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インフィニット・ストラトス~黒衣の創造神~

作者:黒鐡
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第1巻
  初陣×インタビュー×転校生

授業を終えた俺は、IS学園の真上にあるトレミーにいた。しかも1番艦だから当然奏もいたけど。どうやら俺の様子見をしてきたらしい。しかもトレミーに入ったら光りだしたと思えば姿と年齢が変わっていた。歳は24歳になっていたし、顔も前よりイケメンになっていたけどまあ、奏も同じ年齢で俺だけおかしいと思ったのだろう。外史は。ついでにいえば俺の機体のメンテナスもしないといけないからな、トレミーはステルスモードにしてるからばれないと思いながら、手を動かしてると警報がなった。俺は何だと思い、ブリッジにいる奏から聞いた。

「奏、この警報はなんだ?」

「どうやら大型ドウターが来るようです。今回はゲートからきたらすぐ消滅するパターンのようです」

「なるほど、ちょいと様子見でみようか。IS学園の対応とやらを」

そして大型ドウターが4体現れてから、IS学園全体に警報が鳴り生徒たちは外を見ると化け物が現れたのか建物の中に入っていった。で、量産機を纏った教師達が攻撃を開始していたが大型ドウターの全長は10m、効くわけがないのに攻撃をしまくった。

「しょうがない、俺が出撃しよう。奏、ストライクフリーダムを発進させる」

「わかりました」

俺は、制服のままストフリをカタパルトデッキに行かせて発進させた。

「織斑一夏、フリーダム出るぞ」

ーーーーー千冬

何なんだあれは、上を見上げると全長10mはあるんじゃないかという化け物が4体いた。私は、すぐに全体警報を鳴らして生徒たちを体育館に避難させた。

「織斑先生」

「わかってる。教師部隊で何とか排除できるか」

まもなく教師部隊が迎撃したが、全然効果がなかった。何なんだあの化け物は。

「織斑先生、国連軍からメッセージが届きました。ここは我々ブラック・シャーク隊に任せろと」

「国連軍だと?しかしISでも効果がないのにどうやって?相手は戦闘機のミサイルでさえ効かない相手だと思うが」

するとレーダーに別の大きな物体がこちらに近づいてくるものがあった。あれは戦闘機だ、いやしかし普通の戦闘機よりでかすぎる。通信が入ってきたので答えた。

『こちらブラック・シャーク隊の者だ。これより我々が攻撃するからIS部隊は下がらせてもらいたい』

「いくら軍隊の者でも効かないのでは?」

『大丈夫です。あとそこにセシリア・オルコットはいませんか?』

「はい。おりますわよ」

「・・・・オルコット、お前は避難したんじゃないのか?」

『セシリアさん、隊長からのメッセージで自分は真上にいる。自分の機体をとってこいのことです』

オルコットは、窓から出て勝手にISを纏い外に出た。そして上に向かうと消えてしまったと同時に青い翼が生えた人型が現れた。

「ムラサメ隊、よく来たな。それとセシリアも」

『ドウターが出ることはわかっていましたから』

「私もお役に立つことを光栄と思いましてよ、一夏さん。あと姿がお変わりのようですけど」

「説明はあとだ、今はこいつらをぶっ潰す」

セシリアはアカツキに乗ってきた、で俺とセシリアは片方ずつに相手をしてムラサメ隊はサポートにまわった。俺は攻撃を地面にあてないようにして、正確にビームライフルを撃った。セシリアも同じようにしてはドラグーンシステムで、攻撃をした。最後に俺とセシリアで近接での攻撃をしてドウターは消滅した。消滅したのを確認すると、ムラサメ隊は元の場所に戻るように言って、俺とセシリアはトレミーに戻ろうとしたら拡声器で千冬の声が聞こえた。

『そこの機体、化け物を倒してくれてありがとう。だがその機体はなんだ?降りて来てもらってもいいか』

しょうがないので第3アリーナに降りた、すると教師部隊が現れて銃口をこちらに向けた。効く訳ないのにな。あとなぜか観客席には大勢の生徒たちがいた。これにはセシリアも苦笑いしていた。コックピット席から降りると皆驚愕した、降りてきたのは俺?とセシリアなんだからな。

