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インフィニット・ストラトス~黒衣の創造神~

作者:黒鐡
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第4巻
  3つの場所にゲート反応

ちなみに一夏だけに通信なので、他の隊員にには聞こえない。ISでいうならプライベートチャネル。

『戦いの最中ですが、申し訳ありません』

「いや、いい。ゲートが開くのか?」

『はっ。30分後に3つゲートが開きます。それも違う場所です』

「場所は特定できるか?」

『はい。イギリス軍基地とフランス軍基地と今いる隊長がいるドイツ基地の上空に現れます。このことはすでにブラック・シャーク隊に送りしました。しかし、場所が遠いので、隊長の能力で移動をお願いします』

「分かった。こちらで対処しよう」

『ゼットンタイプは出てこないと思われますので大丈夫かと。ではご武運を』

切れた暗号通信から、すぐに戦いを終わらせるためにワンオフである零落白夜を発動。ビームサーベルの色がピンクから蒼色に変わり、トランザムも発動させてからあっという間に終わらせた。

「試合終了!勝者ブラック・シャーク隊の皆さんです!」

俺は無言で、ピットに戻ると管制室にいるセシリアたちを呼んだ。客室にある俺の部屋まで来させてから、先ほどの暗号通信の内容を話した。

「試合中に月中基地から暗号通信が来た。内容は30分後にドウターゲートが開くそうだ」

「場所はどこですか?」

「それが開く場所は3つだ。イギリス軍基地とフランス軍基地とそしてここであるドイツ軍基地の上空にゲートが現れるんだと」

「3つですか。ですが、ここからだと近いですが。数にもよりますね」

「すでに日本にある本隊は、コンディションレッドが発動されて、ムラサメ隊と新たにブレイヴ隊がいつでも出撃準備完了だそうだ。俺たちは一度空間切断で日本のIS学園の真下にある極秘ドッグに行って機体を取ってくる。俺とセシリアとシャルは専用機があるけどお前ら4人には複座式にガンダムハルートに乗ってもらう。ついでにムラサメ隊は男性隊員が乗ってブレイヴ隊は女性隊員が乗るそうだ。ISは待機状態に持たせるが、ブレイヴで出撃した方がいいだろうと劉零が判断したそうだ」

その後、空間切断によりここから極秘ドッグに繋げて行ってから、それぞれのパイロットスーツに着替えた。出撃する前に、イギリス、フランス、ドイツの上層部にメールにて送信した。上層部は主に少将クラスだけど、記憶共有者だ。内容はDゲートが現れるから、一応IS部隊を配置させ、あとの戦闘員は避難させろと。現代兵器が通用しない相手だし。Dだけで分かるだろうし。俺も量子変換機でパイロットスーツに着替えてセシリアたちを待っている間に3つの国の軍上層部からメールで返事がきた。3つの軍上層部も承知のことだ。あとはそちらでお任せするとのこと。セシリアたちが着替え終わったのを見ると俺はストフリにセシリアとシャルはケルディム。アリスとシェリーはイギリスに向かってもらって、エリザとフローラはフランスに向かうことになった。セシリアとシャルも同じく。ドイツでの指揮は俺がやるとのこと。

「全員準備できたか?」

『準備できました』

「よし。これより空間切断で国連軍日本支部のブラック・シャーク隊のところに行き、上空で待機。全機発進し、準備が完了しだい全機はドイツへ向かう。なお、イギリス組とフランス組はドイツに着き次第行ってもらう」

言ったあとに、それぞれの機体の固定アームから外されて一機ずつ並んだ。ハルートは戦闘機モードだけどね。そして俺が空間切断で、繋げるとストフリが歩いて通り、国連軍日本支部のブラック・シャーク隊のところに着いた。上空にあがると、次々と発進するムラサメ隊とブレイヴ隊。全機発進完了とのことなので、行こうとしたらゲートが開いたらしい。こちらもワープによるゲートを開放。潜ると、ちょうどドウターゲートも開放して、ドウターがいたがゼットンはいない。

イギリス組とフランス組の200は行ってしまい。残りの100である俺とムラサメ隊とブレイヴ隊は上空にて待機。すると、ゲートは消滅したので、ドイツ軍基地の周りに結界を張り、俺達やドウターと基地にいる人たちを出れなくした。一応機密だからな。イギリス組とフランス組も到着したら、ゲートは消滅しゼットンはいないとのこと。なので、長距離ではあるが、同じく結界を発動。

「よし、俺たちは目の前のドウターを殲滅するぞ!」

『了解!』

ムラサメ隊・ブレイヴ隊と俺はドウター達に吶喊して、ビームライフルで次々と撃った。今回は全て大型で数は、1万体だった。イギリスやフランスも同じく大型の1万体らしい。次々と殲滅させると地上に行こうとするので、行かせないように撃ったが、数が多いのか地上に降ろしてしまった。

一方、ドイツ軍のISアリーナでは戦闘員は席で待機のことなので、不満は持っていたが遮断シールドで守られているので大丈夫だが。ここで警報がなったことで、IS部隊に所属している者以外はその場で待機とのことになった。ラウラたちも、エネルギーを回復したあとにアリーナ内で待機した。管制室では、先ほど織斑大佐からのDが来るとのことで、記憶共有者である少将クラスと司令がいた。

「やはり来ましたか、Dが」

「はい。今織斑大佐たちがこちらに向かっているそうですがね」

「IS部隊以外の戦闘員はここにいた方がいいですね」

とそこに上空からアンノーンが出てきたそうだ。カメラで見たら記憶共有者以外の者が見たら、何だあの化け物はと言ったそうだ。とりあえず、管制室にいた者は箝口令をしておいたあとに、織斑大佐たちが到着したそうだ。MS隊がね。次々と倒すが一部が降りたようだ。しかもこのアリーナに向かっているけど。遮断シールドを突破されたようで、大型だったのが小型になりアリーナ内に着地した。観客席のところは隔壁を下ろしたから見られていないはず。するとある機体がこちらに来てくれた。織斑大佐がね。

「たく、ここに降りるとはな。しかも体を小さくしたようだが、そちらの方がやりやすいもんだ」

バルカンで、次々と殲滅させると、ラウラ達がアリーナ内に入ってきた。なので、ラウラに通信を入れた。

「ラウラ、聞こえるな?」

「はい。こいつらはドウターですか?」

「そうだ。なので、俺が来た訳だからお前たちも戦え」

「はっ。了解しました」

といって、黒ウサギ隊が主だったので、俺の機体については後で教えるとして今はこいつらだ。全部で3000体だな、バルカンでやっているが、ISじゃないとダメらしいな。けどラウラ達もやっているから大丈夫だろう。数十分後になるとアリーナにいたドウターの殲滅完了。俺は一度空に上がると、空にいた奴らも殲滅されていた。イギリス組とフランス組も戻って来ていたので日本に戻った。ムラサメ隊とブレイヴ隊はブラック・シャーク隊の格納庫やドッグで、俺たちは空間切断で極秘ドックへ戻った。そして着替え終わったら、空間切断で客室の俺の部屋に戻ってきたけどな。 
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