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魔法少女リリカルなのはvivid ーライジングバーストー

作者:末武克之
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第8話 終わりと新たな物語

 
前書き
試合の最後 

 
ーヒュウガー


俺は目を閉じて意識を集中していた。

「少年時間だぞ!」
そう響鬼さんは言った。
俺は腰にベルトを装着して試合会場に向かった。


~リング~


俺は変身して対戦相手が来るのを待っていた。
対戦相手は去年と3年前に優勝したジークリンデ・エレミアだ。
敗ける可能性は高いが俺には多く先輩ライダーの力がある。
絶対に負けたりしない。
「おおっとチャンピオンの登場です!」
そう実況は言った。
俺はベルトのボタンを押して大橙丸とデンガッシャーを両手に持ちながら戦闘体勢に入った。

「セットアップ」
そう言ってジークリンデさんは大人スタイルになった。
「さぁ!この大会最後の試合は何とも珍しいですね!初参加の高月ヒュウガ選手とチャンピオンのジークリンデ・エレミア選手の対決は目が離せません!」
そう言って実況は俺達の名前を言った。
「始め!」
そう審判は言った。
俺はデンガッシャーでジークリンデさんに攻撃を仕掛けた。
ジークリンデさんは両手に鉄の鎧の様な物で攻撃を防いだ。
「まだだ!」
俺は大橙丸でジークリンデさんの鉄の鎧を破壊しようとした。
しかし大橙丸は一撃で破壊された。
俺はデンガッシャーをアックスモードに変形させて攻撃を仕掛けた。
ジークリンデさんはそれを拳にしてデンガッシャーも破壊した。
「何と!ジークリンデ選手高月、ヒュウガ選手の武器を破壊したぞ!」
そう実況は言った。
俺は自分の武器が破壊された事に少し驚いた。
「やるね!ならかなり本気を出さないとヤバイね!」
そう言って俺はライダーの中で一番頑丈な武器を取り出した。
「君は楽しいの?」
そうジークリンデさんは聞いてきた。
「うん!こんな楽しい戦いはディケイドの門矢士さんとの戦い以来だよ!」
そう言って俺は片手にまだ使った事もない武器を取り出した。
それは仮面ライダーディケイドの門矢士さんが俺に渡してくれた武器だ。
その武器の名はガンバブラスターとガンバソードの2つだ。
俺はガンバブラスターのトリガーを引いて強力なエネルギーの弾丸がジークリンデさんに直撃した。
俺は撃ちながらジークリンデさんに近づいてそのままガンバソードで攻撃を仕掛けた。

ガンバソードの切れ味は並の怪人やライダーなら倒せる程の力を持っている。
「うおおお!」
俺はガンバソードでジークリンデさんの鎧を少しずつ破壊していった。

「ここだ!」
俺はガンバソードに重い一撃を入れてジークリンデさんの鎧を破壊した。
そのままライドバーストを発動した。
「ガンバカット&ガンバショット!」
そう言った瞬間ガンバブラスターの銃口が少し伸びてガンバソードが鉄の剣からビーム系の剣が出てきた。
俺はガンバソードでジークリンデさんに連続で斬り掛かった。
ジークリンデさんはそれを片手で防いだ。
そのままガンバブラスターの銃口をジークリンデさんに向けて放った。
エネルギーの塊がジークリンデさんの腹部に直撃した。
俺はガンバソードとブラスターを消滅させてジークリンデさんを見た。
ジークリンデさんはゆっくりと立ち上がって俺を見た。
俺はジークリンデさんのLIFEを見た。
まだLIFEは14500だった。
俺はガチで戦うことにした。
「鉄腕!」
またあの魔法でジークリンデさんは攻撃体勢に入った。
俺は武器なしの素手で戦うことにした。
「ウオオオ!」
俺はベルトのボタンを押して技を発動した。
「アギト!この技借りるぜ!」
俺はアギトの必殺技のシャイニングライダーキックをジークリンデさんに撃ち込んだ。
ジークリンデさんは腕をクロスして攻撃を防いだ。
「なら!こいつだ!力を貸してくれ!オーズ!」
俺は背中に赤い翼を生やして空高く飛んだ。
使用した必殺技はプロミネンスドロップだ。
ジークリンデさんの肩にコンドルの爪が食い込んだみたいにジークリンデさんはダメージを受けていた。
「どうだ!」
俺はジークリンデさんのLIFEを見た。
LIFEは9999だった。
俺はベルトのボタンを押して技を発動した。
「力を借りるぜ!ハリーさん!」
俺は片手にエネルギーを集めてジークリンデさんの頭上からハリーさんの必殺技のイレイザーヘッドを放った。
ジークリンデさんはそれを片手で打ち消した。
俺はまたボタンを押した。
「今度はお前だ!ミウラさん!」
俺は足に力を込めてミウラさんの技の空牙をジークリンデさんの腹部に撃ち込んだ。

ジークリンデさんはそれを喰らって俺の足を掴んで拳で俺の足をへし折った。
バキッ。
「ぐあああ!」
俺は苦痛で立ち上がることができなかった。
「これで右脚のを使う技は使えなくなったやろ」
そうジークリンデさんは言った。
俺は痛みを我慢しながら立ち上がろうとした。
「諦めてたまるかよ!」
俺はそう言って立ち上がった。
「諦めが悪いんやね」
そうジークリンデさんは言った。
俺は自分のLIFEを見た。
LIFEは13200だった。
俺は絶対に負けないと思いながら意識が薄れていた。
『っち!ここで負けるようではガンバライダーとは呼べないな!』
そう誰かが言った。
「誰だ?」
俺は聞いた。
『俺はガンバライダーアクート!』
そう言った瞬間俺は意識を失った。


