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IS レギオン

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第12話

 今日から、リムパック参加艦艇アメリカ編です。今回は海軍編その一です。空母編です。それではどうぞ。

 おっとその前に簡単に2041年のアメリカ海軍の概要を説明しようとしましょう。

 2041年のアメリカ海軍は、現在(2014年)のアメリカ軍よりも無人化が推し進められていると思うので、艦載機の一部(哨戒機、管制機など)を除くほとんどが無人機として運用されており、現在よりも艦載機数が増えていると考えられています。また、『霧の艦隊』の出現事件(但し、アメリカには『霧の艦隊』は出現しておりません)を受け、更なる無人化が推し進められており、また、艦搭載型レーザー砲(対空用)(日本及び『霧の艦隊』の技術供与を得た国々の一部未装備)及び電磁砲(日本及び『霧の艦隊』の技術供与を得た国々よりは低出力)を装備。


 リムパック参加アメリカ艦艇は、総数18隻です。

ジェラルド・R・フォード級×1(参加艦艇名 ユナイテッド・ステーツ)

 ジェラルド・R・フォード級最終艦である本艦は、船体設計の特徴としては、A1B 新型原子炉を含む多くの新型機材の採用、レーダーによる捕捉を妨げるためのステルス技術の導入、電磁式カタパルト、新型の着艦制動装置、操作人員の省力化が挙げられる。アメリカ海軍は最新技術の逐次投入および広範囲なオートメーション化により、乗員の削減、空母運用コストの低減が図れるとしており,更に、2番艦以降から装備された対空用小型レーザー砲塔を装備する。

 スペック

排水量 満載:111,800 トン
全長 352 メートル
全幅 51メートル
吃水
機関 A1B加圧水型原子炉 4基
蒸気タービン 4基
推進器 4軸
速力 最大30+ノット(56+ km/h)
乗員 操艦1,180名 - 航空団:1,480名
艦載機数 計118機以上
兵装 ファランクス CIWS5基
ESSM 短SAM12連装発射機4基
RAM 近SAM28連装発射機7基
対空用近接レーザー砲4基
レーダー AN/SPY-7 多機能型(4面) 1基

 ジョージ・F・ケナン級×1(参加艦艇名 ヘンリー・A・キッシンジャー)

 アメリカ海軍史上歴代艦船の中で1番の規模を誇る本艦は、2030年に一番艦が竣工した。現在3番艦まで予定されているが4番艦以降は未定。最大の特徴は、艦橋が艦の中心にあり、ダブルアングルドデッキを採用(左右に斜め甲板)しており、前後にそれぞれVLSを各50セル装備する。前級である、『ジェラルド・R・フォード級』を上回る規模と能力を秘めている。

 スペック

排水量 満載:13,8800 トン
全長 384 メートル
全幅 125メートル
吃水
機関 A1B加圧水型新型原子炉 6基
新型高圧式蒸気タービン 6基
推進器 6軸
速力 最大35+ノット
乗員 操艦1,080名 - 航空団:1,080名
艦載数 計135機以上
兵装 スーパーファランクス SCIWS8基
ESSM 短SAM12連装発射機8基
RAM 近SAM28連装発射機12基
対空用近接レーザー砲10基
対艦・対潜・巡航・多目的VLS 100セル(前後合計)
レーダー AN/SPY-10多機能型(6面) 1基

 ミッドウェー級×4(コーラル・シー、レプライザル、バストーニュ、ウォルヴェリン)

 現在続々と竣工中である、中型通常型空母。アメリカ海軍が今まで大型化を突き進んだ空母を原点に立ち返り見直した空母であり、船体は、強襲揚陸艦である『アメリカ級』を発展させたタイプである。純粋に航空機のみを効率的に運用するのが目的であり、世界各地の小中湾港での補給・補修が出来る。また、効率的に短期間(おおよそ1~1.5年)で建造・艤装・竣工できるために関係者の中では「現代版のエセックス級』との呼び名が高い。
命名基準も原点に立ち返り今まで大中小の通常型空母の名を戴いている。
 また、大型空母一隻に付き中型空母1~2隻追随方式が採られている。
現在10番艦まで竣工しており、4隻が艤装中であり、6隻が建造中である。さらに、2隻が追加する予定。

 スペック

排水量 満載:55,070 トン
全長 277.3 メートル
全幅 35.3メートル
吃水8.9メートル
機関 CODLOG方式
新型ディーゼル発電機 (6,800 kW) 6基
補助電動機
(5,500 hp/4,700 kW) 2基
LM3500+新型高効率ガスタービンエンジン
(45,000 hp/37,000 kW) 2基
速力28ノット
乗員750名
兵装 ファランクスBlk.5B 20mmCIWS 4基
20mm単装遠隔/自動機銃 15基
Mk.58 18連装ミサイル発射機
(シースパロー短SAM) 4基
Mk.98 42連装ミサイル発射機
(RAM近SAM) 2基
艦載機 45機以上80機以下
C4I SSDS Mk.8 mod.15
(CEC, NTDS対応)
レーダー AN/SPS-80E 3次元式 1基
AN/SPS-98A(Ⅷ)9 対空捜索用 1基
AN/SPQ-25B 低空警戒用 1基
電子戦・
対抗手段 AN/SLQ-64B(Ⅸ)4 電子戦装置
Mk.70 NULKA デコイ装置

 
 巡洋艦編

 アムスターダム級原子力ミサイル巡洋艦×3(参加艦艇 アムスターダム、タラハッシー、バッファロー)

