| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ストライクウィッチーズ 私達の恩人

作者:末武克之
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第2話 守りたいから

 
前書き
第3話の内容です。 

 
ー龍牙ー


俺は朝起きて適当に歩いていた。
龍牙「しかし広いな。」
俺はそう言って浜辺に向かっていた。


~浜辺~


俺は浜辺に寝転んで空を見ていた。
美緒「黒鋼。」
後ろから坂本が声を掛けてきた。
龍牙「ん?」
俺は起き上がって坂本の方を見た。
美緒「おはよう。」
そう坂本は言った。
龍牙「よう。」
俺はそう言ってポケットに手を入れてそう言った。
美緒「意外だな。お前が早起きするとは。」
そう坂本は言った。
龍牙「昔からな。」
俺は銀竜を片手に持ちながらそう言った。
芳佳「あれ?黒鋼さん。それに坂本さん。」
後ろを振り向くと宮藤が立っていた。
龍牙「よう、お前も早いな。」
俺はそう言って宮藤の頭を撫でた。


~ブリーフィングルーム~


俺は銀竜を片手に持ちながらミーナ隊長に挨拶をするように言われた。
ミーナ「はい、皆さん注目!改めて今日から皆さんの仲間になる新人を紹介します!坂本美緒少佐が扶桑皇国から連れてきてくれた宮藤芳佳さんと黒鋼龍牙さんです。」

そうミーナ隊長は言った。
芳佳「宮藤芳佳です。皆さんよろしくお願いします!」
宮藤はそう言って挨拶をした。
龍牙「黒鋼龍牙だ!お前等みたいな雑魚と馴れ合う気はない!俺は俺の強さでネウロイを全滅させる! 」

そう俺は言った。
ミーナ「黒鋼龍牙さん!」
ミーナは俺に話し掛けてきた。
龍牙「俺はあんたらとは違う。それから俺は銃は使わない。使うのは銀竜だけで充分だ!」

俺はそう言ってブリーフィングルームを後にした。


~龍牙の部屋~


俺は銀竜を磨きながら外を見ていた。
芳佳「あの、黒鋼さん。」
宮藤が部屋に入ってきた。
龍牙「よう、どうした?」
俺は銀竜を鞘に戻して聞いた。
芳佳「リネットさんがこの基地の案内をしてくれるから一緒に行きませんか?」
そう宮藤は言った。
龍牙「わかった。暇だし付いてくわ。」
俺はそう言って銀竜を片手に持ちながら宮藤とリネットと一緒に基地を見ていた。


~基地の裏庭~


俺と宮藤とリネットは基地を歩いていた。
芳佳「あの人は?」
宮藤はリネットに聞いた。
リネット「ハルトマン中尉ですね。このあいだ撃墜数が200機になったんですよ。」

そうリネットは言った。
芳佳「200機!?今までそんなに沢山のネウロイと戦ってきたんだ…」
そう宮藤は言った。
リネット「隣のバルクホルン大尉なんて250機ですよ。ミーナ隊長も160機を越えていますし。三人が居なかったらここもとっくにネウロイに制圧されていたと思います。他の皆もすごい魔法の技を持っていて沢山の人の故郷を守ってくれているんです。本当にすごいんです。ウィッチーズは。」
そうリネットは言った。
龍牙「そうか?」
俺は銀竜を片手に持ちながらその辺を歩く事にした。


~夕方~


俺は両手にエネルギーを集めて的に向けて放った。
龍牙「気力ボンバー!」
俺の強力なエネルギー弾は的を消滅させた。
?「新人。」
後ろを振り向くとバルクホルンと呼ばれていた女が立っていた。
俺は銀竜を片手に持ちながらバルクホルンを見た。
龍牙「何だ?」
俺は聞いた。
バルクホルン「貴様が何者か知らないが私達の邪魔はするなよ。」
そうバルクホルンは言った。
龍牙「知ったことじゃないな。」
俺はそう言って基地に戻った。


