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鈴仙の生活日記

作者:妹紅
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鈴仙の生活日記 5ページ目

 
前書き
読んでくれてありがとうございます。
前回のあらすじ。
文が捕まった。以上。 

 
「さてと…文を探すために…」

妖怪の山へ向かっていた。
椛の協力を得るためだ。

「椛さんに何をしてもらうんですか?」

「ちょっと、このあたり見回してもらおうと思ってな。」

と、いうことで、到着して予想通り椛が見張りをしていた。

「今回も文さんに何か用ですか?」

警戒されているようだ。
ま、前回のことについては結局証拠出せなかったわけだし…

「いや、今回用があるのは椛なんだ。」

そう言って椛に事情を説明した。
椛はそれを聞くとびっくりした様子で…しかし冷静にしていた。

「文さんが行方不明である可能性が高いと…そうですね。私も協力します。」

椛の協力が得られ早速見渡してもらうことになったのだが…

「誰かがすごい勢いでこっちに飛んできます…あれは…妖夢さん?」

妖夢と聞いて私と魔理沙さんは臨戦体制に入った。
椛もそれを見て身構えた…が、椛が身構えるより早く妖夢…夜弥は椛の後ろに回り込んでいた。

「…!? 椛!」

椛は避けようとするが遅かった。夜弥の魔法陣に捕まり、身動きがとれなくなった。
椛は抵抗する…が無駄だった。あの魔法陣から抜けられることはなかった。

「椛…これを見て?」

そう言うと夜弥は椛にしか見えないようになにかの写真を見せた。
椛はそれを見るとすべてを察したように魔理沙と私にこういった。

「ごめんなさい…手を…引いてもらえますか?」

「な…椛。何を言ってるんだぜ?」

「そうですよ…手を引け、だなんて…夜弥さん、あなた一体何を…?」

「何を…って、文の写真を撮ってそれを見せただけよ?
-----傷だらけで椅子に縛り付けてあるやつをね。」

魔理沙は絶句する。
文が…そんな簡単に…?
そんなはずない。文は…もっと強いはずだ。
鈴仙も魔理沙と同じ事を思っていたようだった。
夜弥……どれだけ強いのか…

「ま、それだけだから。椛は頂いていくわよ。」

「ま…待てっ…!」

魔理沙さんが叫ぶ。しかし、それで止まるわけがなく、夜弥は魔法陣の中に消えていった。

「くそっ……!」

魔理沙は空を睨んだ。 
 

 
後書き
はい。見てくれてありがとうございます。
今回は前回に比べて圧倒的に長いですね。
毎回このくらい書けるよう頑張ります。
良ければ評価お願いします。
 
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