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インフィニット・ストラトス~黒衣の創造神~

作者:黒鐡
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第4巻
  夏休み計画

俺は今飛行機の中にいる。なぜかって?それはセシリアの故郷であるイギリス行の飛行機に乗っているのさ。今いるのは、セシリアとシャルとセシリアのメイドさんであるチェルシーとブラック・シャーク隊の女性隊員4名と一緒に。ブラック・シャーク隊の女性隊員4名のうち2名はイギリス人のアリスとシェリーで、もう片方の2名はフランス人のエリザとフローラだ。飛行機は、オルコット家の自家用機にてイギリスに向かっているのだが、なぜ俺達が向かってるかというと夏休みになる数日前にあったことだ。

「イギリスへ帰るのか?」

「はい。オルコット家の当主として仕事がありますし、それにイギリス代表候補生ですからISを研究所に行ってデータを取るのですが」

「それはまずいな。すでに分かっているとは思うが、ブルー・ティアーズは第3世代ではなく第4世代になっている。それに軍属だ」

「ですので、一夏さんも一緒にどうかと思いまして。研究所では、ISを渡さないようにしますが一応ですので」

「ふむ。ならば、俺も行くか。ついでにシャルも一度フランスに戻るようだからな。内容は同じだと思うから一緒でかまわんか?あと隊の者を数名連れて行こう」

「そうですわね。では飛行機とかはお任せください。では夏休みに入ったら、一緒に参りましょう」

ということになった。無論IS目的だけど。セシリアとシャルは、故郷がヨーロッパで飛行機とかで乗ればすぐ行けるとの事。それと街案内については、隊の者に任せると言ってくれたので、あとは準備することだけだった。セシリアとの会話のあとで、放課後シャルの部屋に尋ねたらシャルとラウラがいた。

「あ一夏。どうしたの?」

「中入っていいか?」

と言って入ったら、ラウラもいたけど。ラウラも一度国へ戻るそうだ。

「一夏は夏休みどうするの?」

「そのことなんだが、夏休みになったら俺と隊の者と一緒にイギリスに行くことになった」

「イギリスに?何の用で行くのでありますか?」

「ラウラ、今は軍ではないからタメで構わん。でだな、セシリアはイギリスに戻って当主としての仕事をするのだそうだ」

「うんそれは聞いたよ。でもそれだったら別に一夏が行くことはないと思うけど」

「セシリアとシャルのISについてだ。二人のISはそれぞれが第3世代と第2世代だった。しかし・・・・」

「なるほど。つまりシャルロットとセシリアのISは第4世代になったからですか?」

「そうだ。それにいろいろと改造しただろう?だから政府には見せられない物ばかりだからな」

「なるほどね。つまりISの研究所には行くけど、国連軍ブラック・シャーク隊の物になったから見せられなくなったという説明をしに行くと言う事かぁ」

「そうなる。だから、夏休みに入ったらセシリアと一緒にまずイギリスに行く。セシリアの仕事とISについてが終わったら、次はフランスに行く。デュノア社の社長と会うけど、シャルのは前までだったらデュノア社の物だったが今は違うという説明をしていく。数日滞在したら、今度はラウラの故郷であるドイツに行く。あそこは、VTシステムとかで、俺たち国連軍が強制捜査したからな。また変なの作ってないか調査をしに行くとする。そのときラウラもいるはずだから、黒ウサギ部隊にでも見に行こうと思う。あと、ラウラに色々と無駄な知識を植え込んだ副長と少しお話をする。数日滞在したら、ラウラが帰れるんだったら一緒に日本に帰る予定だ。何か質問はあるか?」

「ドイツにも行くとのことですが、いつ頃になられますか。日にちによって予定を入れておきますので」

「そうだな。セシリアの仕事が終わり次第ということになる。7日間になるかもしれないが、そのあとはフランスで数日滞在で、その次だから夏休み入ったら1週間から2週間後にドイツかもな」

「セシリア次第ですか。分かりました。いつでもお待ちしております」

「ではな。伝えたからシャルも夏休み後に荷物入れとけよ?」

と言って俺は部屋を出た。そのあと国連軍ブラック・シャーク隊の女性隊員でイギリス出身とフランス出身の者を各2名選び俺の護衛任務としてなった。そのあと、劉零に俺らが行ってる間のことは任せるぞと言ってから、ケータイを切った。俺の荷物はあまりない。服は量子変換機で着替えるからそこは問題ない。ISも問題ないし、いつもどこかへ出かけるとなると小さなショルダーバックくらいだ。中身はケータイやセシリアたちのISは国連軍所持であるという証明書とかだ。あとは、ケータイの充電器と海外旅行用変圧器とあとは軍人なので当然銃とナイフは持ち込み。行きはオルコット家の自家用機だから、たぶん大丈夫だろう。ということで、現在日本からイギリスに向けて飛行中であった。 
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