「なぜオルコットが乗っている、そしてお前は誰だ?」

「おいおい俺の事を忘れたのか?織斑先生よ」

「まさか一夏か、いやしかし姿が違うぞ。まるで少年から青年になった」

「俺は織斑一夏で歳は24歳だ。言葉に気をつけな、俺たちはブラックシャーク隊の関係者だ。この機体については秘密だ、話は以上だ。セシリアは船に戻れ、俺も行く」

セシリアは機体に乗って船に向かった、俺も行こうとしたらIS部隊がこちらに来ようとしたので乗って船に戻った。トレミーに着艦後、機体はイアンに任せて俺はセシリアを抱っこして地面に降り立った。風術を使ってな。降り立ったあと尋問すると千冬姉は行ったが、俺達は拒否して教室に戻ろうとしたら教師部隊達が向かってきたが、ビームサーベルを持った俺は反撃して修復不能の一歩手前までやった。そのあと収納して教室に戻っていった。教室に待ってたのは一年一組のクラスメイトだったが殺意を込めた目で見ると、道を開けてくれて、そのあと箝口令を全生徒にした。そして夜になり、食事をしていた。相手はセシリアと箒、それとなぜかここにいる千冬。

「織斑、あの機体はどこに隠した。それと教えろ」

「それは無理な話だな、一般教師に教えるなんてただのバカにしか思えん。それと歳が一個違うとしてもその言い方はないのでは?」

「ではオルコット、お前もあの機体に乗っていたな。どこで手に入れた」

「それは無理なご相談ですわね、あの機体については国連軍ブラックシャーク隊の機密ですわよ」

と言いながら俺とセシリアは食い終わって食堂をあとにした。ちなみにこのあと強引に聞かれたので千冬を半殺しにしといた。

俺とセシリアは、俺の部屋に入った。一応機密の事になるからである、ちなみにのほほんさんはいない。たぶんまだ食事してるんじゃないのかなと思いながら、俺はセシリアに紅茶を入れた。俺はミルクティーにした。

「一夏さん、今日は疲れましたわね。あんな事があったなんて」

「しょうがないさ。ドウターはいつ出るかわからないし、小型だったらここの教師部隊なら倒せたかもしれないが大型だったからな」

今話してるのは今日起こった事件だ、全生徒と全教師に箝口令してるがここがIS学園でよかったと思っている。もし、一般人に知れたら大きな事件になっていたからな。もみ消しにはできないだろう。ISならまだしもガンダムや戦艦が見られたら各国の敵になるかもしれない、今回は迅速に駆けつけたムラサメ隊には感謝だ。

「それにしても前回はなかったが、俺以外の者が機体で戦うとは今回の外史はブレイクしてるな」

「確かに。私がまさかガンダムに乗るなんて夢のようですわ、しかも今回はアンさんたち武装神姫までいますし」

「今のところトレミーはIS学園の真上にいるからな、今回はアカツキで出てもらったが、今現在セシリア専用機の機体を開発してるようだ」

「もしかしてフリーダムですの?」

「いやケルディムガンダムだ、色は本来は緑だがセシリア専用機というところで青にしてもらっている」

俺はノーパソに今現在のことをセシリアに見せた。そしたらノックの音が聞こえたので俺はノーパソの電源を切り、空間の中に入れてドアを開けた。そしたらのほほんさんだった、何か食堂にきてほしいと言われたのでセシリアと一緒に行った。行ってみたら一組のクラスメイトがいて壁を見ると「織斑一夏クラス代表就任パーティー」と書かれていた。

「というわけでっ!織斑さんクラス代表決定おめでとう!」

「おめでと~!」

ぱん、ぱんぱーんとクラッカーが乱射された、俺たちが食事を終えたあとに準備してたとはな。皆各自飲み物を持っている、ちなみになぜ俺のことをさん付けで呼ぶのかは不明だがおそらく俺の年齢だろう。今の俺は24歳なのだ。千冬より一個上なのだからなのだろう。IS学園に入学するまでは中学生だったが、トレミーに入ったら光だしてこの姿になった。

