精霊使いの剣舞~剣舞の女神《ヴァルキリー》~
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☆6 襲来
前書き
すみませぇぇぇぇぇぇぇん!!!
リアルに忙しかったから更新遅れました!!!本当にすみません!!
このとーりですorz
謝罪だ終わって、はい本題!
お気に入り10件突破ありがとうございます!!
読んでくださった人たちありがとうございます!
「リンちゃん!」
「リンさん!」
バッ!テンとペストが僕を助けようとダッシュしてきた、それにもかまわずフードの少女は平然と手を突き出した
「無駄よ」
彼女の声が合図のように森から数十本の触手がテンとペストを捕まえた
「きゃっ!」
「やっ!」
テンとペストが悲鳴をあげた
「ふふ、それは狂乱した魔樹精霊、簡単には倒せないよ。あともうひとつ、姉さまって狂精霊のすることって知ってる?」
なぜその問題を今?たしか精霊を狂乱させて神威が尽きるまで暴れる。それが終わったら次の精霊を捕まえ狂乱させる...もしかして
「テンとペストに何をするの!」
「何って、私最高位の精霊が狂乱するのを見たこと無いのよ。だから狂乱させるの、任務のついでにね♪」
この人なんなの!精霊狂乱させるのが趣味みたいに...こんな人がいるなんて...
「あなたの任務って何?なんで僕を狙うの」
「それは姉さまの中にある(力)を取りに来ること、それとある人物に狂精霊をわたすこと」
「じゃあテンとペストを放して!用があるのは僕でしょ!」
「だ~めっ♪放したらあの娘たち姉さまを助けに来るでしょ。それじゃあ私困るの」
...えーと僕も困るんですけど
「そんな力僕には無いよ」
僕はきっぱり否定した
「嘘ついてもむ~だ♪”私たち”はもう姉さまのお、おしりの所に刻印があるのをしているの知っているの!」
ですよねーそれはもう調査済みだよねー...ってなんで知っているの!僕ほかの人に言った覚えないんだけど。だって言ったら変態じゃん...
「だから、ハァハァ、姉さまパンツを、ハァハァ、脱いで頂戴、ハァハァ」
え!?まてまてまてまて...パンツを脱ぐ?無理無理無理無理!それに何で貴女顔を赤くし、息を荒くしてるの!?まさかそっち趣味なの!?でも僕男だからセーフ...じゃないじゃない!今は僕のおしり危機なんだけど!早く何とかしないとーーー!
「僕はぜ、絶対に脱がないからね!どうしてでも脱がないから!」
こうゆう時はきっぱり否定しないと!
「姉さまが脱がないなら、無理やり、ハァハァ、脱がしてやる!ハァハァ」
こ、怖い。テンとペストより5倍怖い。誰か助けてーー!!僕の貞操の危機なのーーー!!!!
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
☆★☆
数分後そこにはフルボッコされたフードの少女と服が乱れて下着が露出しているリンがいた
「ううぅぅ~もうお婿さんにいけないよ~」
「姉貴ったら手加減しないんだから~」
ん?姉貴?そう呼ぶ人は一人しかいない...まさか...
「そのまさかですよ!私は可愛いリン姉貴の可愛い可愛い妹さんですよ~」
「うわーーー」
自分で可愛いって言ってるよ~やっぱり僕の妹はナルシストかな~
「引かないでよ姉貴~」
「そう言われても...ってさっきのはどうゆうこと?」
「演技だよ~すごいでしょ~」
ランはホメテホメテオーラを出しまくっている、仕方なく褒めてあげると
「すごいすごいね」
ついでに頭をなでると
「えへへ~」
ふつーに可愛いの
と、そのとき僕の頭の中にある疑問が浮かび上がった
「それならそこの魔樹精霊は?」
「...」
答えないということは...
