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行為の代償

作者:とあーる
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いつもの夜

「スター…温かいよぉ…」
そう言ったのはリーフィアのリーフ。
「フィアも…すごくかわいい顔してる…」
ブースターのスターが返す。
二人はひとつ屋根のした、お互いに体を寄せあっていた。その抱擁を解くことができるものは何もないほどに…
リーフはスターとの抱擁を楽しんでいた。彼と抱き合っているととても温かい。その熱は体の表面だけではなく、心の奥底まで温めていく…
スターもまた、リーフとの抱擁を楽しんでいた。リーフと抱き合っていると彼女から出てくる良い香りが彼を癒していく。


…何分くらい抱き合っていただろう。
二人が抱擁を解いたとき二人の体には汗がびっしりとついていた。特にスターは今までにないほどに汗をかいていた。
スターの股間のスリットからはピンク色をした粘膜が顔を出していた。
リーフも股間の辺りの毛をぐっしょりと濡らしており彼らが興奮してきていることは明らかだった。
「リーフ…」
スターはそう言いながらリーフの小さく膨らんだ双丘を両手でつかんだ。
彼女の体は軽く痙攣し彼女は甘い声を漏らす。
「いいねぇ…いいよその顔…リーフがどんどん可愛くなっていくよ…」
リーフは頬を紅潮させている。
その色はリーフの甘い声が響くと共に濃くなっていく。
スターはリーフの胸を揉むのをやめる。
「じゃあ…そろそろ…」
彼はリーフの胸に顔を押しあて舌で乳房を這いずり回る。
「ひ…やぁ…はぅっ…」
やがてスターのしたが芽に触れるとリーフは体を弾ませる。
「ひゃうんっ」
スターの舌はそのまま芽を重点的に這いずり回った。
「ひ…や…はぁ…あぅ…」
スターは満足したのか舐めるのをやめると次は芽を吸いにかかった。
「ひぎぃっ…ああ゛ぁ…」
あまりに強すぎる刺激。
リーフはいつも胸だけでイってしまう。
イってしまうというかスターはそれを狙って毎日攻めていたのだから当たり前だろう。
スターはリーフを本気で愛していた。彼女を汚したくなかった。だから挿入どころか秘部への愛撫も控えていたし、リーフに自分のものを愛撫させるときも手や葉っぱの尻尾など汚しても比較的洗いやすいところでシゴいてもらっていた。
もちろん今夜も例外ではない。
しかしそれがリーフのストレスを生んでいたのだった。
今夜もせっかく胸で気持ちよくなってもっとやってほしいと思っていたのだが彼はそこでやめてしまい、手でシゴいてと言った。
刺激を求めているリーフはどうしても欲求不満で家で自慰をしてから眠りにつくのだった。 
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