「ところで一夏、それはジュースではないな。それはいったい?」

「ん?酒だが。お前ら未成年には早いぞこれは」

「そうか、あまり飲みすぎるなよ。お前は人気者なのだからな」

「さっきから気になっていたが、お前っていうのはやめろ。俺は年長者だぞ?敬語を使え敬語を」

こいつはなぜ俺に対して敬語を使わないんだか。箒は15で俺は24だ。

「はいはーい、新聞部でーす。話題の新入生、織斑一夏さんに特別インタビューをしにきました~!」

盛り上がったと思えばインタビューねぇ、めんどくせー。

「えっと、私は黛薫子といいます。新聞部副部長をやっています」

と名刺を渡されたので俺も名刺を渡した。電話番号とかメルアドとかは書いてないけど。

「名刺ありがとうございます。さっそくですが、クラス代表になってどう思いですか?」

「そうだな。とりあえず連勝無敗でやらさせていただく。模擬戦などは多少手を抜くが試合となるとたとえ代表候補生であってもぶっ倒します」

「コメントありがとうございます。それでは写真を撮らせてもいいですか?セシリアちゃんと一緒に」

俺とセシリアは立ち上がって写真を撮った、握手をして。あともう一枚はクラス全員で撮った、中心は俺とセシリアだけど。このパーティーは10時まで続いた、終わった後俺は一人酒を飲んでいた。日本酒をちびちびと。

「こんな時間に何をしてると思えば一夏か」

「ん?千冬じゃないか、どうした?確か寮長で見回りか?」

「まあなこんなとこで、飲んでないで私の部屋に来い」

俺は承諾してさっきまで飲んでたのを空間にしまって、寮長室に行った。前に掃除しといたからまだマシだけどな。千冬は冷蔵庫からビールを取り出して俺に渡してきた、そして乾杯した。

「ごくごくごく、ぷはー。まさか一夏と飲めるなんて夢のようだぞ。昨日までは16歳だったのがいつの間にか24とは」

「まあ、このことはまだIS学園とブラックシャーク隊しか知らんことだ。今日あったこともな」

しばらく話をしてたら11時になってたので俺は部屋に戻った。静かに戻ったらのほほんさんは寝ていたので、静かにシャワーを浴びたあとに寝たのであった。

朝、鍛錬を終えてシャワーを浴びたあと着替えるとまだ寝てるのほほんさん。なので起こして食堂に行って教室に行った、ちなみに神姫はアイネスだ。

「おはようございます、織斑さん。転校生の噂知ってますか?」

「転校生?知らんな、あとあまり固くならないでくれ。こっちが困るから」

俺は挨拶したあと、タメ口でもいいからと言ったら簡単な敬語でと言った。まあ、8つも離れてるからしょうがないが。まだ四月でこんな時期に転入とは、たしか転入は条件が難しいといっていたな。試験もそうだが国の推薦がなければ入れない。

「なんでも中国の代表候補生らしいです」

「ふーん、まあこのクラスには転入してこないだろう。代表候補生はセシリアいるし専用機持ちは二人だもんな」

俺とセシリアだけどな、俺は後ろの席に着くとセシリアと箒が来た。さっきまで自分の席にいたはずだが、気になるのかな箒は。

「どんな奴だろうな」

「気になるのか?ずいぶん余裕なんだな」

「そりゃそうだろう?相手くらいは気になるさ、クラス対抗戦で秒殺されないよう願いたいくらいだ」

クラス対抗戦とはそのままの意味でクラス代表同士によるリーグマッチらしい。本格的なIS学習が始まる前の、実力を知るためのイベント。なぜか知らんがやる気を出させるために、一位クラスには優勝賞品として学食デザート半年フリーパスが配られるとかな。どおりで女子たちが燃えてるのか。

