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俺が愛した幻想郷

作者:茅島裕
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俺は愛せる? 幻想郷...
式神の力ってすげぇ...
  第十四話 大体能力のせい

 
前書き
バレンタイン当日のうp主妹紅の日記

朝起きた、psvitaの電源をつけてフレンドリスト凝視
二度寝

お昼前に起きた

大分前から、「私はチョコが嫌いだよ?」と宣言しているのにも関わらずお母さんがチョコを渡してきた(布団に投げてきた)
と言うかバレンタインデーだと言うことにそのとき気がついた
起きたばかりでチョコを食べる気にはならないので取り敢えず冷蔵庫に閉まって置いた

そして夜

親が寝た後のリビングは私の時間。冷蔵庫に放置していたチョコを取り出してテーブルに置いた
袋詰めになっていたので袋から取り出した。箱があった
開けた

チョコの中にお酒が入っているやつだった...

そのとき思った。母親は私のことを殺す気なのだろうと
ますます気持ち悪くなる

でも、食べない訳にはいかないので... 一つ口の中に放り込んだ。うん、美味しい。最初だけは、ね
後味の甘ったるい感じとお酒のなんか薬っぽい感じが混ざって二つ目を拒絶するのだ... 確か中に入ってたのはウィスキーだったかな。ふへってなった

でも食べない訳にはいかないのだ
二つ目を放り込む
噛み砕いて数秒、即座にコップを取り出し冷蔵庫を開けて最初に目についた牛乳をコップに注いで牛乳を口の中に...


バレンタイン当日は二つしか食べれなかった

ちなみにもう全部食べました
なんかめんどくさくなったので一気に全部口に入れて食べました
鼻の奥が痛くなったけどね。プールで鼻に水が入ったときのあの痛みに似た痛み


で、そんなことがあった故
今回の話はちょっとおかしいです。怖いです
主に後半ですけどね
最初の方はチョコをもらう前から書いてたやつなので

最終的には、ただうp主の私がおかしかっただけなのにおかしい話をストーリーに重ねると言うおかしい×2となっております
まぁ、見てくれればわかります

本編どぞ 

 
みかんを買う前に何気なく買った棒付きキャンディー。違和感が凄かった... あんな和風な、むしろ和風でしかない道のなか、棒付きキャンディーが売っている店があるのだ。違和感しか感じない。他にも、ドーナツとかカステラとか... あったぞ。どうなってんだ、幻想郷... ただ、一つ言えるのは、その売ってるキャンディーやカステラは、一昔前にブームになったが今では忘れ去られている、販売中止になっている物ばかりだった。いや、それしかなかった。そこで思った。現実でもう使われなくなった物、捨てられた物、そんな物達が集まるのが幻想郷なのでは無いのか...と。幻想入りと言ったところだろう。よくよく考えてみれば、妖怪だとか式神だとか巫女だとか。確かに今でも一部では言われているけれど、全然話になっていないのだ。だから、この幻想郷には式神が居る、妖怪はまだ見つけてないからわからないけど(紫が妖怪っぽい)

キャンディーを一本口に突っ込みながらひょんなことを考えて家に帰った


■■■


「どう?遠かった?」

「いや、全然。行きはなんかすっごく遠かったけど... 誰も悪くない、誰も悪く無いぞ...」

炬燵に中っていたら紫が突然現れてそう聞いて来たのでそう返した。自問自答
いえいえ、いつも僕の心の中は自問自答ですゆえ

買ってきたみかんを炬燵の上にある籠の中に入れる。ついでに湯呑みを取ってお茶も淹れる。飲む

「なぁ紫よ」

「なに、紫よ?」

「紫って妖怪なのか?」

「そうだけど、知らなかったの?」

「知る余地もないだろ。聞いてないし」

「聞かれてないし」

「あったかいんだし?」

「いや、まだ幻想入りしてないわよ。多分...」

炬燵あったかいんだから...
そう言えば橙と藍さんは何処に行ったんだろう。帰ってくるときも見てないし... 自分の部屋に行ったのかな? まさかと思うが自分の部屋が無いとかはないよな? 廊下で寝てお掃除ロボットに挨拶とかないよな? 紫の式だから何体死んだって良いとかないよな? 今居る藍はお前しかいない!!っとか臭いセリフ吐く様なことないよな?

あ、そう言えば服... 服着替えなきゃいけないな。テレポートで俺の元家から持って来れないかな。ついでに自転車(マウンテンバイク)も... でもこの能力ちょっと疲れるんだよなぁ...

