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マクロスFー時空を越えた者ー

作者:末武克之
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第2話 友達

ークモンー


俺はオズマ隊長の命令で近くの学生寮に世話になった。
部屋はベットと冷蔵庫があった。
俺はオズマ隊長に渡されたお金で服と下着を買ってそれをカゴに入れた。
俺は今パソコンであの怪物を調べていた。
怪物の名前はバジュラ。
突如としてマクロスに現れて多くのマクロスを破壊していったらしい。
「とりあえず明日は学校だな」
俺はそう言って眠りに入った。



~次の日~


俺はカバンを片手に持ちながら学校に向かった。


~美星学園~


俺は職員室まで歩いていた。
「おい!」
いきなり誰が俺に話し掛けてきた。
振り向くと髪の長い男子生徒が立っていた。
「ん?」
俺は男子生徒をじっと見た。
「お前転校生か?」
そう男子生徒は聞いてきた。
「ああ、そうだけど?」
俺はそう言って男子生徒の目を見て話した。
「変わった奴だな」
そう男子生徒は言った。
俺は何も言わずにこう言った。
「お互い様じゃないかな?」
そう言って俺は男子生徒と話をしていた。

「お前名前は?」
俺は男子に聞いた。
「早乙女アルト」
そうアルトは言った。
「俺はクモン・サイトだ!よろしくな」
俺はそう言って左手を差し出した。
「あ、ああ!」
そうアルトは握手した。


~航宙科2年の教室~


俺は先生に自己紹介をするように言われた。
「クモン・サイトです!趣味はロボット造り、好きなことは空を飛ぶことです!」
そう俺は言った。
「え~君の席だが早乙女の隣に座ってくれないか」
そう先生は言った。

「はい!」
俺はその早乙女の生徒の隣に座った。
「よう!」
隣にはアルトがいた。
「よう!」
俺はカバンを机の近くに置いてアルトに挨拶をした。
「お前が航宙科の転校生とはな」
そうアルトは言った。
「驚いたか?」
俺は聞いた。
「ああ!」
そうアルトは言った。


~放課後~


俺はアルトに片手を掴まれて付いてきてくれと言われた。


~滑走路~


俺は何故か滑走路に来ていた。
辺りを見ると生徒が何人か不思議な服を着ていた。
「お前はやらないのか?」
そうアルトは聞いてきた。
「いや、俺はモビルスーツの操縦は好きだがそれ以外は全然ダメでな」
そう俺はアルトに言った。
「モビルスーツってなんだ?」
そうアルトは聞いてきた。
「え~とロボットだよ」
そう俺は言った。
「ああ!そういうことか」
そうアルトは納得した。

「あ!アルトくーん!」
後ろから知らない女の子が走ってきた。
「おう、ランカか」
そうアルトは言った。
「アルトの知り合いか?」
俺はアルトに聞いた。
「ああ、ランカ・リー俺の友達だ」
そうアルトは言った。
「へぇ~」
俺はそう言いながらランカを見た。
「あれ?貴方どこかで会った気がするんだけど」
そうランカは言った。
「気のせいじゃないか?」
俺はそう言って空を見ていた。
「あの、名前はなんて言うんですか?」
ランカは聞いてきた。
「クモン・サイトだ」
そう俺は言った。
「私はランカ・リーよろしくね」
そうランカは言った。
「ああ!」
俺は左手を差し出した。
それを見てランカは俺の左手を掴んで握手した。
「よろしくな」
そう言って俺はカバンからノートパソコンを取り出した。
「何やってんだ?」
アルトとランカはノートパソコンを覗き込んだ。
「ああ、今造ってる機体の改造版を考えてるんだ」
そう言って俺はデータをパソコンのファイルに入れた。
「お前ロボットとか造れんのか?」
そうアルトは聞いてきた。
「ああ、小さい頃からロボットを造るのが趣味でな」
そう言って俺は空を見ていた。
「あ!クモンくん今日予定とかある?」
ランカは聞いてきた。
「いや、特には無いけど」
そう俺は言った。
「今日クモンくんの歓迎会しない?」
そうランカは言った。
「えっ!」
俺は少し驚いた。
「アルトくんも来ない?」
そうランカはアルトに聞いた。
「そうだな、ミシェルとルカも呼んでいいか?」
そうアルトはランカに聞いた。
「うん!待ち合わせ場所は娘娘[にゃんにゃん]に集合ね!」
そうランカは言った。
俺は逃げる隙もなく仕方なく学生の生活を過ごすことにした。