ーヴィヴィオー


私は観客席からヒュウガ君の試合を見ていた。
ヒュウガ君の体から何か嫌な気配を感じた。
そしてヒュウガ君は片手を前に出した瞬間大きな赤い剣が出てきた。
そしてヒュウガ君はゆっくり歩きながらチャンピオンに近づいた。
「何だかいつものヒュウガ君じゃないよ」
そう私は言った。
「だよね!ヒュウガ君の気配が違うよね!」
そうコロナは言った。
「何があったんだよ」
そうリオは言った。
「高月さん」
アインハルトさんはヒュウガ君を心配した目をしていた。

「うおおお!」
ヒュウガ君は大きな剣でチャンピオンに攻撃を仕掛けた。
そしてヒュウガ君は剣を下に向けた瞬間赤い霧に包まれてそのままチャンピオンを包んだ。

その光景は狂った戦士が剣でチャンピオンの拳を破壊していた。
「フェイトちゃんあれ見てどう思う?」
そうなのはママはフェイトママに聞いた。
「まるで聖王の戦い型みたいだね」
そうフェイトママは言った。
ヒュウガ君はいつものスタイルとはかなり違っている。
「止めないと!」
そう私は言った。
「やめた方がいいですよ!」
そう後ろの席のミウラさんは言った。
「何でですか!」
私はミウラさんに聞いた。
「彼は試合ごとに強くなっている、それに今の彼を止めるのは不可能です」
そうミウラさんは言った。
私は試合を見るとヒュウガ君は片手を前に出してチャンピオンの体を炎で包んだ。
「あれは!ミウラさんの戦いで使用した技!」
そう私は言った。
「凄まじき拳!」
そうアインハルトさんは言った。
「どうしよう!ヒュウガ君はチャンピオンを殺す気だよ!」
そうコロナは言った。
ヒュウガ君は走り出してチャンピオンの腕に強力な一撃を打ち込んだ。
チャンピオンは天井に飛ばされた。
そのパンチ力に私達は驚いていた。
「ハッハハッハハ!」
ヒュウガ君は笑いながらチャンピオンが落ちてくるのを待っていた。

チャンピオンは意識が無いのか天井からゆっくりと落ちてきた。
どっさ。
ヒュウガ君はゆっくりと歩きながらチャンピオンの髪を掴んでチャンピオンをスタンドまで投げ飛ばした。
ヒュウガ君はゆっくりと歩きながらチャンピオンに近づいた。


ーヒュウガー


俺は小さな光を見ていた。
その光には大きな剣を持った仮面ライダーがいた。
白いボディに赤い大剣を片手に持ちながら誰かの首を掴んでいた。
俺はその人物を見て驚いた。
それはヴィヴィオの聖王スタイルだった。
俺は両手を見ると手は血だらけになっていた。
「ヴィヴィオ!」
俺は血だらけの手でヴィヴィオを救おうとした。


ーヴィヴィオー


私はヒュウガ君の歩き方と武器の使い方が何だか違っていた。
「ヒュウガ君!」
私は大声でヒュウガ君の名前を呼んだ。
ヒュウガ君は私の方を見てこう言った。
「なるほど聖王の高町ヴィヴィオか?」
そう言ってヒュウガ君はベルトのボタンを押してボウガンの様な物を私に向けた。
私は走ってヒュウガ君に近づいた。


ーヒュウガー


俺は自分の体をどうにかコントロールしようとした。
「俺は大切な人を失いたくない!」
そう言って俺はガンバライダーの変身を解いて体からアクートの力を剥がした。
悪の力が解除された瞬間ガンバライダーカードからデータの様な数字が人の形になっていた。

そこには白いガンバライダーが立っていた。
「俺から離れるとは器用だな!」
そうガンバライダーは言った。
「お前は何者だ!」
俺はガンバライダーライジングに変身して聞いた。
「俺はガンバライダーアクート!貴様の影だ!」
そうガンバライダーアクートは言った。
俺はアクートの武器を見て思った。
こいつがヴィヴィオを殺そうとした奴だと。
「お前が俺の影なら!俺が倒す!」
俺はベルトのボタンを押してガンバソードを取り出してライドバーストを発動した。
「ほ~!俺と戦うか?」
そうアクートは聞いてきた。
「ああ!あんたを倒す!」
俺はそう言ってガンバソードを片手に持ちながら言った。
「ふん、やめておこう」
そうアクートは言った。
「楽しみは最後にとっておこう!」
そう言ってアクートは別の世界へ行った。


ーヴィヴィオー


私はヒュウガ君の立ってるリングまで走って行くとガンバライダーが二人もいた。
そしてその一人はどこかへ消えた。
「ヒュウガ君!」
私はヒュウガ君に抱きついた。
「うおっと」
ヒュウガ君は倒れて手が私のお尻を触っていた。
「ひゃ!」
私は少し色っぽい声が出た。
「なんだ?何か柔らかいものが」
そうヒュウガ君は言った。
「ひっ!アクセルスマッシュ!」
私は必殺技をヒュウガ君のボディに打ち込んだ。
それを喰らってヒュウガ君は変身が解けた。


~閉会式~


私達は閉会式に出て並んでいた。
「今年の優勝は高月ヒュウガ!仮面ライダーライジング!」
そう大会委員長は言った。
ヒュウガ君は普段の姿でトロフィーを受け取った。
「ええ、一言どうぞ!」
そう委員長はマイクを渡した。
「この大会で色々な人達に出会って楽しかったです!」
そう言ってヒュウガ君はチームナカジマの私達を見た。
「チームナカジマの皆!愛してるぜ!」
オオー。
そうヒュウガ君の一言で私達は顔を真っ赤になった。


続く
 
 

 
後書き
次はヴィヴィオのご先祖様の話です! 
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