 現在(2041年)アメリカ海軍が竣工中の最新鋭巡洋艦である。タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦の後継艦である本艦であるが、船体は、『アーレイ・バーク』級ミサイル駆逐艦を一回り大きくしたものである。また機関は、前々級であるバージニア級原子力ミサイル巡洋艦から再採用された原子力機関であり、最新鋭空母『ジョージ・F・ケナン』級で採用された物の改良小型である蒸気タービンギヤ減速2軸推進原子炉A2C を2基採用。また、新型機材の採用、レーダーによる捕捉を妨げるためのステルス技術の導入、新型の着艦制動装置、操作人員の省力化が挙げられる。武装関係も原子力機関を採用した事による高性能電磁砲などを搭載出来るようになり、また防空兵装も小型高出力レーザー砲を搭載出来た。その代わりにステルス性能に若干の問題点を残すが、アメリカ海軍のミサイル巡洋艦の中では、最多の38隻を建造を予定し、2019年から現在までに14隻竣工5隻慣熟訓練中6隻艤装中5隻建造中8隻船体50%~80%完成。

 スペック

排水量 基準:9,852トン -
満載:10,897トン
全長 191.8メートル
全幅 19.8メートル
吃水 10.9メートル
機関A2C加圧水型原子炉 2基
蒸気タービン 4基
推進器 2軸
速力 最大33ノット以上
航続距離 20ノット:原子力の為ほぼ無限。
乗員 158名
兵装 Mk.1 10cm電磁加速単装砲 1基
Mk.90 25mm連装遠隔自動機銃 4基
Mk.15 20mmCIWS 2基
40mm単装遠隔機銃 6基
近接対空レーザー砲 2基

Mk.41 mod.0 VLS (91セル)
• スタンダードSM-3 SAM
• スタンダードSM-5 ABM
• ESSM 短SAM
• VLA SUM
• トマホークを発射可能
Mk.201 ミサイル8連装発射筒
(ハープーン SSM用) 2基
Mk.83 3連装短魚雷発射管 2基
艦載機2機
C4I USQ-235 GCCS-N
NTDS mod.10
(リンク 6A/33/38/41)
Mk.11 AWS
AN/SQQ-108
Mk.89 TWS (SWG-8A TWCS)
SWG-1 HSCLCS (RGM-99用)
レーダー AN/SPY-4D/E 新型多機能型(6面) 1基
AN/SPS-59 対空捜索用 1基
AN/SPS-65(英語版) 対水上用 1基
AN/SPG-73(ドイツ語版) ミサイル射撃指揮用
※Mk 99 FCSのサブシステム 4基
AN/SPQ-9B 低空警戒/砲射撃指揮用
※Mk 86 FCSのサブシステム 1基
ソナー SQS-53B/C/D 艦首装備式 1基
SQR-19 曳航式 1基
電子戦・
対抗手段 AN/SLQ-89(Ⅸ)4 電子戦装置
AN/SLQ-40 対魚雷囮装置
Mk45 SRBOC チャフ・フレア展開装置


 駆逐艦編

ルー・ゲーリッグ級駆逐艦×4(参加艦艇 タイ・カッブ、トリス・スピーカー、ヒュー・ダフィー、 ジョー・ディマジオ)

 現在のアメリカ海軍最新鋭駆逐艦である本艦は、前級の『ズムウェルト級』の反省とさらなる発展型として竣工した。1番艦であるルー・ゲーリックは2026年に竣工し、現在8番艦まで竣工しており、2隻艤装2隻建造中、6隻建造予定である。本艦の最大の特徴は、武装関係を甲板に完全収納式であり、『ズムウェルト級』よりもステルス性を大幅に強化するタイプである。また、低出力ながらも小型防空レーザー砲を装備する。また、艦名基準も各種スポーツ殿堂表彰者の名を戴いている。

 スペック

排水量 満載:15,897トン
全長 193 メートル
全幅 25.7 メートル
喫水 7.4メートル
機関 新統合電力システム(NIPS)
MT60ガスタービン発電機
(75 MW/145,000 hp) 2基
LM800ガスタービン発電機
(8 MW/14,200 hp) 2基
非常用新型ディーゼル発電機 複数
アルストムⅡAIM2電動機
(69.6 MW/89,980 hp) 2基
スクリュープロペラ 2軸
速力 最大30.3ノット以上(56+ km/h)
乗員 96名 航空要員:16名
兵装 AGS 89口径145mm甲板収納式単装砲 2基
78口径60mm単装砲(CIGS) 2基
短射程対空レーザー砲 1基
Mk.79 VLS(40セル) • ESSM 短SAM
• トマホーク CM
を発射可能 6基
艦載機 1機
レーダー AN/SPY-5 多機能式 (5面) 1基
AN/SPS-96 対水上/航海用 1基
ソナー AN/SQS-74 中周波式 1基
AN/SQS-91 高周波式 1基
AN/SQR-31 曳航式 1基

