ハイスクールD×D大和の不死鳥
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2少女とパーティー
私が目を覚ますと誰かに背負ってもらっていた
「………ここはどこ?」
背負ってる人が私の方を向いた
「目が覚めて良かった、大丈夫?」
「……大丈夫」
死んだはずなのになぜ生きてるの?
「ここはどこ?」
「ここは冥界だよ。君は世界の狭間で倒れていたけどどうしたの?」
少女説明中~
「そうだったんだ、愛する人の為に自分を犠牲にしてまもったんだね。僕とおんなじだね」
私と君がおんなじ?
「僕もね愛する人を庇って死んだことがあるんだ、自分を犠牲にしてまもれたから君とおんなじだよ」
私とおんなじ………
「人の人生に絶対は無い。信じていれば必ずあえるから会えることを信じて?」
初対面の私になんで優しくできるの?集もそうだった。
「僕の名前はヤマト、君は?」
「………楪 いのり」
私の名前………
「いのりさん、歩ける?」
起きるまで背負ってくれていたの?
「……うん、大丈夫」
ヤマトの背中からおりて自分の足でたてたはたてたが
フラッ
「一人ではまだ無理みたいだね」
倒れそうになったときヤマトが助けてくれた
「……ありがとう」
周りの三人から殺気を感じてるのは気のせいかな?
「どういたしまして。でさそろそろ殺気を止めてくれるかな?」
ヤマトも気づいていた。全員殺気をとどめた。
「その子とイチャイチャしているから悪いのよ」
「イチャイチャしていたことは否定しないけどいのりさんとは初対面だから仲良くしているだけだよ?」
「それでも~」
なにこの人達こわい
「リアス、簪と姉さんを連れて先に城に戻って皆に連絡しておいて」
「ヤマトはどうするの?」
「いのりさんと話しながらいくよ」
私と?
「僕も一緒に……「先に行っててね?」あぅ~」
「わかったわ、先に行って待ってるわ」
「うん、よろしく」
三人の下に変なのが浮かび上がって消えた。
「いのりさんいこ?」
「………うん」
なんで私のためにここまでしてくれるんだろう?
「いのりさん、この腕の紋章わかる?」
ヤマトは私に左手の紋章……『王の能力の紋章』を見せてきた。
「いつからあったの?」
「いのりさんが起きたすぐに見つけた」
罪もないヤマトに罪の力を……
「これ何なの?」
「それは………」
『そいつを渡してもらおうか』
この声……涯?
来た道に向くと涯がいた
「貴様はだれだ?」
『お前に名乗る必要はない、いのりを渡せ』
また、運命に従うの?
ヤマトは私を抱き寄せる
「断る」
「なら死ね!」
剣で襲ってくる涯
「緋月!」
地面から緋月と言う剣を取り出し涯の剣をはじき涯を後退させた。
「『天翔・縁』」
私達と涯の間に木の壁ができた
「いのりさん、ごめん」
何で謝るの?
そう思った私だけどヤマトがお姫様だっこをしてきたことで意味が分かった。
そのまま城の門まで走ってくれた。
◇
俺は敵から逃げ、いのりさんをお姫様だっこをした状態で城まで走った。
「あら、随分速いわね?」
城の門前にはリアスが待っていてくれた
「何でその子をお姫様だっこしているのかしら?」
「いのりを狙った敵の襲撃にあって、逃げるためにしたことだ」
これはなにされてもしかたないよな?
「その子を狙った敵?この世界の住人ではないってことかしら?」
「おそらくな、ここでは何だし中に入れてくれないか?」
本当のところ腹減った
「わかってるわ、先に着替えてもらうわ」
確かにIS学園の制服はまずいよな
その後俺といのりさんは別々に着替えパーティー会場の前まで来た
「緊張してきた」
「ほら、速く行きましょう」
「わかってるよ、いくよいのりさん」
「………うん」
バタン!
パンパンパンパン………
俺が入ったと同時にクラッカーが何発も破裂する
『おかえり、ヤマト!』
かなり大きなパーティーになったな。
驚くのも当たり前、会場には魔王をはじめ、天界のミカエルやイリナ、堕天使のアザセル、グレモリー眷属とシトリー眷属など豪華な顔ぶれ。ステージには『ヤマトおかえり会』と大段幕がぶら下がっている
「ただいま、皆!」
帰ってこれたんだよね、俺は皆のところに……リアスのところに。
続く
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