「織斑さん頑張ってね!フリーパスのために」

「今のところ専用機持ちは一組と四組だけらしいから」

「その情報、古いよ」

ん?教室の入り口に立っているツインテールの女子がいた。

「二組も専用機持ちがクラス代表になったの。そう簡単には優勝できないから」

誰だあいつ。どっかで見たことあるな。

「あなたは確か二組の」

「そう、中国代表候補生、凰鈴音。今日は宣戦布告に来たんだけど、織斑一夏はいる?」

俺は立ち上がって鳳の前に立った、一応ハリセンを持ってな。凰は、俺を見て誰?って顔になっていた。

「俺が一組代表の織斑一夏だ、久しぶりだな鈴」

「はっ?何嘘言ってるのよ!あんたなわけないでしょ、というかあんた誰よ!」

俺はむかついたのでハリセンで叩いた。敬語を使え敬語を。叩いたら倒れたので、クラスメイトはご愁傷様とかいってたな。

「痛ったいわねー、何すんのよアンタは!」

俺は頭を掴んだ、所謂アイアンクローだ。ちょっと力を入れると何かわめいてるが気にしないでおこう。とそこに織斑先生がきたので、俺は廊下に出て二組のところまで行き放り投げた。

「織斑、そこで何してる?」

「二組の凰が、俺を織斑一夏と信用しない上にタメ口で聞かれたので、ハリセンとアイアンクローをしてきた。で、織斑先生が来たので二組に放り込みました」

「ほう確かにな。席に座れ」

俺は席に座ろうとしたらクラスメイト達に聞かれたが席に戻った、代わりに織斑先生が出席簿が火を噴いた。

「座れ、馬鹿ども」

ばしんばしんと音が鳴り、席に座るクラスメイト達。そして授業が終わり、昼食に行こうとセシリアと箒を誘い行ってみると、券売機の前に凰がいた。

「待ってたわよ一夏」

「邪魔だ、どけ小娘」

俺は前に立っていた凰を退かして券を買った、箒はきつねうどんでセシリアはスパゲッティ。俺は大盛りそばを。券を買って、昼食を持ち席に向かった。俺は空いてる席を見つけると席に座ったが凰が座ってきた。

「あんた、本当に一夏なの?」

「俺は織斑一夏で織斑先生より一個上だ、久しぶりだな、鈴」

「やっぱり一夏なのね。アイアンクローされたとき思い出したわ、千冬さんにもアイアンクローくらったときがあったから」

それはそうだろな、千冬のアイアンクローを受け継いでいるし。でも姿や声が変わっても俺とわかるならそれでいいけど。

「ところで一夏、そろそろどういう関係か説明してほしいのだが」

「こいつのことか、ただの幼馴染だ。と言っても中二の時に俺は転校したから会うのは一年半ぶりか。鈴、こいつは小学校のときの幼馴染だ」

「そうなんだ。初めまして、よろしくね」

「ああ、こちらこそ」

そういって挨拶してたが何やら火花が散っていたような、俺は気になったがまあいいかと思った。

「鈴、こちらは俺の古い友達でな、イギリス代表候補生のセシリア・オルコットだ。仲良くしてくれよ」

「紹介をされましたが、セシリア・オルコットです。よろしくですわ」

「よろしくね。でも私のほうが強いから」

「私のほうが強いので負けませんわ」

こちらも火花出てきたけどまあ、大丈夫だろう。

「ところで一夏、あんたクラス代表なんだって?」

「ああそうだが。あとその言い方はやめろ、年長者に対して失礼だぞ」

「じゃあ聞くけど、ISの操縦見てやろうか?」

「断る。お前より弱くないのでな。それに俺は指導する方だ、今はセシリアのを指導している」

お前より弱いと言ったのかぷるぷる震えていた、まあ俺はIS学園の中でも最強だと思うし。たぶん。セシリアに指導するのは本当だけどな、あとISをカスタマイズした、ビットの数を4つから6つにして腰にあったミサイルからレールガンに変更した。

「じゃあ、放課後でISの指導を見せてくれない?」

「それはだめだ。クラス対抗戦があるから今は無理だ」

「じゃあ、そのあとでいいから時間あけといてね」

ラーメンのスープを飲み干したら片づけて行ってしまった、俺はそばを食い終わったら教室に戻った。 
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