Fate/stay nightー最強のサーバントー
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第1話 8人目
ーイズナー
私は学校の準備をして着替えていた。
「いってきます!」
私はそう言ってカバンを片手に持ちながら家を出た。
私はいつも一人でいることが多い。
いつも一人でいるから友達なんていないと思われている。
~穂群原学園~
私は学校に到着して辺りを見た。
やっぱり学生が多い。
まぁああたりまえだけど。
~生徒会室~
私は朝来ていつもの友達に挨拶しに来た。
「おはよう!」
私はそう言った。
「おはよう、イズナ」
そう言ったのは衞宮士朗くん私のクラスメートで料理がかなり得意。
「おはよう二葉」
そう言ったのは柳洞一成くんだった。
「おはよう二人とも」
そう私は言った。
「それにしてもイズナ昨日殺人事件があったのを知ってるか?」
そう衛宮君は聞いてきた。
イズナ「そうだったの?」
そう私は衛宮君に聞いた。
「凶器は槍のような物で心臓を貫かれたらしい」
そう柳洞くんは言った。
イズナ「最近物騒が続くね」
そう私は言った。
「ああ、よし!直ったぞ!」
衛宮くんはオイルヒーターの修理を終えた。
「衛宮くんは彼女とか作らないの?」
私は衛宮くんに聞いた。
「いや、作る気はないさ」
そう衛宮くんは言った。
「そうなんだ」
私は少しほっとした。
「それを言ったら二葉もだろ」
そう衛宮くんは言った。
「えっ?」
私はどういう意味かわからなかった。
「二葉は可愛いんだからさ」
そう衛宮くんは言った。
「そんなことないよ」
私はそう言って生徒会室を後にした。
~教室~
私はたぶん顔が真っ赤になっていると思う。
私は少し落ち着ついて机から本を取り出した。
本のタイトルは未定で私が小さい頃から書いている本だ。
私は一から本を読み始めた。
本の内容は現代の魔法使いが怪物を相手に刀で倒して行くお話だ。
キャラクターは最強の魔法使いと優しい少女の物語だ。
少女の優しさに魔法使いはいつも救われてきた。
そして二人の物語はまだ続いている。
~放課後~
私はカバンを片手に持ちながら家に帰宅しようとした。
「やぁ!二葉!」
後ろを振り向くと間洞慎二君だった。
「間藤くん、何かよう?」
私は間藤くんはあまり好きじゃない。
「いや~今から遊びに行くんだけど君も行かないかい?」
そう間藤くんは聞いてきた。
「悪いけど私今日野暮用があるからムリよ!」
そう私は言った。
「そんなこと言わずに遊ぼうよ」
そう間藤くんは言って近づいてきた。
「ごめんなさい!」
私は走って行った。
~図書室~
私は本を読みながら外を見ていた。
外は静かで昔を思い出していた。
「私の願いはあの小説の魔法使いとお話がしたいな」
そう私は言った。
~廊下~
私は廊下を歩きながらチョークが落ちてあった。
昔二葉家の倉である一冊の絵が描かれた巻物があった。
それが何なのか私にはわからなかったけど私はそれをよく地面に描いた。
私はそれをまた廊下に描いた。
ガキィン。
何か金属音が聞こえた。
外を見ると赤い服を着た男の人と青いタイツを着た男の人が戦っていた。
それはケンカとかのレベルじゃなかった。
もはや殺し合いと言っても間違いない。
私はそれを見ていた。
すると青いタイツの男の人は何か気配を感じたのか体育館の方を向いた。
男の人は姿を消した。
タッタッタ。
誰かが階段を走って来た。
それは衛宮くんだった。
「衛宮くん!」
私は衛宮くんを呼んだ。
「二葉!」
