| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

インフィニット・ストラトス~黒衣の創造神~

作者:黒鐡
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第3巻
  作戦会議

「では、現状を説明する前に織斑はどこ行ったのだ?」

「俺ならここだ」

俺は扉を開けたら千冬たちはこちらを見た。今の格好は軍服を着てるからだ、俺は千冬の立ち位置に行って俺が連れてきた四名はセシリアとシャルがいるところに座った。

「織斑。その格好はなんだ?」

「言ったはずだろう?ここら辺は国連軍が管轄してるとこだとな。それとそこの四名は俺の隊の者たちだ。説明は俺に任せな、あとこの格好をしてる間は織斑大佐と呼べ」

と説明したのか千冬は立ち位置を交代したかのように、俺は立った。

「では現状を説明しよう、二時間前にハワイ沖で試験稼働にあったアメリカとイスラエル共同開発の第三世代型の軍用IS『銀の福音』が制御下を離れて暴走。監視空域から離脱したとの連絡があった。ちなみにこの情報は国連軍情報だ」

俺の話を聞いたら全員、厳しい顔つきになっていた。そりゃそうだけど、箒はいきなり専用機持ちになったから分からんが、ここにいる専用機持ちは国家代表候補生だし。こういう訓練はしているだろうな。特にラウラは真剣な眼差しがしていたけど。

「その後、衛星による追跡の結果、福音はここから二キロ先の空域を通過するのが分かった。時間にしては五十分後、我らブラック・シャーク隊が対処する事となった」

「本来なら学園上層部からの通達で、我々がやるはずだったがな」

「ブラック・シャーク隊は、一時間半前から空域と海域を封鎖している。ISとMSで封鎖済みだ。そしてそこにいる四名は我が隊の中で近接戦闘が得意な者たちだ、左からマリア、ミーア、ルナ、ソフィアだ」

俺が言ったメンツを紹介させる、するとケータイから連絡が来た。メールだが、封鎖は完了したみたいだ。

「では作戦会議を始めようか」

「織斑大佐、目標ISの詳細なスペックデータを要求します」

「分かった。これは我が隊がゲットした詳細データをと」

国連軍からの情報を開示してデータを見せた。これは本来なら二か国の最重要軍事機密だけどな。

「広域殲滅を目的とした特殊射撃型・・・・私と織斑大佐のと同じくオールレンジ攻撃を行えるようですね」

「攻撃と機動の両方を特化した機体ね。厄介だわ。しかもスペック上ではあたしの甲龍を上回ってるから、向こうのが有利・・・・」

「この特殊武装っていうのが気になるけど、さっき織斑大佐からインストールしてもらったシステムを使えば何とかなるかも」

「しかも、このデータでは格闘性能が未知数だ。持っているスキルもわからん。偵察は行えないんでしょうか?」

上からセシリア、鈴、シャル、ラウラだ。真剣に意見を交わしてるがね。

「既に偵察はした、これが格闘戦でのデータだ」

俺は先ほど偵察した隊員から送られてきたデータを見せる。機体はインフィニットジャスティスをISにしたもので、全身装甲だけど。

「おいおい、敵は超音速飛行してるのにどうやって行ったのだ?」

「ウチが開発した機体だから、超音速飛行からの戦闘は可能だ。戦闘後福音は再び超音速飛行を開始してまもなくこちらに向かってくる」

「一回きりのチャンスとは言えませんが、一撃必殺の攻撃力を持った機体で当たるしか方法はありませんね」

山田先生がそう言う。本来だったら白式の出番だが、ここにいる四名のうち一人は白式を持っている。しかもワンオフ・アビリティーである零落白夜を使える。何か目線を感じたので見たら隊の隊員以外のメンツが俺を見ていた。

「ん?諸君どうした」

「織斑大佐のISなら可能かと」

「まあ行ってやってもいいが、俺と隊の者とセシリアとシャルならできる任務だ」

「質問いいか。オルコットとデュノアのISは超音速飛行などできるはずはないはずだが」

「質問に答えると最早セシリアとシャルのISは別物であり、こちらで改造をしているので問題ないし、先ほど新たなシステムをインストールしたから問題ない。この任務は我々ブラック・シャーク隊のみが行おう。他の専用機持ちは援護してくれれば問題ない」

と言ったら、いきなり底明るい声が聞こえた。何だと思ったら天井から出てきた束だった。

「待った待ーった。その作戦はちょっと待ったなんだよ~!」

と言って空中で一回転して着地。俺のところに来た。

「いっくんいっくん。もっといい作戦が私の頭の中にナウ・プリティング!」

「・・・・出ていけ」

「聞いて聞いて!ここは断・然!紅椿の出番なんだよっ!」

「一応聞くがその根拠は何だ?」

「紅椿のスペックデータを見てみて!パッケージ何かなくても超高速機動ができるんだよ」

束の言葉に応えるように数枚のディスプレイが俺を囲むようにして現れる。

「紅椿の展開装甲を調整して、ほいほいほいっと。ホラ!これでスピードはばっちり!あっ、展開装甲っていうのはねこの天才束さんが作った第四世代型ISの装備なんだよ」

第四世代型ならこちらでも作ってあるけどな、言ってないけど。

「ちなみに紅椿の展開装甲はより発展したタイプだから、攻撃・防御・機動と用途に応じて切り換えが可能。これぞ第四世代型の目標である即時万能対応機ってやつだね。にゃはは、私が早くも作っちゃったよ。ぶいぶい『パシイィィィィィィイン』いったーい」

「このアホが、誰が早く作っただって?こちらの方が早いんじゃボケ。たった今セシリアとシャルのISも第四世代型だしな、それにうちらの隊は既にISの完成系になっている。欠陥機ではなく完成しているからな」

「えーそんな話聞いてないよ。それより海で暴走っていうのは白騎士事件を思い出すね、でもその場には白騎士だけじゃなくて黒騎士もいたんだよねえ」

「黒騎士?そんなの聞いたことないけど」

白騎士事件、日本を射程距離内とするミサイルの配備されたすべての軍事基地のコンピュータが一斉にハッキングされ、2341発以上のミサイルが日本へ向けて発射されるも、その約半数を搭乗者不明のIS「白騎士」が迎撃した上、それを見て「白騎士」を捕獲もしくは撃破しようと各国が送り込んだ大量の戦闘機や戦闘艦などの軍事兵器の大半を無力化した事件。まあそこにいたといわれる黒騎士は俺なんだけどな。

「話を戻すが、紅椿の出番はない。いきなり専用機をもらった者に出撃は許可できない」

「いっくん、箒ちゃんならやれるよー。さっきの見たでしょ?紅椿のスペック」

「それでも許可はできない、素人が戦場に立つのは許されない行為だ」

「では、私からの許可で出そう。そちらはそちらで、こちらはこちらでやらせてもらう。束、紅椿の調整を頼んだ」

と千冬がそう言ってきたので俺は勝手にしろと言って部屋から出た。俺を追うように、セシリアとシャルとマリア、ミーア、ルナ、ソフィアも追った。千冬はため息を吐いてから、ここにいる者で具体的な作戦を行った結果、箒の紅椿で牽制をしつつ足が遅い鈴とラウラと簪を向かわせての攻撃をすることになった。鈴とラウラはパッケージを量子変換をしていた。鈴は機能増幅パッケージ「崩山(ほうざん)」でラウラは砲戦パッケージ「パンツァー・カノニーア」を。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