幸運E-のIS学園生活
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今作のヒロインは本当に未定です
「なあいっちー。お前雪片だけでやり難くないか?」
「そりゃまあ武器が一つだけっていうのは辛いさ、銃とかは扱い解らないから望まないけど、せめてもう一本欲しいかな」
「なら作ってやろうか?」
パーティーの翌日、まあ何時も通りに登校してきた俺事衛宮です。のほほんさんはまだ寝てたけど、起こすのが忍びなかったからそのままで来ちゃった。しょうがないよねうん、だって寝顔が凄い可愛くて起こせなかったんだもん、その代わり爆音のめざましと書置きを残して来たから大丈夫でしょ。
「えっ作れるの!?」
「俺を誰だと思ってやがる?篠ノ之 束博士の助手だぜ?武器の開発ぐらいちょいちょいのちょいさ。設計から建造までお手のもんよ、んで要望は剣で良いのか?」
「ああ頼むぜ!!でも確か白式って武器入れるためにスロット無いから結局意味無いんじゃ……」
ああそ~いえば拡張領域バススロットを全部使って雪片弐型を押し込んでるから後付装備イコライザ出来ないんだっけ?だがその点は全くもって問題ないぜいっちー。そこら辺をなんとかするのも俺の専門でもある。
「そういう事ならだいじょーび。私に良い考えがある」
「失敗する気しかしねぇよ!!?」
うん知ってる、言ってみたかったんだこれ。毎回毎回束さんに言われてたからさ。
「まあ冗談はさておき問題ないさね、任せとけ。それとも腰に剣を差すみたいに常時展開状態にしとくか?それだと行動が制限されちゃうけど」
「それって侍みたいに腰に差すって事か?そうじゃなくても出来るんだろ?」
「勿論、プロですから(`・ω・´)」
「んじゃ頼むぜ!!カッコ良くて強い奴!!」
「おう!!」
よっしやるぞ~!しかも作るのは剣だ、俺の得意分野だ。無限の剣製の特性上俺にとっては剣を作るのは朝飯前さ。さぁ~ってどんなの作ろうかな~、カッコ良くて強いやつだろ?強いなら雪片と同じになっちゃうから継続戦闘に重点を置いて扱いやすくか。あっでもそれだとあまり強化するわけに行かないな、特殊なギミックを入れていっちーが喜びそうな物にするかな。少し使い難くなるかもしれないけど、結局どんな武器も慣れなきゃ使いにくいんだからそこらへんは勘弁してもらおう。
「よし、大体イメージは固まってきた。後は作るだけだな、明日には形にしておく」
「明日って早くないか!?そんなに早く出来る物なのか!?」
「あん?出来るぞ?んだったら今日やるお前の訓練までに仕上げてやろうか?」
「ん、んじゃ出来るんだったお願いします……」
「良し待ってろ」
俺を舐めるなよいっちー、俺は依頼人の要望には絶対に答える男だからな。それならあれがいいかな、あれを複製してランクを落とせばあの欠点も無くなるしあれが丁度良いだろう。よしき~めた。
「あっそうだ、転校生の噂織斑君知ってる?」
「転校生?今の時期に?」
「なんでも中国の代表候補生なんだってさ」
「ふーん」
おっともうそんなに話が進んでいらっしゃったのね。結界内を検索してたらもうリーリーの話になってきましたか。いやぁにしてもこの宝具は何時も解析してもあかんですわぁ。化け物級だよ本当に、どうやったらこんな剣作れるんだよ………束さんは。
「――その情報、古いよ」
ん?この声は………
「2組も専用機を持った私、鳳 鈴音がいるんだから。そう簡単に優勝を譲る気は無いから、クラス代表戦は二組がいただくわ」
「鈴…?お前、あの鈴か?」
「そう、中国国家代表候補生、 凰 鈴音。宣戦布告に来たわ。それと………心ぉ~!!!」
おおおお!!やっぱりリーリーだ!!すっげぇ久しぶりだぁああ!!
「おおおっリーリー!!お久しぶり~!!」
「本当に久しぶり~!会いたかったわ心~!!」
おっほ~この抱きやすさ、この軽さ、この元気一杯な可愛さ!やっぱりリーリーだ!!!
「貴方の心の恋人、鈴ちゃんが着たわよ!!」
「今のギャグ?」
「違うって!!」
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