~クモンの部屋~


俺は服を適当に選んでそれを着てサイフを持って娘娘の場所まで歩いていった。


~街中~


俺は歩きながら辺りを見ていた。
昨日の戦いの傷跡が何十ヶ所も残されていた。
俺があのとき上手くバジュラを破壊していれば被害は少なかったかもしれなかったかもしれない。
そう考えながら俺は歩き出した。


~娘娘~


俺は娘娘に入るとアルトと二人の男が立っていた。
「アルトお待たせ」
そう俺は言った。
「よう、遅かったな」
そうアルトは言った。
「ああ、ちょっとな」
俺はそう言ってアルトの隣に座った。
「注文は適当にしてくれだってさ」
そうアルトは言った。
「んじゃあ、銀河ラーメンをいただくわ」
そう俺は注文した。
「アルト先輩この人が転校生のクモン先輩ですか?」
そうアルトを先輩と呼ぶ青年は聞いてきた。
「ああ、こいつが転校生のクモン・サイトだ!」
そうアルトは説明した。
「よろしくな」
俺はそう言った。
「僕はルカ・アンジェローニです」
そうルカは言った。
「ああ、よろしくな」
俺は手を差し出した。
それをルカは握り返した。
「俺はミハエル・ブランだよろしく」
そうミハエルは言った。
「ああ、こちらこそ」
俺はミハエルに言った。
「お待たせしました!銀河ラーメンとマグロマンです」
そうランカはトレーを片手に持ちながら器をテーブルに置いた。
俺は銀河ラーメンを食べながらノートパソコンの今のガンダムウルフのデータを見ていた。

機体のパワーバランスはストライクガンダムとあまり変わらない。
最強に近づけるのは大変そうだ。


~18時18分~


俺はラーメンとマグロマンを食べ終えて学生寮に帰宅しようか考えていた。
「あ!アルトくんクモンくん一緒に帰らない」
そうランカは言った。
「ああ、」
アルトは頷いた。
「俺も暇だから別に構わないぜ」
そう俺は言った。
「んじゃあな!ミハエル!ルカ!」
俺は手を振った。
「ああ、」
そうミハエルは手を少しだけ振った。
「お休みなさい」
そうルカは頭を下げた。

俺とアルトはランカが来るの待っていた。
「お待たせ」
そうランカは言った。
「よし、帰るか」
そうアルトは言った。
「明日は休みだから暇だね」
そう俺は言った。
「明日はシェリルのコンサートがあるから観に行かないと!」
そうランカは言った。
「お前等な」
そうアルトは呆れていた。
ウーウーウー。
いきなりサイレンが鳴り始めた。
俺は空を見ると何かがマクロスフロンティアの内部に入った。
「バジュラ!」
俺はそれを見てケータイのアドレスのオズマ隊長に電話した。
「オズマ隊長!バジュラがマクロス内部に侵入しました!」
そう俺はオズマ隊長に電話で連絡した。
プープー。
オズマ隊長に連絡ができなかった。
「っち!」
俺はペンダントでガンダムウルフを起動して呼んだ。
「いや、」
そうランカは怖がっていた。
「っくそなんだありゃ」
そうアルトは言った。
すると上からYF25が落ちてきた。
俺は中を見ると誰も居なかった。
「クモン!俺がそいつに乗るお前はランカを連れて逃げろ!」
そうアルトは言った。
「いや、その必要はないぜ!」
俺は空中からゆっくりと着陸する人形の機体を見て言った。
「あれは!」
アルトはそれを見て驚いていた。
「いくぜ!」
俺はガンダムウルフに乗ってバジュラを倒すことにした。

「喰らいやがれ!爆熱ゴットフィンガー!」
俺はバジュラの背中の角を掴んでそれを破壊した。

そして15分間の間しか使用できない機能を発動した。
「燃え上がれ!トランザム!」
俺はそう言った瞬間ガンダムウルフのボディが赤くなった。
「いくぜ!」
俺はバジュラの腹部にゴットフィンガーを発動したまま宇宙空間までバジュラを運んだ。


~宇宙空間~


俺はバスターライフルにエネルギーを集めてそれをバジュラの頭に向けて放った。
「トランザムブラスター!」
赤いビームはバジュラの体を貫いた。
俺はバジュラの体を完全に消滅させるためにエネルギーを75%にしてバジュラを跡形もなく消し飛ばした。

「宇宙空間がこんなに静かとはな」
俺はそう言ってマクロスフロンティアに帰艦した。


~マクロスフロンティア~


俺はガンダムウルフから出てアルトに色々聞かれた。
あのバジュラの事とガンダムウルフの事を。
だが俺は教えたくなかった。
この関係が壊れるんじゃないだろうかと。

続く 
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