑気応援でもしててね」
「はい!では僕たちはもう戻りますね。二人とも行こう」
「ありがとうございました! 」
「家に帰ったら覚えてろよー! 」
「なんてベタな捨てセリフを…」
そうやって、リンヤ達は去っていった。
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