衛宮くんは私の方に近づいてきた。
「衛宮くんどうしたの?」
私は衛宮くんに聞いた。
「いや、何かヤバイ奴がグランドで戦ってたからそれを見てたんだ」
そう衛宮くんは言った。
「それって…」
私は何か嫌な気配を感じて衛宮くんの腕を掴んで地面に伏せさせた。
「ほ~我が槍を避けるとはな」
そう言ったのはあの青いタイツを着た男の人だった。
「貴方は誰なんですか?」
私は男の人に聞いた。
「これから死ぬ奴に名前なんぞ教えても意味がないだろ?」
そう言って男の人は槍を構えた。
「ひっ!」
私は怖くて少し奮えていた。
私は願った今以上に生きたいと。
すると落書きで描いた陣が光始めた。
その人から背の高い男の人が出てきた。
「ふー!ん?」
男の人は辺りを見て私を見た。
「あんたが俺のマスターか?」
男の人はそう聞いてきた。
「えっ?」
私はどういう意味かわからなかった。
「手に紋章があるだろ?」
そう言って左手を指差した。
すると左手に赤い色の紋章が出てきた。
「これって?」
私はどういう事か全くわからなかった。
「マスター、命令を!」
男の人は私に聞いてきた。
「えっ?とりあえずあの人を倒してください!殺さない程度に!」
そう私は言った。
「了解した」
男の人は片手を空間から紫色の光を放つ場所から槍の様な物を取り出した。
「なっ!貴様俺がランサーのサーバントだと知っててそれを選んだのか?」
そうランサーという男の人は聞いてきた。
「いや、もう一つあるぜ!」
男の人は今度は地面に手を当てて赤黒く輝く剣を取り出した。
「何だ?剣と槍を同時に使う英霊なんて聞いたことがないぞ!」
そうランサーは言った。
「始めるか?」
そう男の人は言った。
「いくぞ!」
ランサーの槍は男の人の心臓を貫こうとした。
男の人は剣で槍を防ぎながら地面に槍を突き刺した。
すると地面から緑色の鎖がランサーの体を縛った。
「殺すなと命令されてるからな 殺しはしない」
そう言って男の人は片手に何か力を集めてランサーの腹部にパンチを撃ち込んだ。
ランサーは70mもぶっ飛んだ。
「ガハ!」
ランサーはふらつきながら男の人を見た。
「まだやるか?」
男の人は剣と槍を両手に持ちながら聞いた。
「っち、今回は見逃してやる!だがなお前は俺が必ず倒す!」
そう言ってランサーは姿を消した。
私は男の人をじっと見た。
「マスター、これからどうする?」
男の人は私に聞いてきた。
「えっ?えっと」
私はどうすればいいかわからなかった。
「あんた何者だよ!」
衛宮くんは男の人に聞いてきた。
「何だ?貴様は?」
男の人は衛宮くんに聞いた。
「俺は衛宮士郎あんたは?」
衛宮くんは自分の名前を言った。
「俺はソルジャー そこの女のサーバントだ」
そうソルジャーさんは言った。
「サーバント?なんだそれ」
そう衛宮君に聞いた。
「サーバントは魔術師に召喚され主と決めたらそいつを守り聖杯と呼ばれるアイテムを手に入れて願いを叶える為に他のサーバントと戦う奴等の事を言うんだ」
そうソルジャーは言った。
~二葉家~
私は衛宮君と別れて家に帰宅した。
「あの、ソルジャーさんは本名は何ですか?」
私はソルジャーさんに聞いた。
「名など捨てたよ」
そうソルジャーさんは言った。
「とりあえずソルジャーさんは家に住むんですよね?」
そう私はソルジャーさんに聞いた。
「主人を守れるなそうするしかないな!」
そうソルジャーさんは言った。
「とりあえず呼び名は私が決めてもいい?」
そう私はソルジャーさんに聞いた。
「ああ、別に構わないぞ」
