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ハイスクールD×D大和の不死鳥

作者:sou×yuki
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14ソーナと新たな仲間

翌日の昼休み俺はリアス様に呼ばれ部室にむかっていた。

一緒に歩いてるメンバーはイッセー、木場、アーシア、レナの4名である

「(ご主人様、昨日の戦いを拝見しました)」

「(そう、イッセーとアーシアには正体は言ってないよな?)」

「(もちろんです。)」

そう、俺がフェニックスである事はこの面子ではイッセーとアーシアは知らないのだ。

旧校舎の部室の前につきドアを開けるとグレモリー眷属の他に女性と男性がいる。

「リアス、彼が?」

「そうよ。私のボーイフレンドのヤマトよ」

俺と一緒に部室に入った四名が口を大きくあけている。

「ヤマト、説明頼む」

「あとで説明してやるから生徒会長が見てるぞ」

「せ、生徒会長……?」

 ソファーに座る生徒会長を見たイッセーが震えた声で呟いた。

 まあ、学園でリアス様、朱乃さんに続く3番人気の美少女だからな。

 イッセーがだらしない笑顔で眺める理由も分からないわけでもない。

「なんだ、リアス先輩。もしかして俺たちのことを兵藤やヤマトに話していないんですか? 同じ悪魔なのに気づかない方もおかしいけどさ」 

 男子に生徒会長が静かに言う。

「サジ、基本的には『表』の生活以外ではお互いに干渉しない事になっているのだから仕方ないのよ。それに兵藤くんとアーシアさんとヤマトくんは悪魔になって日が浅いわ。」


生徒会長は俺とイッセーに向き合って自己紹介をする。

「初めまして、私は駒王学園の生徒会長の支取蒼那です。真実のお名前はソーナ・シトリー。上級悪魔シトリー家の次期当主です」

「会長の家も72柱の一つということですか?」

「シトリー家もグレモリー家やフェニックス家と同様、大昔で生き残った七十二柱の一つ。
 この学校は実質グレモリー家が実権を握っていますが、『表』の生活では生徒会、シトリー家に支配を一任しております。
 昼と夜で学園での分担を分けたのです。」

「会長と俺達シトリー眷属が日中動き回ってるからこそ、平和な学園生活を送れてるんだ。
 それだけは覚えておいてくれてもバチは当たらないぜ?
 ちなみに俺の名前は匙元士郎(さじげんしろう)。二年生で会長の『兵士』だ」

「俺達と変わらねぇ」

すると匙はため息をし嫌な顔をしてこちらに言ってくる

「俺としては、変態三人組の一人であるお前とそれと一緒にいるお前と同じ何てのが酷くプライドが傷つくんだけどな・・・」

「な、なんだと!」

「俺もかよ」

「女子更衣室を覗くという事をしているから生徒会でも悩んでいるだよな~」

「うるさいやい!!」

「俺はしてないぞ!」

「おっ?やるのか?こう見えても俺は駒4つ消費の『兵士』だぜ?
 最近、悪魔になったばかりだが、兵藤やヤマトなんぞに負けるかよ」

ヘヘーンっと挑発するサジ。

「サジ、お止めなさい」

「し、しかし、会長!」

「今日ここに来たのは、この学園を根城にする上級悪魔同士、最近下僕にした悪魔を紹介し合うためです。
 つまり、あなたとリアスのところの兵藤くん、アルジェントさん、ヤマトくんを会わせるための会合です。
 私の眷属なら、私に恥をかかせないこと。それに―――――」

「今のあなたでは勝てません。兵藤くんは駒を七つで、ヤマトくんの駒は一つでもフェニックス家の三男を倒し何より━━━」

少し間をおき

「ヤマトくんは聖獣フェニックスです」


「「「ええぇぇぇぇぇぇ!!」」」

まあ、普通こうなるよな

「嘘だと思うのなら正体を出していいがまたの機会にするよ」

「そうですね。私達はこれで失礼します。昼にやっておきたい書類があるので、それと新人悪魔同士仲良くしてやってください」

そういいのこし生徒会長とサジは部室をあとにした。

「で、ヤマトさっきの説明を頼む」

えーめんどくさ

「昨日のリアス様とライザーの結婚パーティーに殴り込んでライザーと一騎打ちでフルぼっこにしてリアス様をお姫様抱っこしながら飛行して俺からプロポーズしただけだよ」

イッセーが血涙を流してるが気にしない

「ねえ、ヤマト?」

「なんでしょうか?リアス様」

「これからあなたのお家に住むけどいいかしら?」

「わかりました。それとレナ以外に二人すんでますけどいいですか?」

「かまわないわ。二人とは誰のことかしら?」

「もうじききます」

そういうと魔法陣が現れた

「この魔法陣はフェニックス家の!」

リアス様の言葉通りフェニックス家の魔法陣だ。
魔法陣の光が強くなり二人の女性が現れた

「お久しぶり、ヤマトお兄ちゃん」

「お久しぶり」

「ああ、久しぶりと言っても数日ぶりだけどね」

王のリアス様を始めグレモリー眷属の面々が驚いている

「紹介します。今日から僕の家にメイドとして住んでもらう雪と秋です」

「雪です。よろしくね」

「秋です。よろしくお願いします」

「説明頼めるかしら?」

しないとあとが大変だろうな

「ライザーとのレーティングゲームの時に犠牲の駒にされてたんでスカウトしました。ついでにここに通うことになってますしオカ研に入ることになってます」

「そう、これからよろしくね」

昼休みが終わり、放課後に秋と雪の歓迎会を開いて楽しんだ。それともうじき球技大会だから練習をしなくちゃならない

続く 
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