  強襲揚陸指揮ドック型輸送艦編

アンコン強襲揚陸指揮ドック型輸送艦級×1(参加艦艇名 アンコン)
 2028年に計画された、『海軍統合艦計画』による計画された艦で今までの艦種をできるだけ統合し、指揮・情報などをスムーズにするために計画された艦。1番艦は、2037年に竣工し、2番艦は、艤装中,3番艦以降は、計画中。今までに建造された『ブルー・リッジ級揚陸指揮艦』、『アメリカ級強襲揚陸艦」、『サン・アントニオ級ドック型輸送揚陸艦』の能力を一つにまとめた艦である。
その為、甲板上には各種通信アンテナが設置し、方面艦隊の情報の配信、統御を司り、艦上構造物はステルス性が考慮されている。特にマストについては周囲が八角柱に近い構造のパネルにより覆われた先進発展型閉囲マスト/センサーとなっており、外部からのレーダー波を反射し、自艦の電波は透過するようになっている。前部のマストにはSPS-97対水上レーダー、後部のマストにはSPS-99対空レーダーを装備する。また外部クレーンまでもステルス形状となっている。
艦内にドックおよび貨物積載空間を確保しているために、煙突は左右非対称の配置となっており、右前部と左中部にある。艦内は、概ね艦の前部や艦上構造物に兵員居住区、艦の中部は、上から航空機格納庫、車両甲板、機関部。車両の搭載は重視されており、車両甲板は三層4,798平方メートルの広さとなっている。ウェルドックにはLCACを3隻またはLCUを2隻収容できる。またこの艦から双胴型の艦になった為に、発電装置も改良発展型のECODLOG方式(電気・ガスタービン新複合推進(hybrid-electric propulsion system)とも)が採用されたこれは、低速機としてはディーゼル発電機と補助電動機(APS)による電気推進、高速機としてはゼネラル・エレクトリック LM8800+ガスタービンエンジンによる機械駆動推進を行うもので、高速機と低速機の切り替えは15ノットを基準とする。従来艦で搭載されていた蒸気タービン主機関と同等の出力を備える一方、燃料消費を半分以下に低減できるという低燃費性を備えている。
航空運用機能
飛行甲板の構成はおおむねアメリカ級のものが踏襲されており、ヘリコプター発着スポットは11ヶ所、エレベーターはデッキサイド式で3基(それぞれ力量68トン)が設けられている。当初は西欧諸国の軽空母のような改良型スキージャンプ勾配の設置も検討されたが、V/STOL機の発艦効率が向上する一方でヘリコプターの発着に使えるスペースが減少することから、最終的には棄却された。

従来から海兵隊で運用されていたV/STOL戦闘爆撃機のハリアー Ⅲ、その後継機のF-35N、ティルトローター輸送機のMV-22G、大型輸送ヘリコプターのCH-53E/Kをはじめとして、UH-2Y汎用ヘリコプター、MH-67S多用途支援ヘリコプター、AH-80W/Z攻撃ヘリコプターの搭載が予定されている。
搭載機数としては、制海艦運用の場合は固定翼機を中心に最大20機前後、通常はV/STOL戦闘爆撃機10機、MV-22B 22機を中心に各種回転翼機を加えて合計約66機が想定されている。
ドック型揚陸艦機能
本級の特徴は、航空機の運用を最重視したトレードオフの結果、従来の強襲揚陸艦で必須の装備であったウェルドックを廃止して、その分航空運用機能を増強した点とされており、正規空母並みの航空機運用能力に加えて、LCACを用いた揚陸能力を持たせるために100,000トン超という『強襲揚陸艦・揚陸指揮艦・ドック型輸送揚陸艦』の中で世界最大型の艦になる。
武装として近距離対空兵器RAM近接防空ミサイル4基のほか、30mm機関砲などテロ対策も充実している。また、前甲板にESSM個艦防空ミサイル用Mk71 VLS30セルの追加が考慮されている。

 スペック

排水量 満載:146,257トン
全長 567.5m
全幅 159.9m
吃水 10.9m
機関 ECODAD方式
ターボチャージド・ディーゼルエンジン(32,980shp) 18基
推進機 6軸
速力 最大25ノット 以上
乗員 3,564名 +
Mk33 3インチ連装砲2基
Mk 38 25mm単装機銃 2基
Mk 30 20mmCIWS8基
M2 12.7mm単装機銃 8基
シースパロー短SAM12連装発射機
Mk 36 SRBOC チャフ・ロケット
Mk 46 30mm機関砲 2基
Mk 26 12.7mm機銃 2基
Mk 41 VLS (30セル;装備予定)1基
Mk 70 近SAM25連装ミサイル発射機 6基
M2 12.7mm単装機銃 7基
Mk.29 12連装ミサイル発射機
(シースパロー短SAM) 4基
Mk.49 32連装ミサイル発射機
(RAM近SAM) 2基
C4I SSDS Mk.2 mod.4
(CEC, NTDS対応)
レーダー AN/SPS-48E 3次元式 1基
AN/SPS-49A(V)1 対空捜索用 1基
AN/SPQ-9B 低空警戒用 1基
電子戦・
対抗手段 AN/SLQ-32B(V)2 電子戦装置
Mk.53 NULKA デコイ装置
C4I USQ-119C(V)7 GCCS-M
KSQ-1 AADS
SSDS Mk.2
レーダー AN/SPS-48E 3次元対空用
AN/SPQ-9B 低空防空用
電子戦・
対抗手段 AN/SLQ-32(V)2統合電子戦装置
Mk 53 Nulka 囮展開装置
Mk 36 SRBOC チャフ・フレア発射機

 病院船

 ヘブンズ・マーシー・レスキュー級多目的大型病院船×1(参加艦艇名 サンクチュアリ)

 2019年から就役始めた世界最大かつ最新鋭病院船である本艦は1番艦から3番艦まで竣工されており2隻の追加が検討中である。VLCC=Very Large Crude Oil Carrier - 20-30万重量トン 21メートルを元にしており、それを更に一回り大型にした。上部構造物は大幅に追加されている。艦橋は、船体前部に移動し、船の中央部には大型ヘリコプターが3機着陸可能な発着甲板が設けられた。船体は白色に塗装され、各所に赤十字マークが付けられている。医療設備として、1,500床のベッドと15室の手術室を持つ。
医療設備
ベッド数 1,500床 うち、重篤者用 100床

手術室 15室
部署・区画 受け入れ室
放射線治療室
殺菌室
薬剤室
外傷・火傷室
歯科室
眼科室
遺体安置室
洗濯室
酸素発生室、等

 スペック
排水量 87,898トン
全長 331.9ル
全幅 33.4メートル
機関 ゼネラル・エレクトリック式蒸気タービン4基, 1軸, 28,900hp (21.3MW)
最大速力 19.5ノット
航続距離
乗員 通常時・民間人12名, 軍人58名
活動時・民間人91名, 軍人1,514名
活動準備期間10日間
行動期間 約100日間

