伝説となった狩人達
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十六人目
MY ENEMY
終話
わしには…
竜人族にはもう、何も出来んじゃろう。
奴らは純粋すぎる…
まだ本当はな…
あの狩人が好きなのかも知れん。
じゃが何も聞こうとせん。
その生き残りの狩人が言っておったらしい。
わしはこの話だけでも…
あの三人に伝えたいんじゃよ…
始めから…
始めからよ、封龍剣で行けば…
戦況は変わってきてるかもなあ。
駆け出しが持つナイフあんだろ?
あいつ、あれよりよぉ…作りの悪い…
鉈っぽい武器で戦ってんだよ。
あんなもん、すぐ切れなくなるし…
邪龍相手にあれはねえだろう。
それを刃が無くなるまで使いやがってな…
誰かに頼まれてたのか、わからねえけどよ。
理由がそれくらいしか考えられねえだろ…
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