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ヘタリア学園

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第四千四千四十話  二十二階

第四千四千四十話  二十二階
 アジア大会前に選手村入りした日本選手団ですがびっくりしました、お部屋は二十二階にあったのですが。
「エレベーターが動かないです」
「つまり二十二階まで階段で行けというのですね」
「はい、行き来は」
 選手の人達が日本に答えます。
「そしてお風呂もお水が流れません」
「しかも冷暖房もですね」
「これはかなり」
「しかしです」
 それでもと言う日本でした。
「役員の方々は違います」
「あの人達には好評なのですね」
「そうです、何故か」
「宿舎が違うのでしょうか」
「二十二階まで階段で行くことは」
 大変です、降りることも。
「あの方々はそれで快適しょうか」
「わかりません」
 謎です、二十二階で行き来することが日常というスポ根漫画の様な生活を送っているのでしょうか。それならお話は別ですが。


第四千四百四十話   完


                           2014・9・22 
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