高速多目的貨物弾薬戦闘支援補給艦

ベンジャミン・イシャーウッド高速多目的貨物弾薬戦闘支援補給艦×1(参加艦艇名 ヘンリー・エクフォード)

 前級である『ルイス・アンド・クラーク級貨物弾薬補給艦』及び『サプライ級高速戦闘支援艦』、『ヘンリー・J・カイザー級給油艦』の三種類を統合した本艦である。最大の特徴は、給油ステーションは右舷3ヶ所、左舷2ヶ所の計5ヶ所である。燃料のほか、限定的ながらドライカーゴの補給能力も有しており、両舷1基ずつのハイライン設備も持つ。

艦橋は艦の後部にあり、艦尾はヘリコプター甲板となっており、食料・補修部品・生活物資・武器・弾薬の補給・燃料の補給を同時に行うのが本級であり、満載排水量が7万トン以上の大型艦であり、大型の箱型艦上構造物が艦の後部にある。ヘリコプター甲板が艦尾にあり、3機のヘリコプターを搭載している。これによりヴァートレップ(ヘリコプターによる補給)を行うことができ、最大燃料約300,000バレル、弾薬8,800トン、その他物資約900トン等の空母打撃群に必要な物資を一通り搭載可能である
機関は電気推進であり、ディーゼル発電機及びガスタービンを複数を装備している。1番艦~4番艦まで竣工しており、5番艦~7番艦まで建造中である。但し防護兵装などを全く装備していない。

 スペック

全長 273.98メートル
全幅 30.4メートル
排水量 軽荷:23,852トン
満載:70,498トン
積載量約36,000トン
他に補給用燃料21,000バレル
機関 ディーゼル・エレクトリック・ディーゼル発電機 / ECOGAG方式/ガスタービンエンジン 計10基
推進機 3軸
最大速力 24ノット
兵装 なし
艦載機 ヘリコプター 2機

 無人艦上戦闘/攻撃機

UF/A-25 

 現在のアメリカ海軍の主力無人戦闘/攻撃機であり、2031年に初飛行後、世界的に一躍有名になった。人員搭乗部に高性能コンピュータ及び人工知能(「超深部侵入機」エクストリーム・ディープ・インヴェーダー(Extreme Deep Invader)通称エディ)を搭載した世界初の完全自立型戦闘攻撃機である。また、機体の特徴として、尾翼が無く、その代わりにカナード翼を装備した艦上ステルス機でもある。其の為ポテンシャルとしてはF-35を瞬く間に艦上機の座を引きずり落としたことでも有名。また、小改良で有人型もできる。

 スペック

乗員: 0~1名
全長: 24.92メートル
全高:6.09メートル
翼幅: 14.66メートル
翼面積: 98.04平方メートル
空虚重量: 19,800kg
最大離陸重量: 38,000kg
動力: P&W製 F229PW300 A/B付き三次元ターボファンエンジン、298kN× 2

性能
最大速度: M3.42, 2,575km/h (高々度において)
巡航速度: M2.72, 1,825km/h (高々度において)
航続距離: 2,875キロメートル
実用上昇限度: 15,360メートル
アビオニクス:
AN/APG-98 レーダー
AN/ALR-118 レーダー警報受信機
AN/AAR-74
AN/ALE-64 チャフ・フレア・ディスペンサー

固定武装M65A4 25ミリ機関砲(弾数880発)
空対空戦闘時中距離空対空ミサイル(胴体下ウェポンベイ) AIM-168C AMRAAM×10(AIM-190Aの場合6発)

短距離空対空ミサイル(空気取り入れ口側面ウェポンベイ) AIM-9L/M サイドワインダー×4
AIM-6X サイドワインダー2550(JHMCS対応機の場合)×4

空対地戦闘時対地誘導爆弾(以下の二つから選択、胴体下ウェポンベイ) GBU-98 JDAM(1,590ポンドGPS/INS誘導爆弾)×4
GBU-48 SDB(285ポンドGPS/INS誘導爆弾)×14

※AIM-120C AMRAAM×6を同時携行可。

 ※すべて内蔵型

無人艦上自立偵察機爆撃機

RQ/A-290 ダーク・ムーン

 従来使用されたEA-18Gの後継機。主力偵察機爆撃機である本機は、RQ-170 センチネルを発展系である。2021年に初飛行。その形状はRQ-170に極めて良く似ているが、殆ど別物と言って良いほどの進化・発展がされており、機内に発展型合成開口レーダー(ESAR)、発展型電子光学/赤外線(EEO/IR)センサーを搭載し、各センサーは広域に渡っての捜索・監視活動が可能で、高解像度のスポット・モードを使用することもでき、合成開口レーダーはESARストリップ・モードで0.5メートル、ESARスポット・モードでは20.0センチの解像度を有する。新地上移動目標識別(NGMTI)モードでは、50~600kmの範囲内を最低5ノットの速度で飛行し、移動目標の識別を行う能力を有しており、EEO/IRセンサーは0.5mメートルの分解能で約6万平方メートルに渡っての捜索・監視活動が可能で、0.4mの分解能で最大6,000のスポット画像を取得する能力を備えている。目標の探知精度は、半数必中界(CEP)が15メートル以下とされている。また、確認と同時攻撃も内部の自己判断型高性能AIを装備している。また、無尾翼機でもある。更に本機の次の特徴としては、レーザー光線と高出力マイクロ波(HPM)で敵のミサイルや通信施設を破壊することができることにある。新ミサイル防衛システムとは異なり発射段階にある敵の弾道ミサイルをレーザーで迎撃することで敵のミサイル発射基地までも一挙に破壊することができる。空対空ミサイル(搭載重量最大8,097kg)も装備でき、多様な方法で敵のミサイルすら迎撃することも可能となる。完全な無人型の為有人用のスペースは無い。