「本物なの~!?」
「テヘペロ~」
ムカ、褒めてあげるんじゃなかった
「うわあああああ~!姉貴やめて~」
僕はランをまたフルボッコにした
「じゃあ、テンとペストを助けないとな」
「姉貴今契約精霊無いんじゃないの?」
「あるよ、あれを使うの!」
「でもまだ不完全じゃないの?」
「うん、それでも使わないといけない。それに僕は4年前とは違う、僕は強くなった。だからきっとできる、いや、やるんだ」
そう僕は強くなった、だからきっと彼女のことも助けられる
「今度こそ召喚を成功してみせる!来て、シグルドリーヴァ!」
突如目の前に光の粒子が集まり一人の少女となった
金髪に燃える紅の瞳見た目は幼くともなぜか気高く見えるそんな少女
僕は彼女の名前を呼んだ
「シグ!」
「なんじゃリンか~それにランもいるでは無いか。それにしても妾を呼び出せるようになったのか~強くなったなリン」
「うん!と、それよりテンとペストがピンチなの!だからシグ力を貸して!」
「ランはどうするのじゃ?」
「私はここで見てるかな、そばにいると足手まといだし~それに戦うの私のとくいぶんやじゃないし~」
とランは拗ねて言う
「「じゃあ暴れるか!」」
これを合図として僕は精霊魔装の展開式を唱えた
「汝戦いの女神、終焉の闇さえ照らす光よ―――」
「今此処に悪を葬る刃となれ!」
シグの身体が粒子となり僕の手にひとつの大鎌となった
『妾の使い方覚えておるじゃな?』
「もちろん...といいたいけど、鎌使うの四年ぶりだもん」
四年前か...僕の神威が不安定になり始めた時、今はけっこう安定しているけど
「姉貴がんばれ~!」
「うん!テン、ペストを絶対助けるんだから!」
Side ラン
やっぱり姉貴は綺麗だ...私が追いつけないほど美しく強い
そんな姉貴は私をいっつも助けてくれた、昔から今までそして”これからも”って姉貴が言った
だから憧れだったんだ、私は姉貴みたいになりたかったんだ
昔に分かったの、私は姉貴になれないと
だけどあの時私は思った、なれないなら横に立つことはできると
私もこの四年間ずっと特訓していた、十二騎将の候補になるほど
でも今日、私は姉貴の横が遠いと始めて感じた
昔は手の届く所にいたのに...
姉貴は二重契約者(ダブル・コンダクター)それに契約精霊は全部最高位
でも姉貴の強さはそこじゃなかった
姉貴が強いのは”守る”という信念を背負っているからだと思う
いつも人のことを思い、助け、守る
私はただ自分の姉を追うように強くなってきた
だから今日、テンとペストを助けるのは姉貴しかいないと
「姉貴頑張れ~!」
これは私が姉貴を信じているからこそいえる言葉
「うん!テン、ペストを絶対助けるんだから!」
私はきっと...
姉貴が好きなんだと
Side リン
触手がいっぱいいて気持ち悪いよ~
でもやらないと!
「国枝流――鎌術一ノ式――聖天!」
僕は鎌で触手を次々倒す、でも
「斬っても斬っても数が多いよ~」
斬っても次のが出てくるし
「国枝流――鎌術二ノ式――双天!」
聖天の二連撃技、でも威力は雷天の半分。広範囲ようの技
これで周りのを一気に倒し力をため―――
次で決めるーー!!!
「国枝流――鎌術四ノ式――一閃!!」
大鎌の刃のところに溜めてた神威を見えない斬撃で放つ!!!!!
魔樹精霊は瞬時にまっ二つになった
「―――!!!!」
声にもならない悲鳴をあげて、崩れ落ち光の粒子となって消滅した
ドサッ!
テンとペストは地面に落ちた
「うっ!」
「ん!」
「テン!ペスト!」
僕は彼女たちの元に駆け上がった
「大丈夫?」
「大丈夫、だけどちょっと疲れたかも。少しの間休むから、力が戻ったら帰ってくるよ」
「同じくです」
「うん!じゃあまたね、テン、ペスト」
「うん!リンちゃん」
「はい!リンさん」
テンとペストは光の粒子となり消えた
「えーと...その...ごめんなさい、姉貴怒らないで」
「僕の妹だもん怒るわけ無いでしょ」
「ありがとうお姉ちゃん...」
後書き
ランのところが難しかった~
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