~夜~


俺は夕食を作りながら明日の事を考えていた。
明日が休みなら俺は新技を考えていた。
ミーナ「黒鋼君。ちょっといいかしら?」
そうミーナ隊長は話し掛けてきた。
龍牙「何だ?」
俺は夕食を作り終えてミーナ隊長を見た。
ミーナ「貴方に頼みたい事があるの。」
そうミーナ隊長は言った。
龍牙「あん?」
俺はミーナ隊長に隊長室に一緒に来るように言われた。


~隊長室~


俺は銀竜を片手に持ちながらミーナ隊長と話をした。
ミーナ「貴方は一人で戦うと言ったけど。貴方は一人じゃないわ。それだけは忘れないで。」

そうミーナ隊長は言った。
龍牙「悪いが俺は一人で戦うと決めたんだ。」
そう言って俺は外に出た。


~滑走路~


俺は空を見ながら寝ていた。
芳佳「あれ?黒鋼さん。」
後ろを振り向くと宮藤が立っていた。
龍牙「よう。」
俺は挨拶した。
芳佳「あの、黒鋼さん。私って役立たずでしょうか?」
そう宮藤は聞いてきた。
龍牙「どうしてそう思うんだ?」
俺は銀竜を片手に持ちながら聞いた。
芳佳「私はあまり皆さんの役に立っていないかなって思ったんです。」
そう宮藤は言った。
龍牙「そう思うのか?」
俺はそう言って空を見ていた。
リネット「宮藤さんそれに黒鋼さん?」
そう後ろから言って来たのはリネット・ビショップだった。
俺はそれを確認して銀竜を鞘に戻した。
龍牙「よう、どうした?」
俺は聞いた。


~2分後~


リネットと俺と宮藤は話をしていた。
リネット「黒鋼さんと宮藤さんはすごいな。」
そうリネットはいきなり言って来た。
龍牙「何が?」
俺は聞いた。
リネット「宮藤さんは諦めないで頑張れるところ、黒鋼さんは一人でネウロイと戦えるところが。」
そうリネットは言った。
芳佳「通知表にも同じこと書いてあった。」
そう宮藤は言った。
龍牙「そうか?」
俺はそう言って前の景色を見ていた。
リネット「私なんて何の取り柄もないし、ここに居ていいのかしら。」
そうリネットは言った。
芳佳「リネットさんあんなに上手なのに!」
そう宮藤は言った。
リネット「ううん全然そんなことないわ。」
そうリネットは言った。
龍牙「ある人が言った。鍛え足りないなら鍛えるだけだってな。」
そう俺はリネットに言った。
リネット「黒鋼さんみたいに誰もが強いんじゃないんです!!」
そうリネットは言った。
龍牙「そうか。」
俺は銀竜を片手に持ちながら自分の部屋に向かった。


~次の日~


俺は朝起きて新しい技の研究をしていた。
力がまだ完璧でないなら強い技を完成させるしかないから。
俺は何かいい技がないか考えていた。
ウーウー。
するといきなりサイレンが鳴り始めた。
俺は隊長室まで走り出した。


~隊長室~


龍牙「ネウロイか?」
俺はそう聞いた。
ミーナ「ええ、坂本少佐達が6人が向かったわ。」
そうミーナは言った。
龍牙「そうかなら俺が出るまでもないな。」
そう俺は言った。
ミーナ「ええ。」
ミーナはそう言って外を見ていた。


~自室~


俺は銀竜を磨きながら外を見ていた。
龍牙「宮藤の所に行きますかな。」
俺は銀竜を腰に装備して宮藤の所に向かった。


~廊下~


芳佳「リネットさん私魔法もへたっぴで叱られてばかりだしちゃんと飛べないし銃も…満足に使えないしネウロイとだって本当は戦いたくないでも私はウィッチーズにいたい私の魔法でも誰かを救えるならー何か出来る事があるならやりたいのそして皆を守れたらってだから私は頑張るだからリネットさんも…」
ウウーウー。
またサイレンが鳴り始めた。
タッタタタタタ。
宮藤は走って行った。
俺は宮藤の背中を見て付いていこうとした。
ガチャ。
リネットはドアを開けて宮藤の言葉に心を動かされたらしい。