 スペック

乗員: 0名
全長: 16,568メートル
全幅: 2,097メートル
全高: 4.58 メートル
空虚重量:7,530.29 キログラム
最大離陸重量: 30,178 キログラム
動力: プラット・アンド・ホイットニー F187-470N新型ターボファンエンジン
巡航速度: マッハ2.56
航続距離: 3,989 km以上
実用上昇限度: 1,368メートル 以上
兵装: GBU-98 JDAM × 8など内蔵型

 艦上早期警戒機

E-19 
 アメリカ海軍の使用機の中で数少ない有人機。E-2Dの後継機である。2023年初飛行した。機体背面に大型の円盤型レドームを有し、強力新型なレーダー・新型電子機器により、対空警戒・監視を行なう。乗員はパイロット2名のほか、5名のレーダー手が乗り込む。E-2は、強力なレーダー・電子機器により、同時に340個の目標を追尾し、41の要撃行動を管制することができる。前任者のE-1では、4-6個の目標を追尾し、2の要撃行動を管制することしかできなかったことと比べると、これは格段の進歩であった。

レドームの直径は8.46m、厚さは0.97mある。E-19は、その強力なレーダーを用いることにより、3574万キロ立方メートルの空域と56万キロ平方メートル以上の地表面を同時に監視することができる。レドームは、回転するレーダー・ディッシュ(いわゆるロート・ドーム)である。レドームの直径は7.31mで、通常は1分間に8回転している。空母の格納庫への収納を考慮して、59cmほど下げることが可能なほか、飛行中に角度を調整して揚力を発生させ、重量と空気抵抗を相殺することもできる。レーダーの使用帯域はUHF帯であり、シークラッター除去に有利なことから選定された。

A型で搭載されていたAN/APS-108は、機体が標準的な作戦高度(12,150メートル)を飛行している場合、697キロメートルの探知距離を発揮できた。C型1グループで搭載されたAN/APS-168レーダーは、探知距離を987キロメートルに延伸し、さらに目標情報処理にデジタル制御を採用、EESM装置も統合されている。これはさらに、新型発展型のレーダー情報処理装置(EARPS)を採用したAN/APS-175、低サイド・ローブ化されたAN/APA-214アンテナを採用したAN/APS-231に発展した。

C型グループ2に搭載されたAN/APS-187は、探知距離が650キロメートルに達し、2,691個以上の目標を同時に追跡可能であり、機上管制官は最大で67機の要撃機を一度に指揮することができる。

そしてD型で搭載されるAN/APY-13では、アンテナを発展型アクティブ・フェイズド・アレイ(EAESA)式にしている。このロートドームはL3COM社製ADS-61と呼称されており、使用周波数は従来通りのUHF帯(300MHz - 3GHz)であり、この周波数を使うAESA(UHF-ESA)としては世界初のものである。最大探知距離はAPS-246とほぼ同程度で、航空機に対して642キロメートル以上、水上目標に対して478km以上とされているが、探知高度は海面高度から34,971メートルまで対応しており、探知可能範囲は従来と比して250%増とされている。この性能を実現するため、APS-145では機械式走査1チャンネルのみであったのに対し、APY-17では電子式走査49チャンネルを備えている。動作モードは下記の3種類がある。
先進発展型早期警戒監視(Advanced AEW Surveillance, AAS) - 8秒間で全周360度を監視するモード。
拡張発展型セクタースキャン(Enhanced Sector Scan, ESS) - ロートドームの回転による全周監視を行いつつ、特定のセクターに対して電子的にビームを指向して拡張探知追跡を行うモード。
拡張発展追跡セクター(Enhanced Tracking Sector, ETS) - ロートドームの回転を止めて、特定のセクターにビームを集中的に指向するモード。他のモードよりも遠距離での探知が可能とされる。

またAPY-17では、離陸から5分で探知可能になるという優れた即応性を備えている。なおADS-141では、レドームも外皮を新型複合素材製とすることで、旧来のものより格段に軽量としている。

 スペック

全長:19.96m
全高:7.88m
全幅:26.47m
空虚重量:22,347kg
最大離陸重量:27,621kg
エンジン:アリソン T77-A-974 新型ターボプロップ(9,100馬力)×2基
最大速度: 787km/h
巡航速度: 515km/h
実用上昇限度:12,280メートル
無給油最大滞空時間:8.92時間
乗員:7名(操縦士2名(パイロット、コパイロット)、電子システム士官5名(右前から、レーダーオペレーター(RO)兼ウエポンシステム士官(WSO)、CIC士官(CICO、ミッションコマンダー)、航空管制士官(ACO)プラス。

 艦上輸送機

C-19 ピーターパン

 C-19はE-19の発展型で、直線翼の主翼を高翼配置している点と、主翼が折りたたみ可能である点がE-19と同じである。しかし、各所が改設計され外形の印象はかなり異なっている。まず、輸送任務には不要のロートドームが外されている。胴体も輸送用に改設計されたほか、尾部にはローディングドアが設けられている。ローディングドアの設置に伴い、尾翼の位置も上方に移動し、水平尾翼の上反角は廃止されている。なお、ロートドーム廃止により飛行安定性が向上するため、2枚の垂直尾翼も一部小型化されている。

ペイロードは最大15.7トン。貨物は463Lパレットシステムにより搭載される。パレットは最大4枚搭載可能。人員は座席設置により、最大57名を輸送可能である。

C-17はレシプロエンジンのC-2と同じターボプロップエンジンであるため、空母の燃料系統を統一できるという利点もあった。

 スペック

全長:19.96m
全高:7.88m
全幅:26.47m
空虚重量:22,347kg
最大離陸重量:27,621kg
エンジン:アリソン T77-A-974 新型ターボプロップ(9,100馬力)×2基
最大速度: 787km/h
巡航速度: 515km/h
実用上昇限度:12,280メートル
無給油最大滞空時間:8.92時間
乗員:3名

