ヘタリア学園
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第四千四百四十五話 上司の上司の人までが
第四千四百四十五話 上司の上司の人までが
「私は毎年スコットランドに行くことを楽しみにしているのですが」
遂にです、イギリスの上司の上司の人である女王陛下までが出て来ました、物凄いことになってしまっています。
「独立しましたら」
「そうだよ、女王さんだって困るんだよ」
「ですから」
独立して欲しくないというのです。
「お願い出来ますか」
「独立しないでこれからも一緒にやっていかないか?」
イギリスも言います。
「なんだかんだで三百年以上一緒にやってきただろ」
「そうだよな、長い付き合いだしな」
「やっぱり独立しないでおくか?」
「このままいくか」
「同じ国としてな」
賛成派に向かう人もいました、ですが。
「いや、独立だ!」
「絶対に独立だ!」
こう言う人達もやっぱりいました。
選挙の日が間近になる中でも双方の勢力は拮抗していました、最後の最後まで予断を許さない状況が続いています。
第四千四百四十五話 完
2014・9・25
ページ上へ戻る