| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

闇の魔法

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
次ページ > 目次
 

ウェンディ・マーベル(出産)

 
前書き
今回グロ描写多めです。 

 
その日の夜のこと…
ウェ「んっ…あう…ふえっ?」
ウェンディが目を覚ますと、そこは一面石造りの壁と床で、固く閉ざされた部屋だった。
どうやら自分は、床に身を横たえて寝かされていたらしい。
出入り口は目の前の扉しか見当たらなかった。
ウェンディは扉に駆け寄って開けてみようと試みる。
だが相当厚い造りの、岩の扉でしかも何らかの魔法がかかっていた。
ウェ「こほっ……黴臭い部屋……空気が悪いです…けほっ…」
彼女の魔力の源は空気だったが、汚れた空気のところでは魔法が使えない。
ウェ「な、なんで…ここはどこなの。」
どうやら今の彼女に、ここから抜け出す術はなさそうだった。


ウェンディの胎の中で、俺は外の様子を感じとっていた。
どうやらウェンディが目を覚ましたらしい。
だがここはマグノリアの外れにある、人気の無い遺跡。
しかもこの部屋は遺跡内で俺が見つけた、隠し通路の中にある部屋である。
さらには念には念を入れて、この遺跡自体にも人払いの魔法をかけてたのだ。
「今からの儀式は、誰にも邪魔させん…誰にもな…」
少女にはかわいそうだが、俺は目を瞑ると転生魔法の最終段階を発動させる。


ウェ「すみませ~ん!誰かいませんか。」
ウェンディを大声を上げて助けを求めている。
だが辺りはひっそりしていて誰の気配も感じられない。
目を覚ます前の記憶は、エルザたちとケーキバイキングにいったところで途切れている。
ウェ「ど、どうしよう…私…」
ウェンディは、もう一度、部屋をぐるりと見回してみる。
すると部屋の隅に、1つの紙袋が置いてあるのを見つけた。
中を開けてみると、そこには大量の水と新品のタオル。
そして自分の着替えが入っていた。
自分の着ている服を見ると、朝着ていたものと変わらない。
しかし彼女はここで、違和感に気がついた。
ウェ「ま、まさか…」
スカートの中に手を這わせてみると、そこには本来あるべき彼女の下着がなかった。
ウェ「や、やだ…」
あわてて周りを見回すが、下着は何処にもない。
ウェ「ま、まさか…私変なことされてないよね…」
ウェンディは、心配そうに自分の体を確かめていく。
だが一応、イタズラをされた様子は見当たらなかった。
ウェ「ふぅ…よかった。でも、ここからの脱出方法を考えないと…うあっ!?」
その時、ウェンディの下腹部に鋭い痛みが走った。


俺は手順を確認する。
とりあえず、魔法は発動した。
あとはこの彼女の体力が持つかどうかを祈るばかりだ…


ウェ「がっ…ぎぃ…痛いっ…何これっ!?」
あまりの痛みに、彼女はその場にしゃがみこんでしまう。
それと同時に、ウェンディの下腹部が、ドクンと大きく波打った。
ウェ「やだっ…なんなの…」
彼女は体の中から感じた不快感に、思わず身を震わせる。
ドクン、ドクン…
しかし下腹部のうねりは収まらず、ウェンディは強烈な痛みにじっと耐えている。
ドクン、ドクン、ドクン…
ウェ「ひっ…ぎゃっ…いぎぃっ…ぐえっ…えっ…んっ…グェロロロッ…」
異様に汚らしい水音が、狭い部屋に鳴り響く。
まるで詰まりかけたパイプに水を流したような音と共に、ウェンディは口から黄色味掛かった吐瀉物を床に撒き散らした。
ウェ「アッ…ガァッ…ガアッ…」
ウェンディは肩で大きく息をしているが、その間も彼女のお腹はうねり続けている。
そして次第に、ドクン、ドクンという音と共にウェンディのお腹がうねるたびに、少しずつ彼女の下腹部が膨張を始める。
ウェンディは体の奥からこみ上げてくる、不快感や吐き気に耐えながらお腹を押さえうずくまってしまった。


俺は彼女の胎の中で、肉体を構築し準備を進めていった。
ひょっとすると、彼女には悪阻のような症状が出ているかもしれない。
あまり余分な体力を使わせたくないと考えていたので、さらに作業に集中する。