  艦上対地専用攻撃機

AC-19 フック

ガンシップ・プロジェクトⅢに基づいてロッキードC-19 ピーターパンに武装を施した機体である。 AC-19はE-19の発展型の一つで、直線翼の主翼を高翼配置している点と、主翼が折りたたみ可能である点がE-19と同じである。しかし、各所が改設計され外形の印象はかなり異なっている。まず、輸送任務には不要のロートドームが外されている。胴体も輸送用に改設計されたほか、尾部にはローディングドアが設けられている。ローディングドアの設置に伴い、尾翼の位置も上方に移動し、水平尾翼の上反角は廃止されている。なお、ロートドーム廃止により飛行安定性が向上するため、2枚の垂直尾翼も一部小型化されている。また、アメリカ艦上機の中で初の地上攻撃機である。敵の地上部隊やその支援部隊に対して強力かつ精密な攻撃をおこなう。味方の地上部隊から支援要請を受けて攻撃を実施するための新型通信機器、敵の正確な位置を把握するための新世代赤外線センサーや新世代レーダー測距、そして、それらの情報をもとにして精密射撃をおこなうための火器管制コンピュータなどを搭載している。また、AC-130の後継機でもある。しかしながら、艦上機の為能力的には、低いため陸上機用に拡大改良型も存在している。ガンシップは攻撃目標を中心とした低空左旋回を行いながら、胴体内部から左側面に突き出す形で装備したM247 12.7mmミニガンやM81 25mmバルカン砲などの銃火器の連続射撃によって目標を攻撃するため、機銃弾もしくは機関砲弾の豪雨を目標に対して間断なく浴びせ続けることが可能となる。さらに元の機体が輸送機なので、弾薬も大量に搭載できる。対空機関砲やミサイル対策として、主要部分に装甲を施すと共に新型チャフ・フレアディスペンサーや発展型EECM装置などの新世代自己防御装置を装備する。

スペック

最高速度:480キロメートル毎時
航続距離:4,070km
上昇限度:9,100m
乗員:13名 士官5名(機長、副操縦士、航法士、火器管制官、電子戦担当官)
下士官8名(航空機関士、TVオペレーター、赤外線検出担当士、ロードマスター[3]、砲手4名)

武装(選択式)

AC-19プロジェクト ガンシップ II 7.62mmミニガン×4挺
20mmバルカン×4門

AC-19A サプライズパッケージ、ペイブ プロント、 AC-130E ペイブ スペクター 7.62mmミニガン×2挺
20mmバルカン×2門
40mm機関砲×2門

AC-19E ペイブ イージス 20mmバルカン×2門
40mm機関砲×1門
105mm榴弾砲×1門

AC-19H スペクター 20mmバルカン×2門
40mm機関砲×1門
105mm榴弾砲×1門

AC-19H 40mm機関砲×1門
105mm榴弾砲×1門

AC-19U スプーキー II GAU-12 25mmガトリング砲5砲身×1門
40mm機関砲×1門
105mm榴弾砲×1門

AC-19W スティンガー II / AC-130J ゴーストライダー GAU-23/A 30mm機関砲×1門
AGM-176 グリフィン、GBU-44/B バイパーストライク
AGM-114ヘルファイア、GBU-39、GBU-53/B

陸上航空機 主力偵察爆撃機、
 SR/B-91 オーロラ(爆撃機名 ヘロン)

SR/B-91は2024年代に開発された戦略偵察爆撃機。SR-71偵察機の後継として設計・開発された。高高度でM5.5級以上の極超音速飛行を行うことでミサイル、航空機迎撃を回避することを目標とした。タンデム複座の前席にパイロット、後席にRSO(偵察機器を操作する乗員)が搭乗し、高空からの写真及びリアルタイム動画偵察を行う。また、爆撃型も存在しており、最大10ギガメガトン級の巡航核弾頭弾及びその類を4発搭載できる。また、高度なステルス技術をふんだんに使用した為、一部(「霧の艦隊」の技術供与を持つもの)以外を除きほぼ探知不能なレベルに達しているが、その為、高価な機体となっている為、現時点では、95機に留まっている。

スペック

乗員 : 2名(パイロット1名、偵察システム操作員1名)
全長 : 38メートル
全幅 : 24 メートル
全高 :6.7 メートル
翼面積 : 343平方メートル
空虚重量 :30,580 kg
最大離陸重量 : 81,298 kg
推力装置 : 低速飛行時 : 4× アフターバーナー ターボファンエンジン
高速飛行時 : 4× 新型ラムジェット、新型スクラムジェットエンジンの複合使用。

最大搭載量 55,000トン以上
パフォーマンス 最大速度 : マッハ5以上
航続距離 : 20,000キロメートル以上

無人回転翼機

 MQ-30 

A160 ハミングバードの後継機である本機は、より高性能な無人多目的ヘリコプターとして、開発された。新型ターボシャフトエンジン採用型のYMQ-30が初飛行]、2トンを積載して10時間の飛行に成功した。また、5000キロを積載して19時間飛行し、各種センサーを用いた各種偵察任務を行ったが、これは燃料消費量が満載から60%未満で成し遂げている。現在各種発展・進化型などを合わせて増産中である。
 スペック

乗員: 0
最大ペイロード: 15,000トン
全長: 15.7メートル
ローター直径: 14m
翼型: 回転翼
最大離陸重量: 2,948キログラム
動力: プラットアンドホイットニー PW517DⅡ ターボシャフト× 1

