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リュリュちゃん日記

作者:あちゃ
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ソルムンド暦177年10月9日

今日、ショッキングな事が判明しました!

アルカパを調査している兵士さんの一隊が、ラインハットに引き上げるらしく、一旦サンタローズに立ち寄りました。
デルコさん・マリソルさん・ナタリアさんは、その人達と一緒にラインハットへ帰るそうです。
寂しいですが仕方ないですよね!
きっと直ぐに再会出来ると思うので、笑顔でお別れします。

村の入口まで、お母さんと一緒にお見送りに……
そこで騒ぎが起きました!
アルカパへの調査隊に加わっていた、1人の兵士さんを見てお母さんが悲鳴を上げ震えながら叫んだんです!
「あの人、サンタローズを襲い、私を襲った男よ!」

何と!?
そんな酷い人物が、普通に兵士さんを続けているなんて!?
その兵士さんは一生懸命言い訳をしてました。
「あの時は新兵で逆らえなかったんだ」とか「今では本当に悪い事をしたと反省している」とか……

反省するのは当たり前です!
罪を犯したのに、罰を受けないのはダメですよ!
だからそう言ったんです……そうしたら「今は真面目にやっていて家族もいる……だから許して欲しい……大事(おおごと)にしないで欲しい……」って!

でもお母さんに酷い事をしたのは許せません!
そうしたらお母さんが「大事(おおごと)にしてほしく無かったら、家族に全部打ち明けて下さい! そして家族をサンタローズへ連れてきて下さい! 如何に酷い事をしたのかを、家族に知らせて下さい! そのくらいの罰は受けるべきです!」って……
そのまま踵を返して帰っちゃいました。
私も頭にきてたので、お母さんと一緒に帰ってしまいました。

今にして思えば、マリソルさん達にお別れの挨拶をし忘れました。
でもあの時はそんな事まで考えられませんでした。
お手紙を書いて謝らないと…



 
 

 
後書き
ここまでが過去に掲載した話です。
次話以降、未掲載話になりますのでお楽しみに。

P.S:dddddd様、アホな作者に掲載済みの情報をありがとうございます。
続きもエンヤコラと頑張りますので宜しくお願いします。 
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