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仮想空間の歌う少年

作者:ケンケン4
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2ースノードロップの日常 (中編)

 
前書き
あ、いろいろなコラボにスノー君出てますね。
どの作者さんのスノー君もかっこいいな…!僕下手だけど。
それでも問題ないぜ!という方はどうぞ! 

 
部屋に戻り、いつも通りベランダから詩乃の部屋に行く。

「あ、詩乃。今日鍋だよね?」
「そうだけど…?」
「一緒に食べよう!」
「それっていつも通りなんじゃ…?」

そう詩乃が言うが気にしない気にしない。僕達は土鍋に野菜とかを詰め込みガスコンロでちゃんこ鍋をいただく。

「パクパク…そう言えばALO種族何にするの?」

そうすると詩乃はうーんとうなって。

「佳と同じって言いたいところだけど…。プーカってクセが強いのよね。」
「やっぱり詩乃は遠距離がいいの?」
「そうね…。遠くから狙い撃つのが…。」
「だったら弓だよね…。あ、そうだ。」

僕は少しニヤッとして。

「だったら武器はロングボウはどう?あれは確かスナイパーの様な感覚で出来るよ?」
「うーん…。それにしようかな。…ねえ、佳。1番視力が良い種族は何?」

そう言って詩乃はお皿を置いて尋ねる。

「え?そうだね…。やっぱりケットシーかな?あの猫さん。」
「そう…!それじゃそれにしてみる。」
「?なんで?」

詩乃は僕が不思議そうな顔したからだろう。それを聞いてニヤッとする。

「射撃するにはやっぱり眼があった方がいいのよ。」
「???」

僕は全く訳分からなくなってポカーンとする。そうすると詩乃は笑って。

「ふふっ。佳。ポカーンとしてるよ?」
「…だって分からないんだもん。」
「それは後でのお楽しみ。…さ!片付けよう!」

そう言ってさっと鍋を片付け始める詩乃。僕ははあ。とため息をつきながら片付けを始めた。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

私はさっそくALOにログインして、種族はケットシーを選択する。
するとウェルカムという文字と共に視界が光った先には。

「うわー…!綺麗…!」

離れ小島の様な美しい城下が広がっていた。たしか地名はフリーリアという名前だった。
すると…。

「ひょっとして君がシノンちゃんかナー?」

かわいらしい声を聞いて振り向くと猫耳の女の人がいた。その人の装備を見ると強そうな綺麗な装備がされてあった。

「貴女は…?」

その人は慌てて構えると独特の話し方で話し始めた。

「あ!紹介が遅れたネ!うちはアルシャ・ルー!ここ、ケットシー領フリーリアの領主だヨー!」
「りょ…領主⁉︎」

確か佳が言っていた。その種族の領主はその種族の中でも様々な権限を持つと。少し身構えるとアルシャさんは手をバタバタと振って。

「そんな身構えないでヨー⁉︎領主と言っても大したものじゃないんだから!」

それに、と言ってアルシャさんは付け加える。

「それにスノー君から君の事よろしくと頼まれてたんだヨー!」
「スノーが?」
「なんでも『僕がそっちの領土に着くまでにシノンにこのALOをレクチャーして!』なんて頼まれたからネ!」
「え…⁉︎」

領主プレイヤーにそんな初心者レクチャーを頼むなんて…。
ん?
私は思っていた疑問を口にする。

「あ、あの。スノーって凄いんですか?領主であるあなたにそんなこと頼むなんて…。」

その疑問に対してアルシャさんは苦笑いで。

「彼はネ…。『音の死神』の異名を持つからネー。戦闘においてはこの世界でトップレベルだヨ?面倒くさがりやだからあんまり戦わないけどネ…。」

そうするとアルシャさんは笑って私を見た。

「シノンちゃんの事は聞いてるヨ!いつも惚気話でよく出てくるからネ〜!」
「な…⁉︎」

そうするとアルシャさんは私の反応を見てにゃははと笑う。
そしてさてと、とアルシャさんが言うと。

「とりあえず店とか戦い方とかいろいろ教えるからよろしくネー!」
「はい!」

そうやってアルシャさんはトコトコと城下街へと足を運んで行く。私もその後をついて行った。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「まあ、こんな感じかナー?」

私の武器ロングボウを買って。そのロングボウの使い方の説明や、チュートリアル的な敵を倒すとアルシャさんは。

「さて、そろそろスノー君がくるみたいだからネ!私のレクチャーはこれでおしまい!」
「ありがとうございます!」

私はここまで親身に教えてくれて思っていた感謝を込めてお礼を言う。

「礼を言うのはこっちもだヨ?まさかロングボウにあんな不意にスナイパーの様な使い方をするなんて…!目からウロコだったヨ!」

そう言うとアルシャはふと空を見て。

「あ、スノー君来たヨ!」
「え?」

そうアルシャが言った直後。一陣の風がフワッと舞ったと思うと。
…現実の佳を茶髪に染めて小さな馬の耳を付け、端がボロボロの赤いコートに黒のシャツ、黒のズボンを来た少年が舞い降りていた。その少年の背中には死神の様な大鎌が装備されていた。

「ルーちゃん!シノンの事ありがとう!」
「いえいえ大丈夫だヨ?…それじゃうちはこの辺で!」

そう言うとアルシャさんは何か呪文の様な物を唱えるとフワッと消えてしまった。

「ん…。さすがルーちゃんの魔法だな…。」

そうスノーは呟いて。私の方を見て笑顔で。

「ようこそ♪アルムへイム・オンラインへ!
…待ってたよ。シノン。」

そうするとスノーは私の頭を撫でて。

「ん♪やっぱりシノンのアバターはかわいいね♪」
「ありがとう。」

私は何と無く恥ずかしくてそっけない感じで答える。

「そっけなく返した感じでも顔が赤いよ?」
「…⁉︎」

そうスノーがクスリと笑う。そして。

「そうだね。まずは…僕の領に行こうか!」
「僕の…?」

私はスノーにオウム返しで聞き返す。するとスノーはあちゃーという表情で。

「あ、シノンには言ってなかったね…。僕はプーカの領主なんだ。」

…え?プーカ領主?
私は驚いて叫ぶ。

「そんな大切な事は早く言いなさいよ!」
「ふふ。ごめんね…。あ、飛び方分かる?」

スノーは素直にそのことを謝ると、飛び方を聞くと共に私の右手をそっと握る。

「大丈夫よ。」

私はそう答え2人で飛翔する。
もちろんさっきと同じ2人の手は握って。
 
 

 
後書き
なんかイチャイチャしてるのは気のせい。
スノー「…。ケットシーの詩乃マジ可愛い…。」
すごい顔真っ赤にしているスノー君は置いておいて。
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スノー「次回もよろしくお願いします!」 
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