そうソルジャーさんは腕を組ながら言った。
「とりあえず狼牙でいいかな?」
そう私はソルジャーさんに聞いた。
「ああ、別に構わない」
そうソルジャーさんは言った。
狼牙は私の書いてる小説の主人公で魔法や武器を使って敵と戦う内容です。
「あ!今から衛宮君の家に行かない?」
そう私は狼牙さんに聞いた。
「ああ、別に構わないが」
そう狼牙さんは言った。
「よし!衛宮君家へレッツゴー!」
そう私は言った。
~衛宮家~
私と狼牙君は衛宮君の家に到着すると何か金属音が聞こえた。
「何?」
私はそう言った。
「マスター!ちょっと失礼」
そう狼牙さんは言った。
「えっ?」
私は狼牙さんにいきなりお姫様抱っこで壁を越えて衛宮君の家に侵入した。
~庭~
「ハァアアア!」
金髪の女性がランサーと戦っていた。
「っく!」
ランサーは苦戦しながら金髪の女性と戦っていた。
「マスターすまないが!少し暴れます!」
そう狼牙さんは言った。
「えっ?」
狼牙さんは紫色の光から剣と槍を取り出した。
「うおおおお!」
ドゴーン
強力な斬撃が二人の頭上から落ちてきた。
「何者ですか?貴方は?」
そう金髪の女性は聞いてきた。
「俺はソルジャー 今は狼牙と呼ばれている」
そう狼牙さんは剣と槍を両手に持ちながら言った。
「そうですか、貴方もサーバントですか ならば相手をしてもらいましょう!」
そう金髪の女性は言った。
「いいだろう!だが死んでもしらないぜ!」
そう狼牙さんは言った。
「ハァアアア!」
金髪の女性は目に見えない武器で攻撃を仕掛けた。
狼牙さんは赤い剣で攻撃を防いだ。
「いくぜ!ストーム!」
槍を前に突き出した瞬間風が二人のサーバントに直撃した。
金髪女性とランサーはそれを防いで狼牙さん攻撃を仕掛けた。
狼牙さんは剣で攻撃を防いだ。
「やれやれ剣と槍じゃあバランスが悪いな!」
そう言って狼牙さんは剣と槍を光らせた。
槍と剣は光に包まれて一つの巨大な剣になった。
それを見て私はその姿に違和感を感じた。
「こいよ!俺と紅蓮カリバーが相手してやるぜ!」
狼牙さんはそう言って紅く燃え上がる剣を片手に持ちながらそう言った。
「それが貴方の宝具ですか?」
そう金髪の女性は聞いてきた。
「いや、これはまだ第2形態だ!」
そう狼牙さんは言った。
ランサーはそれを見て槍を構えた。
「いくぜ!」
ランサーは狼牙さんに攻撃を仕掛けた。
狼牙さんは片手の紅蓮カリバーで攻撃を防いだ。
「よっと!」
狼牙さんは剣に蒼と紅の魔法を注ぎ込んで強力な斬撃を放った。
「氷火斬撃!」
狼牙さんはそう言った。
ランサーはそれを避けた。
「ん?」
ランサーは何か感じたのかランサーはその場から逃げた。
「ふぅ!」
狼牙さんは紅蓮カリバーを片手に持ちながら金髪の女性を見た。
「まだやるか?」
そう狼牙さんは聞いた。
「いえ、やめておきましょう」
そう女性をは言った。
「二葉!」
前から衛宮君がこっちに来た。
「衛宮君ひょっとしてその人が衛宮君のサーバント?」
そう私は衛宮君に聞いた。
「ああ、そうみたいだ」
そう衛宮君は頷いた。
「マスター近くにサーバントの気配を感じます」
そう金髪の女性は言った。
「えっ?」
衛宮君はそれを聞いて辺りを見ていた。
「どうしますか?」
そう衛宮君のサーバントは聞いた。
「とりあえずサーバントのマスターに話を聞いてみるか」
そう衛宮君は言った。
こうして私は聖杯戦争を始めた。
続く
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