リネットも何かを決めたのか走り出した。


ーリネットー


ミーナ「貴女にはためらいがあるの」
そうミーナ隊長は言った。
芳佳「撃てます!守るためなら!」
そう宮藤さんはミーナ隊長に言った。
ミーナ「とにかく貴方はまだ半人前なの」
そうミーナ隊長は言った。
芳佳「でも!」
宮藤さんの背中に負けていられなかった。
リネット「わ私も行きます!」
そう私は言った。
芳佳「リネットさん…!」
宮藤さんは驚いていた。
リネット「二人合わせれば1人分ぐらいにはなります!!」
そう私は言った。
ミーナ「それでもダメよ」
そうミーナ隊長は言った。
リネット「そんな」
私は何か言おうとした。
龍牙「いや6人分だ!」
黒鋼さんはそう言って扶桑刀を片手に持ちながらそう言った。
ミーナ「黒鋼君!」
ミーナ隊長は黒鋼さんを見た。
龍牙「こいつらの可能性を信じようぜ。」
そう黒鋼さんは言った。
ミーナ「90秒で支度しなさい」
そうミーナ隊長は言った。


ー龍牙ー


俺は背中にドラゴンウイングを生やして空を飛んだ。
ミーナ「敵は3時の方向から基地に向かってくるわ!私とエイラさんが先行するからここでバックアップをお願いね!」
そうミーナは言った。
リネット&芳佳「はい!!」
そう二人は頷いた。
リネット「ー宮藤さん本当は私怖かったんです」
そうリネットは言った。
芳佳「私は今も怖いよでもうまく言えないんだけど何もしないでじっとしてるほうが怖かったの」
そう芳佳は言った。
リネット「何もしないほうが…」
そうリネットは下を向いて言った。
すると前からネウロイとミーナとエイラがこっちに向かって来た。
リネット「あれは…ネウロイ!?」
そうリネットは言った。
芳佳「近づいてくるよ!」
そう宮藤は言った。
リネット「わわッ!!」
リネットはライフルでスコープでネウロイに照準を合わせた。
バァンバァン。
2発発砲したが全然当たらなかった。
リネット「ダメ!全然当てられない!!」
そうリネットは言った。
芳佳「大丈夫!訓練であんなに上手だったんだから!」
そう宮藤はリネットに言った。
リネット「私飛ぶのに精一杯で…!射撃を魔法でコントロールできないんです!」
そうリネットは言った。
芳佳「じゃあ私が支えてあげる!」
そう言って宮藤はリネットの股に体を入れた。
それは肩車だった。
芳佳「これなら!撃つのに集中できるでしょ?」
そう宮藤は言った。
龍牙「よし!俺がネウロイの動きを止める!お前等はその隙に撃て!」
俺はそう言って両腕をクロスさせた。
龍牙「ウルトラ念力!」
俺はそう言った瞬間ネウロイの動きが止まった。
芳佳「すごい!」
そう宮藤は言った。
龍牙「何やってんだ!早く撃て!」
俺はそう言った。
芳佳&リネット「はい!!」
二人は同時に銃を発砲した。
バァン。
ダダダダダダ!
二人の弾丸がネウロイに直撃してネウロイのコアを破壊した。
リネット「やった!」
そうリネットは喜んだ。
しかしネウロイの爆風がこっちに来た。
芳佳「やりましたね黒鋼さん!」
そう宮藤は言った。
龍牙「ああ」
俺はそう言った。
リネット「やった!やったよ!!宮藤さん黒鋼さん!!私初めて皆の役に立てた!!宮藤さんと黒鋼さんのおかげよ!!ありがとう!!」
そう言ってリネットは俺と宮藤に抱きついた。
龍牙「うおおお!」
バチャーン。
俺達3人は海に落ちた。
芳佳「芳佳でいいよ!私達友達でしょ?」
そう宮藤は言った。
リネット「じゃあ私もリーネで!」
そうリーネは言った。
龍牙「龍牙でいいぜ。」
そう俺は言って海から上がった。
この日俺に親友と呼ぶべき仲間が一人できた。

続く 
 

 
後書き
次はバルクホルンの話です。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