性能
最大速度: 678キロメートル
航続距離: 1,000キロメートル
実用上昇限度: 6,180メートル
飛行時間:30時間以上

MQ-18ファイアスカウトⅡ

 アメリカ海軍向けに開発した偵察、戦場認識、ターゲッティングの支援を任務とする無人航空機であるMQ-8ファイアスカウトの後継機。ファイアスカウトⅡには機首下部に発展型電子光学および新型赤外線(EEO/NIR)カメラとレーザー距離測定装置を搭載したセンサーボールターレットが積まれており、これは海軍の艦艇やアメリカ海兵隊のハンヴィーに搭載された操縦システムから300キロメートル離れた見通し線外においても各種航空機及び地上との戦術データ・リンクを通じて制御することが可能であった。また、ファイアスカウトⅡは各種センサー類を交換することでさまざまな任務に対応できるように設計されており、昼夜(day/night)両用センサーおよびレーザー目標指示装置、TSARおよび移動目標インジケーター(MTI)、SIGINTモジュール、地雷検出システム(ASTAMIDS)、共通戦術データ・リンク(TCDL)など用途に合わせて搭載できる。

 スペック

乗員: 無人
ペイロード: 1,800キログラム
全長: 8.2メートル
全高: 3.9メートル
ローター直径: 10.4m
動力: アリソン571 新型ターボシャフトエンジン× 1

性能
最大速度: 542キロメートル毎時
巡航速度: 255キロメートル毎時
戦闘行動半径: 432.7キロメートル  ※進出先での5時間以上の哨戒任務を含む
実用上昇限度: 7,100メートル

  有人回転翼機

 SAH-77 ホピ

 元々は、陸軍の試作型ステルス戦闘ヘリ『RAH-66 コマンチ』を元に新たに改設計した物が本機である。ホピは、AH-64 アパッチよりも小型軽量(ホピは全長15.8m、重量4.9tであり、アパッチは全長17.7m、重量5.2t)であり、また、コマンチの特徴としてステルス性があり、複合素材を利用してつくられたコマンチの機体はレーダー反射断面積が小さくなるようにF-117(攻撃機)などと同様に多角形で構成され、表面にはレーダー波吸収剤が塗布されている。さらにミサイルやロケット弾ポッド、30mm機関砲はレーダーで捉えられやすいため、収納式になっている。味方の戦闘機から発射されたミサイルを自身の目標に向かって誘導する能力も持ち合わせており、静穏性にも配慮がなされているため、同じタイプのヘリコプターよりもエンジン騒音も小さく抑えられている。

本機の探知航行装置は特に夜間作戦、悪天候時に能力を発揮する。機体設計もAH-64よりも輸送機に搬入させやすくなっており、前線への投入も容易である。輸送機が無い状態であっても航続距離は2,990kmに及び、この長大な航続距離のお陰で、基地又は艦船から作戦空域まで飛行していくことが可能である。また、この機体から新たに対潜専用各種装備も搭載できるようになった為に、少数での効率よく対潜及び哨戒活動ができるようになった。更に救難関係などは全て小型ティルトローターの役目に変わった為に、対潜及び地上支援攻撃の双方がまとめてできるようになった。また、防御力関係も素体が攻撃ヘリの為に頑丈に作られている。但し、輸出はしておらず、アメリカ国内のみの生産となっている。初飛行2019年。

 スペック

 乗組員:2名
全長:15.85メートル
主回転翼直径:12.90メートル
高さ:4.25メートル
空虚重量:3,942キログラム
最大離陸重量:8,990キログラム
発動機:LHTEC T1100 2,689hp×3

性能
超過禁止速度:314キロメートル毎時
巡航速度:246キロメートル毎時
航続距離:585キロメートル
上昇率:7.66メートル毎秒
武装
収納式3銃身30mm機関砲(装弾数800発)
内部ウェポンベイ:ヘルファイア空対地/対戦車ミサイル×4、スティンガー空対空ミサイル×4又は、各種対潜兵装
最大搭載量(武装用スタブウィングを使用した場合):ヘルファイア×14/スティンガー×28/ハイドラ70mm対地ロケット弾×56または、各種対潜用短魚雷など

 ティルトローター機

 MV-11 ハチクマ

 本機は、MV-22よりも小型、軽量も目指して開発させた機体であり、素体となった機体はX-15と呼ばれる機体である。また、本機から徹底的な安全性を追求した為に、小型安定性を求めた。その代わりに少人数しか運用できないが、機体横のバイロンには、左右3つのバイロンを装備する。中型空母及び各種小中艦艇などに搭載できる。主なタイプとして、救助用及び特殊部隊などの精鋭少人数の輸送及び援護など。他国でも多数運用されている模様。初飛行2022年。

 スペック

 全長:14.31メートル
全幅:20.51メートル(ローター含む)
全高:5.58メートル(VTOL時)
ローター直径:13.67メートル
航続距離: (強襲揚陸時): 753キロメートル
(ペイロード3,000kg、垂直離陸):798キロメートル以上
(ペイロード1,201kg、垂直離陸): 1,387メートル以上
(ペイロード3,706kg、短距離離陸): 1,958メートル以上

フェリー距離: 補助燃料タンク使用時 3,098メートル)
短距離離陸滑走距離:102メートル以下
実用上昇限度: 6,925メートル

空虚重量:13.032トン
飛行荷重制限:+4G/-1G
最大離陸重量 垂直離陸時:20.881トン
短距離離陸時:25.342トン

エンジン:ロールス・ロイスアリソン社製T309(ロールス・ロイス社内名称 AE 1307CC×2基
最高速度 通常時: 5765km/h
ヘリモード時: 185km/h
失速速度:(204km/h)(固定翼モード)離着陸距離貨物を載せず12人が乗り組んだ場合はヘリコプターのように垂直離着陸が可能
最大積載量を積んだ場合は垂直離着陸できない。離着陸には約387m上空でエンジンを停止させて着陸する。
最大搭載武装 左右4つのバイロン。最大武装搭載量8,000キロ(左右バイロン内)