「能力使うと息が上がるのってどうしてだ? やっぱあれか、MP(マジックポイント)とかそう言うのか?」

「まぁ、そう言う感じのよ。正確には魔力や霊力ね。能力によって消費する物が違うわ」

「ん〜... つまり、魔法系の能力は魔力を消費して、俺見たいな能力は霊力なのか?」

「そうそう。相変わらずあなた頭の回転速いわね」

「伊達にこんな世界(げんそうきょう)想像してないぜ」

「あ。把握」

そのあと数秒温んだ。ゆっくり炬燵を出て、自分の部屋に向かう為、襖に手を付ける....と、ここであることを知りたくなった

「使い過ぎたら... 死ぬのか..?」

背を向けて、低い声でそう聞いた

「死ぬんじゃない?」

「かっる!! 軽過ぎないか!?」

「冗談よ。誰も"死には"しないわ。"死には"」

なんで"死には"を強調したんだ... 怖い、この人怖い。ぶっ倒れたりするのか? あのスキマから出たときみたいになるのかっ!? あれは嫌だぞ、マジで辛かったからな。死ぬかと思ったわ
慣れれば良いのだろう。慣れれば



■■■


あの後、紫お母様にお風呂に入れと言われたので入った。どうせ服を着替えるのなら丁度良いだろう
あくびをしながら自分の部屋に入る。いつでも寝れる様、布団を敷いておこうと思っていた。だが、既に敷いてあった。まぁ... 橙が中で寝てるからだろ。知ってた
少し前から気になっている長い前髪を弄りながら、元居た世界の家の構造を思い出し、服がしまってあるタンスを思い出す

「家で着る服と外で着る服とで二着ありゃ大丈夫だよな...?」

布製の物が擦れる音が聞こえ、それと同時に右手に重みが生じる。まずはTシャツ。黒い何も書いていないただの長袖Tシャツ。灰色のジーパン。寝間着は... 今着てるシャツで良いとしよう。でもそれ言ったらなんで服を出さそうとしたんだっけか...? 橙によだれ垂らされたからだよな? でももう乾いたよ... 臭いとかそう言うのは考えないでくれ。いや、俺たち男にとって美少女のよだれは臭いではなく"匂い"だと... やっぱなんでもない。疲れてるのかな、俺

先ほどから弄っている前髪。たまに目に刺さるのだ。良い加減髪を切らなきゃな、なんて思って居たが... 幻想郷に床屋はあるのだろうか? いざとなったら自分で切るが。前に自分で切ったとき大失敗して大変な思いをしたのであまり気はのらない。切ってから幻想郷にくれば良かった

ふと、腰をかけていた机の中が気になった。法則でもなんでもないが、人間と言う者は机の中を見たくなるのだ。法則と言うのならば、机の中を何処から見るか... そこで使われる、左の法則。人間は左から調べる法則がある。らしい

