| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ハイスクールアーマードライダー

作者:渦巻 汐風
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
< 前ページ 目次
 

第零章 前世の前世編
  第零話 戦いの末に……

 
前書き
懲りずにまた新しいのを投稿、またライダーですよ。
いい加減にしろよって感じですね。
まぁ、反省する気もないですが。
楽しんでくれるなら幸いです。 

 
「何故……こうなってしまったんだ…、俺には…止めれるはずの力があったはずなのにっ‼」

周りを見渡すと、そこはまさに地獄絵図だった。
そして、目下に広がる光景は、偉業の化け物が、戦い合う戦場となり、その中心では、鎧を纏った、鎧武者と、騎士が戦いあっていた。
その2人はもうすでにボロボロの状態で、もう立つことすら困難な筈であるのに、どうしてか、戦い続けている。
それをビルの上から呆然と眺めて居るのは、本来居る筈のないイレギュラーであり、このあとに起こるであろう事態を止めようとした者。
そして、半ばで止めるための力を奪われ、何もできずに立ち尽くしていたのであった。
覚悟を決めて、運命を決めた筈なのに、ただ、戦い合う運命を変えたかっただけなのに、どうしてこうなってしまったんだ、イレギュラーである自分が居たとしても、運命は繰り返されるものなのか、自問自答し、繰り返し、そして思考が最初に戻る。
そんなことを繰り返して居るうちに、どこからか声が聞こえる。

『貴方は運命を選ぶことになる…』
「舞…おまえ…なんで、ここに」
『ここで戦いを止めるのか、止めないのかは、貴方が決めること、そしてそれを叶えるための力は、すぐそばにある、選んで、あの2人を止めるために…』
「でも…俺はっ‼俺はもう…戦えない…戦う力を、失ったんだ…もう、この戦いはどちらかが倒れるまで止まらない、世界を飲み込むまで、終わらないんだよっ‼」
『違う…貴方の力は、まだ失ってはいない…貴方が選べば、私が力をあげる、選んで、このまま見届けるのか、終わらせるのか』
「俺は、俺はっ!!!大切な人を守れなかった、前世でも、今でもっ!!!けれど、支えてくれた仲間が居た、俺は、その人たちを守りたい!!!それが出来るなら、俺は人間でなくなっても構わない、だから、俺に力をくれ!!!舞!!!」
『貴方なら、そう言うと思った、だから、この力でこの戦いを終わらせて、そして、みんなが笑える世界を』


そう、舞が言うと、近くにあった、果実をもぎ取ると、それが金色に輝き、一つのドライバーと、ロックシードに変化した。
俺はそれを受け取り、覚悟を決めた。


「俺は、守って見せる…俺の大切な人たちと、大切な人たちが住む、この地球を!!!変身っ!!!!」


《ナシ!!!ROCK ON♪》


手に持った機械的なロックシードを解錠し、戦国ドライバーにセットし、ハンガーを閉じる。
すると、三味線とギターが混ざったような音がなる。
そして俺はブレードを倒し、変身した。


《ベケベン‼ナシ‼アームズ‼蒼…天…乱斧 ハァッ‼》


仮面ライダーに。
再び手にしたこの力で、この戦いを…終わらせる‼

「俺は、彼奴らも、この世界も、絶対に終わらせはしない‼!!!」


そして俺、は戦いの中に身を投じ、そして、意識を絶った。


そして俺は、また、白い空間にきて居た。
またとは何故なのか、それはすぐに分かるだろう。


「俺は…はっ!!洸太は⁉戒斗!!それに舞、皆はどうなったんだよ⁉」
『皆は貴方のおかげで救われました、貴方が、運命を選んだ結果です』
「か、神様⁉なんで、俺はまたここに?」
『貴方は、世界を黄金の果実の力で変えたあと、皆に看取られ死んだのですよ、貴方の死は、黄金の果実ですら覆せなかった。運命はやはり、そんなものでは覆せないのですね』
「そうだったんですか…皆は、今幸せですか?」
『えぇ、皆、貴方の死を乗り越え、 貴方の作った新しい世界で、頑張っています』
「そうですか…それならいいです、皆が幸せで居られれば、それが俺の選んだ運命だから」
『そうですか…その件はもうよろしいですか?』
「はい、もう未練はありません、それで、なぜまたこの場所に、まさかまた転生ですか?」
『世界を救った貴方に、お願いがあるのです、私の他にも神が居ることは前の転生の時に話しましたよね?』
「えぇ、はい、覚えてます。それがどうかしたんですか?」
『はい、そうなんです、今実は悪質な転生者が、いろんな世界で、とんでもないことをやらかして居るんです、それも、世界を壊すような』
「それって…まさか、あいつですか?」
『はい、貴方が最初に転生する時に、私の許可なく特典をつけずに転成させようとした、あの者です、その神が、勝手に人を殺し、転成を次々とさせて居るようなんです。そしてその転生者達を、倒す役目を貴方にはやって貰いたい、やって貰えますか?神の方はもう処罰はしてあります、消滅の刑でもういませんですが、転生者達は残っています。もちろん嫌なら、強要はしません、その場合は別の者を用意し、貴方には平和な世界で暮らして貰います。どうでしょう』
「それは…転生者を…人を殺せって事ですか?」
『はい、無理ならいいですよ、貴方が絶対にやることではないので』
「いや、やります、俺にやらせてください」
『本当に良いんですね?貴方には関係のないことなんですよ?』
「例え関係ない事でも、他人の幸せを奪う事は許せないんです、人の幸せを守るためなら、俺は…【人だって殺せる】現に俺は、もう人を何人も殺しているから、今更何人人を殺めたって、問題ないそれに…俺の幸せを捨てたって良い、だからお願いします!!神様」
『分かりました、貴方の覚悟は本物のようですね、それでは戦うための力を授けます』


そう、神が言うと、俺を指差すと、指先から光がこちらに向かって出てくる、そして俺の胸に吸い込まれる、前と同じだ、最初の転生の時と。


『貴方には、様々な能力を与えました、その能力は、世界に行った時に確認してください、確認の仕方はわかってますね?あと、貴方の他にも沢山の同じ使命を受けた者たちがいます、ですが、貴方には一つの世界だけで使命をしてください。転生者を倒したら後は自由にしてくれても構いません。では早速ですが、貴方がこれから一生を過ごす世界に行って貰います、そこには、もう先に行って居る者が居ますので、接触してください、そしてその世界を救ってください』
「分かりました…それでは行ってきます」
『ご武運を、何かあったら、直接メッセージを送るので、よろしくお願いします』
「分かりました」
『それでは、転生スタート!!』


そうして俺は、二回目の転生をした。 
 

 
後書き
何も言う事はない。
ただ一ついうなら、ボクっ娘っていいよn……
 
< 前ページ 目次
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