10分ほどが経過した。
ウェ「ぎゃあああっ…がああああっ…やああああっ!」
ウェンディはお腹を押さえ、床の上でのた打ち回っている。
あれからもう2・3回吐いただろうか。
床の一部は彼女の履いた、黄色い胃液に覆われ、酸っぱくて生臭い吐瀉物の匂いがあたりに漂っていた。
もう彼女の下腹部は、カエルのように腹部を大きく膨らませ、今にも破裂しそうな大きさになっていた。
ウェ「がっ…はっ…はっ…はぁ…はぁ…」
やがて、だんだんとウェンディの腹のうねりが小さくなってくる。
それと同時に彼女を襲っていた、下腹部の痛みと強烈な吐き気も治まっていった。
ウェ「はぁ…やだぁ…なにこれ…助けて…」
ウェンディはふらふらになりながらも何とか上体をおこす。
その目からは大粒の涙がこぼれていた。
ウェ「やぁっ…助けて…シャルル…ナツさん…」
ウェンディはそう言うと壁に手を突くと、力の入らない足で立ち上がり出口を探そうとし始めた。


体は成った。
あとはここから出るだけである。
ただやはり心配なのは、彼女の体である。
過去には例が無いことは無いといえ、やはりこの年の少女には無茶かもしれない。
だが、もう俺には後戻りは出来なかった。
少女の胎の中で、俺は勢いよく彼女の出口…子宮の辺りを殴りつけた。


ウェ「助けて…誰か…あうっ!?」
壁伝いに移動し始めたウェンディだったが、突如彼女の膣の入り口から、チョロチョロと生温かい羊水が漏れ始めた。
ウェ「ハァ…な、何これ…?おしっこじゃないよね…」
ウェンディは突然自分の体に起こった事態に、順応できていないようだ。
ウェ「やあっ…私どうなっちゃうの…ひっ!」
彼女は思わず自分の股間に触れてみる。
彼女の膣の入り口は、すでに少しずつ開き始めていた。


そろそろ彼女の中から出て行く準備を始めなければ。
俺は少しずつ開き始めたウェンディの子宮口をかき分けると、大きさとしてまず絶対に通らないであろう少女の未成熟な産道から無理矢理這い出す。
まずは頭を通すと、今度は肩を無理やりねじ込んでいく。


ウェ「ひぐああっ!?」
不意に内側から子宮口がこじ開けられる感覚があった。
胎の中の赤ん坊が、細い子宮口を無理やり拡張して外へ出てこようとしているのだ。
彼女の性器は、ヒクヒクと収縮を繰り返しながら、まだ羊水を漏らしている。
微かな血の匂い、少女の流す脂汗に混じった 独特のホルモン臭が空気中に重くたちこめた。
ウェ「ぎゃ…ぎゃ…ぎっ…あっ!ああああああああっ!」
そのときウェンディの子宮口から、赤黒い胎児の頭が微かにのぞいた。
同時にウェンディの両足が、ガクガクと痙攣する。
壁伝いでも立っていられなくなった彼女は床に、四つんばいの体勢で倒れこんだ。
パシャパシャという音がして、ウェンディの股間から先程より激しく羊水が噴出した。
今やウェンディは、膣だけでなく肛門さえもポッカリと開ききり、子宮口・そして膣内を押し広げられていく感覚に悶えていた。


俺の体は、ほぼ子宮口から脱して、彼女の膣へ出てきていた。
あと少しのはずだが、出口へ近づくたびに、外で彼女が悲鳴を上げているのが聞こえてくる。
彼女のためにも早く終わらせねばと思い、俺は彼女の膣を内部から押し広げていく


ウェ「ふう…ふう…ひぃ…ふっ…ふっ…ふぅ…ん。」
ウェンディが四つんばいになって息むたび、彼女の膣が避けるのではないかと思うほど、痛々しく大きな皺を作る。
膣は完全に開き、だんだんと膨らんでくる。
やがて姿を見せ始めたのは、胎児の頭部だった。
ウェ「アガアアアアアッ…いだいいいいいいいっ!」
胎児の頭が外部に出ると同時に、ウェンディの膣がブチブチと音を立てて大きく裂けた。
その傷は彼女の肛門近くまで達しており、傷口から血が噴出した。
ウェンディ「ふうううううっ…ひああああああああっ!いぎゃあああっ」
それでも出産は終わらない。傷口さえ広げ、ミチッミチッツと音を立てながら、彼女の膣から胎児の頭が顔を出した。
ウェ「ああああああああああっ!」
ブルルルルルッ…プパッ
ウェンディは、胎児がの頭が膣の入り口を押し広げたのと同時に、開ききった肛門から粘液にまみれた大便を漏らしてしまう。
次第にウェンディの呼吸が荒くなる。
ウェンディの出産には幼すぎる秘裂は限界をはるかに超えて開き、
子供を産み落とそうとしていた…
「あっ…あっ…きゃあああああああああああああああ!」
ひときわ大きな絶叫とともに四つんばいになったウェンディの内腿を震わせ、胎児の頭部、そして肩甲部が娩出される。
ブチュル…ブチ…ブッ…ゴボゴボ…ビシャアアアッツ
空気の混じった音を立てて残りの羊水と共に、へその緒のついたままの胎児の体が一気に滑り出た。
ウェ「ああああああああああっ…あああああああっ!」
ウェンディは胎児を産み落とした瞬間体を震せると、お尻を高く上げ、うつ伏せのまま
気を失ってしまった。