「と言うわけで左から」

何も入っていない

「なんか。知ってた」

続いて右

「なんだこれ...?」

大きな引き出しに小さなメモ書きが入っていた。メモの内容を調べる

式神の飼い慣らし方

「どんなメモだよっ! ってかなんでここにあんだよ...」

思わずそう叫ぶ。と

「んぅ〜... なんですか。うるさいですねぇ」

橙が起きてきたのだ

「そこで寝てる橙が悪い。よしんばこの部屋が橙の部屋だとしてもこのメモ用紙があるって自体おかしい」

「わかりました。廊下で寝てきます」

「悪かった。俺が悪かった。だからここで寝てろ」

「はいっ! でも、目が覚めちゃいました」

目を擦りながら布団を出て俺に近づいてくる橙

「何見てるんですか?」

そりゃ、君達式神を飼い慣らす為のメモだよ。なんて言えるはずもない

「明日の朝ごはんのメモ」

なんで寄りによって朝ごはんのメモなんて口走ったんだよ俺... どんだけ楽しみなんだよ楽しみだよちくしょう

「え〜 朝ごはんなんですか〜?」

「橙」

「私ですか?」

「そう。朝ごはんは橙。だから寝なさい?」

「むしろ寝ませんよ、寝れませんよそんなこと言われたら」

「じゃあ朝ごはんじゃないから寝なさい?」

「じゃあ朝ごはんはなんですか?」

「そんなに知りたい?」

「知りたいですよ」

「俺」

数秒の沈黙と口を栗見たいな形にして俺を見やる橙。そしてその数秒と言う秒数が終わると橙は無言で布団の中へ潜って行った

メモをくしゃくしゃと丸め、ポケットに突っ込む
橙が布団の中から言った

「朝ごはんはいらないので起こさないでください」

俺は嫌われてるそうです



■■■


あの後、布団に入ったら橙に足を引っ掻かれたのでまた机に腰掛ける状態になったどうも八雲琥珀です。めちゃくちゃ嫌われてます

しょうがないのでちゃんとした嘘を考えてみるとします。あくまでも嘘ですけどね

「橙。ごめんね?」

もぞもぞと布団の中で橙が動く

「橙が可愛くて朝ごはんにしたくなったんだ。ごめんね?」

「つまりそれって自分がかっこよ過ぎて朝ごはんにしたくなったとも言えますよね? さっき最後に朝ごはんは俺って言ってましたよね?」

あ、橙。もしかして激おこ? ぷんぷんしてる?

「なぁ橙よ。自分で言うのもなんだが今の俺なんかおかしくないか? 考えてることと言い口走ってることと言い」

「考えてることはわからないですけど。確かに口走ってることはなんかおかしいですね。言うならば... 心にも思ってないことを言っている、適当...? 無感情とかでは無いですけど」

そう。それだ。自覚する。自覚できた。もう既に自分が何を言っているのかわからなくなってきてもいる

機嫌を治したわけでも無く、そもそも機嫌を悪くしていたのかもわからないが。橙は布団から出て俺の顔を見た。そして問いかけるように

「痛くないですか。足」

「ああ。子猫に引っ掻かれるくらい。むしろご褒美だと言っても過言ではない」

見たところ血も出てないし。強いて言うならヒリヒリするくらいだ。砂道で転けたくらいの痛さ

「ちょっとだけ。ちょっとだけで良いので、さっきまで言っていたことを思い出してください」

さっきまで言っていたこと...? 朝ごはんがどうのこうのか。あれは橙を騙す嘘。橙にあのメモを見せないよう、知られないようにした偽装。だが... その偽装はどう考えてもバカ過ぎる、何が朝ごはんだ。ホントに、思ってもないことを口走ったのだ。無意識に... この場合、無意識と言うより無感情、無関心、無気力... 何も考えていない。"無"だ

「っ!?」

後ろ、部屋の隅を向く
何もない。誰も居ない、ただの角だ

「どうしました?」

「なんか... 気配を感じたから」

なんて言ったらいいかわからない。ただの気配。何かが居ると言う気配。紫か? とも思ったが... 紫だったら、俺が気配に気づいたことを一足先に気づいて出てくる。増してや気配を消して逃げることはない。さらに用が無いのに来たりもしない。なんだったのだろうか...?

「もしですよ。もし、さっきの琥珀さんは能力にかけられて居たとしたら」

「その能力のせいで無心になって居た。橙の能力か?」

「いいえ。私の能力じゃないです。仮にその能力を琥珀さんにかけたのが私だとしてもなんの為にかけたのですか。かけた挙句に嫌な人呼ばわりして足引っ掻いたんですよ? ただの嫌がらせじゃないですか。虐めです虐め」

「わかってる。橙がそんなことするわけがない」

ただ、先ほど橙が放った言葉に突っかかる点がある。なんの為にかけたのか、だ。その感じた気配が能力をかけた、そもそも能力が、それらを前提に話を進めているが。そうだとしたら、今後何が起きるかわかったもんじゃない
これもまた異変ってやつなのか?
なんでもかんでも異変にするな、なんて霊夢に言われそうだが... どうせ明日は博麗神社に行くのだ。紫ではなく霊夢にでも聞いてみよう
もう寝てしまおう。ちょっと怖いが、仕方ない
そしてその前に

「ごめん」

「いきなりなんですか。調子狂っちゃいますよぉ」

「謝らなければ俺の気が狂いそうだったから」

「許しますよ。っと言うかもう許してますよ〜。琥珀さんが悪いんじゃありませんし」

そうだな、と一言。そして何も考えずにただなんとなく、布団に入った。そのうち橙が入ってくる
おやすみ

 
 

 
後書き
「そうだ。結局あのメモは何が書いてあったんですか?」

「朝ごはん」

「朝ごはんはなんでした?」

「橙と俺」

「許しますよって言いましたよね? あれ、"あべこべ"でした。すいません」 
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