 MV-33 ヘビクイ

 本機は、MV-22よりも大型、超重量も目指して開発させた機体であり、素体となった機体はMV-22である。また、本機から徹底的な安全性とバランス性を追求した為に、大型化。その代わりに大人数が運用出来るが、大型空母及び各種大型艦艇のみに搭載できる。主なタイプとして、大規模空挺などの中大規模の兵員の輸送、装備輸送など。自国のみ多数運用されている模様。初飛行2023年。

 スペック

 全長:25.81メートル
全幅:29.71メートル(ローター含む)
全高:7.58メートル(VTOL時)
ローター直径:16.79メートル
航続距離: (強襲揚陸時):953キロメートル
(ペイロード3,000kg、垂直離陸):1,098キロメートル以上
(ペイロード1,201kg、垂直離陸):3,387メートル以上
(ペイロード3,706kg、短距離離陸): 2,970メートル以上

フェリー距離: 補助燃料タンク使用時 6,098メートル)
短距離離陸滑走距離:102メートル以下
実用上昇限度: 6,925メートル

空虚重量:23.032トン
飛行荷重制限:+4G/-1G
最大離陸重量 垂直離陸時:40.881トン
短距離離陸時:35.342トン

エンジン:ロールス・ロイスアリソン社製T598(ロールス・ロイス社内名称 AE 2297GG×4基
最高速度 通常時: 865km/h
ヘリモード時: 285km/h
失速速度:204km/h(固定翼モード)離着陸距離貨物を載せず36人が乗り組んだ場合はヘリコプターのように垂直離着陸が可能
最大積載量を積んだ場合は垂直離着陸できない。離着陸には約387m上空でエンジンを停止させて着陸する。
最大搭載武装 最大搭載量89,798キロ(内蔵)

  主力戦車
M1A3エイブラムス(Ⅱ)

 現在のアメリカ陸軍主力戦車であるが、2041年現在どうしても陳腐化が否めない戦車に成ろうとしているが、現在でも世界各国でダウングレード版及び亜種が生産し続けている。
重量を55tまで軽量化し、新型口径型軽量120mm戦車砲への換装、新型自動装填システムの組み込み、車内電気配線の光ファイバー化、新型軽量装甲、新型エンジン、改良型駆動装置の採用、新型赤外線カメラ、改良レーザー探知装置の搭載などを搭載した。

 スペック

全長 9.97メートル
全幅 3.97メートル
全高 2.43メートル
最高速度
70.5キロメートル毎時
航続距離
536キロメートル
重量
55トン
主砲
M87A3 47口径120mm滑腔砲M311他多数の機銃など

乗員
4名(車長, 砲手, 操縦士, 装填手)

 M4 ハウエル

 M1A3の後継車両である。2040年から正式化され、現在アメリカ軍のみ運用されている。名前である『ハウエル』とは、2011年のイラク戦争時に参加した司令官の一人である『デイヴィッド・ハウエル・ペトレイアス』の名から戴いた。軽量且つコンパクト化を目指し,主砲は、MCS計画の置き土産である完全自動化された56口径120ミリ滑空砲XM360.開発及び生産はなんと航空機メーカーである『ロッキード・マーチン社』である。また、現行の一部戦車を除いては、最高クラスの対弾性能がある。また、燃費なども前代のM1よりも格段に良くなっている副武装もアメリカ軍の中で急成長している35ミリチェーンガン及び7.92ミリ三銃身ガトリング砲をそれぞれ2基ずつ装備されており完全遠隔自動砲となっている。
 また、一部車両では、世界初である光学迷彩を全面に装備しており、肉眼では視覚化が完全に出来ないとも言われている。また、アクティブ防御装置(アクティブ防護システム(Active Protection System、APS)である。これは赤外線かミリ波レーダーで比較的低速の敵ロケット砲弾等を感知して車体に当る前に空中で撃墜するもの。)も装備している。

 スペック
乗員 3名
全長 9.5メートル
全幅 3.7メートル
全高 2.4メートル(チェーンガン含まず)
武装
56口径120ミリ滑空砲
35ミリチェーンガン
7.92ミリ三銃身ガトリング砲
など
最高速度
78.8キロメートル毎時
航続距離
936キロメートル
重量
55トン

 水陸両用空挺戦闘装甲輸送車

AAV99

 現在の主力水陸空挺戦闘装甲輸送車である。前代であるAAV7を拡大発展させたものである。水陸両用だけでなく空挺輸送が可能になる様にした車両である。その為、軽量、装甲、輸送、打撃力のバランスを纏めた車両である。また、陸上用専門の車両も派生型としてあり、他にもさまざまな派生型が生産されている。現在アメリカ陸軍海兵隊の主力車両の一つになっている。

 スペック


全長
11.57メートル
8.27メートル(車体長)

全幅
3.67メートル

全高
3.97メートル

重量
34,500kg(戦闘重量)
28,700kg(車両重量)

乗員数
3名+兵員19名または貨物5.5t

主武装
Mk 44 30mm機関砲×1
105mmライフル砲(36発:各種弾頭合計)
副武装
12.7mm5銃身重機関銃×1
7.62mm三銃身機関銃×2
25mm機関砲(固定型)
TOW対戦車ミサイル4連装発射機×4(収納式)
など選択式

装甲
鋼+チタン製アップリケ装甲

機動力

速度
72.4km/h(地上整地時)
46.3km/h(水上航行時)

エンジン
MTU MT997新型水冷ディーゼル
地上時:991馬力
水上航行時:2,903馬力

行動距離
703km(地上整地時)
125km(水上航行時)

装甲
鋼+チタン製アップリケ複合装甲(更なる増加装甲及び軽量軽装タイプもある)

 


 
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