「さてと…」
ウェンディに産み落とされた、俺はしばらく床に倒れていたものの、やがて自分で起き上がるとすぐに2本足で歩き始めた。
そして自分の体をチェックし始める。
見た目は赤ん坊だが、俺の記憶は全て残り、骨格もしっかりしており歯も生えていた。
そして俺は、今しがた通ってきた、彼女の性器を振り返る。
そこはまだ、へその緒が膣から出ており、俺とウェンディの間をつないでいた。
俺はあらかじめ用意していた、新品のタオルを手に取ると自分の体を拭いていく。
彼女が出産中に出した、あまりにも色々な液体で俺の体は濡れていた。
それらをふき取ると、俺は腹ごしらえをすることにした。
ミルクなどではない、もっと栄養価の高いものである。
俺はまず、自分とウェンディの股間とをつないでいるへその緒を、歯で噛み切る。
妻帯血というのだろうか、へその緒を噛み切った瞬間、そこから血が溢れ出す。
へその緒を噛み切り自由になった、俺は彼女の股の間から伸びている、その紐を力を込めて一気に引っ張る。
ウェ「んっ…」
気絶しているウェンディが、僅かに声を漏らし体を震わせる。
ズルという何かが剥がれ落ちるような感触が、手に握ったへその緒に伝わってくる。
へその緒を引っ張り続けていると、やがて彼女の膣の入り口が、再びヒクヒクとうごめき始める。
ウェ「んつ…やぁ…はぁ…何なの…?」
その感覚にウェンディは思わず目を覚ます。
俺がさらにへその緒を引くと、ウェンディの膣内から、粘液に塗れた胎盤が顔を覗かせる。
ウェ「やぁん…ふううんっ…ふぅうっ…んっ!」
ウェンディが小さく息むと、残った粘液や血液と共に彼女の膣からズルリと排出された。
それと同時に、ウェンディの膨らんでいたお腹も、ペタンとへこみ、もとの大きさに戻っていく。
それは赤黒い肉の塊で、表面にたくさん皺があった。
俺はそれを覆っていた幕を破ると、排出されたばかりの彼女の胎盤に食らいつく。
クチャクチャクチャという咀嚼音が、小さな部屋に響き渡った。
以前にもレビィの経血レバーを食べたことあったが、似たような味といえばそんな感じであった。
ただしレビィのそれはアクが強く馬刺しのような感じだったのに対し、ウェンディの胎盤は肉の味が強く本当にレバーに近いような味だった。
ウェ「あ、あうっ…やあっ…」
自分が産み落とした、それを食べられ彼女は顔を背けている。
ウェンディの胎盤を全て食べ終わった俺は、彼女の方を向き直る。
ウェ「やあああっ…いやああ…こないで…」
ウェンディは魔力を失い、体力も使い果たし、精神的にまいっているようで、俺が近づくと怯えた目をして泣き出してしまった。
俺は彼女に近づいていくと、魔法を使ってみた。
宿主の魔力を吸収する為、宿主と同じ魔法を使うことができるのだ。
解析してみると、どうやら治癒の魔法らしい。
そこでためしに、膣の裂傷で痛々しい傷の残る、彼女の股間に手を当ててみる。
ウェ「うあっ…」
いきなり、深い傷を負った性器に手を当てられ、ウェンディはビクンと体を震わせている。
俺は手のひら全体をウェンディの秘所にあてがうように添えた。
まだ毛の生える気配も無い、無毛の丘が、その奥の恥骨の固さをダイレクトに手のひらに伝えてくる。
それでもすぐ下のクレバスの両側は餅のように十分柔らかく、軽くさするだけで内側の朱色の襞を覗かせる。
ただ彼女のそこは全て血まみれになっていた。
しかし俺が魔力を込めると、彼女の傷は見る見るうちに癒えていく。
すばらしい能力だった。
ウェ「いやっ…私の…私の魔法返して…」
彼女が弱弱しい声で俺に訴えるが、俺は彼女の髪を優しく撫でながらこう言った。
「それは無理だ。これで君は魔導士になる道をあきらめなくちゃいけない。でも生きていれば必ずいいことはあるさ…」
ウェ「いやだぁ…ふぇええええ…」
彼女はそれを聞いて、弱々しい声で泣き出してしまう。
だが仕方ない。
弱肉強食…これがこの世の摂理なのだ。
そう思った俺は、部屋の入り口を魔法で破壊する。
その上で、上に向かって信号弾を打ち上げた。
人払いの魔法も解除した。
後は誰かが駆けつけるだろう。
俺は少女にもらった命を大切にしようと、心に決め遺跡を後にした。


END

 
 

 
後書き
今回もお付き合いいただきありがとうございました。今回は後味の悪い終わり方でしたので、次はハッピーエンドになるように頑張ります。 
次ページ > 目次
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