IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
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【第441話】(18禁)
前書き
セシリアとの話( ´艸`)
夕食を終え、時間は七時を回った辺り、俺は現在水着を着用したまま湯船に浸かっている。
海パンを穿いたまま風呂に入るなんて事は無いため、妙な感覚なのだが……。
背もたれに身体を預け、軽く両手を天に延ばして身体を伸ばし、柔軟をしつつセシリアを待つ。
……この間のマッサージの続きという事もあり、俺自身の欲望の塊は臨戦体勢に移行――セシリアが俺の初体験の相手になるかもしれないという気持ちに駆られる。
勿論、そこまではいかないかもしれないが、色々と期待してもいいのかもしれない。
だが唯一の不安は一夏だが、それもセシリアには何か策があるらしいのだが――と、開き戸がカラカラと音を立てて開いた。
湯煙の向こう側、うっすらと見える人のシルエット、だが身長の高さと気品溢れる歩き方でセシリアだと直ぐに判断出来た為俺はホッと一息吐いた。
大浴場に響き渡る足音が反響しつつ、少しずつ近づいてくる、そしてぼんやりと、だが少しずつセシリアの姿が露になっていく。
「お、お待たせ致しました、ヒルトさん」
僅かにモジモジと身を捩るセシリア。
その肢体に纏うのは、八月に見せた大胆なビキニ姿で、セシリアの豊満な乳房を窮屈そうに押し込め、スラッと長い脚がまるでモデルの様に見える。
まあ事実、IS操縦者は【何故か】モデルだのアイドルだのをどの国もやらせるらしいのだが。
因みに髪は結ってるというか、ポニーテールにしている――。
とりあえず俺はセシリアに声を掛けた。
「大丈夫、ゆっくり湯船に浸かってた所さ、これがな。 ――それよりもさ、隣に来いよ、セシリア」
「そ、そうですわね。 で、では……失礼致します」
ちゃぷん――ゆっくり長い脚が湯船に入ると、其処から波紋が拡がっていく。
そして全身湯船に浸かると、ゆっくりと俺の側へと移動し、身を寄り添ってくる。
「……いいお湯加減ですわね、ヒルトさん」
「確かにな、まあ日本の税金が使われてるって思うとなかなか喜べないが」
「そ、そぅですわね。 ……日本人の方の税金で成り立ってますものね」
「……まあだから、それが無駄にならないように色々頑張るんだけどな、これが」
「そう、ですわね♪」
ニコッと微笑むセシリアは、腕を取って絡ませてくる――ビキニ越しに伝わる柔らかな感触にドキドキしつつ、俺はセシリアを見るとそれが合図と謂わんばかりに小さくアヒル口を作り突き出す、そして上顎を少しあげ、キスを待つ体勢に――。
「ま、まずは唇のマッサージからお願いしますわ」
言ってから再度キスを受け入れる体勢に――普通に考えると、唇のマッサージにキスってのもおかしな話だが――断るつもりもない、瑞々しい艶やかなセシリアの唇に口付けするのは好きだ。
迷うことなくセシリアの唇にキスをする、唇から伝わる柔らかな感触と共にキスの合間から漏れでるセシリアの吐息が妙な興奮を覚えた。
大浴場内に響き渡るリップ音だけが俺とセシリアの聴覚を支配する、どちらからともなく、お互いの舌を貪る様な濃厚なキスを交わし、俺も既に臨戦体勢になっていた欲望の塊をセシリアの水着越しに押し当てる。
「んはっ……! ひ、ヒルトさん……わ、わたくしでこんなに……。 な、何だか嬉しいです……」
互いに水着越しにだが性器を擦り付ける――その都度、セシリアは甘い吐息を洩らし、俺の首に腕を回すとその身を預けてくる。
たわわに実った乳房が胸板に押し付けられ、柔らかな感触と共にセシリアの心臓の鼓動を感じた。
「ん……はぁ……。 ひ、ヒルトさん……わ、わたくしをはしたない女だとは思わないでくださいまし……」
荒い吐息が耳にかかる、肩で息を整え、耳元でそう呟くセシリアが妙に可愛く思え、ブルー・ティアーズの待機形態であるイヤーカフスが着けられた耳たぶへと口付けを落とした。
「ひゃん……っ。 い、ぃきなりはびっくりしますわ……。 う、ぅれしい、ですけど……」
「ん、何でも突然だろ? ……そういやさ、一夏は大丈夫なのか?」
身を預けたままのセシリア、俺の耳元でソッと囁いた。
「大丈夫、ですわ。 ……織斑さんに、先程コーヒーを飲ませてあげましたの、その中に睡眠作用のある粉薬をお砂糖やミルクと一緒に溶かしましたのよ……?」
「……なら、存分にマッサージ出来るって事かな?」
「あ……んッ!」
言ってからうなじから背中へと指を滑らすと、セシリアは擽ったそうに身を捩らせた。
「んッ……えぇ、そ、それに……ヒルトさんにも、今日はわたくしもマッサージさせていただきますから……。 く、口……で……」
最後は消え入りそうな声で呟く、口でという言葉で更にいきり立つ様に欲望の塊は主張し、グイグイとセシリアの性器へと押し当てられる。
「んんッ! ひ、ヒルトさん……ま、また大きく……!」
「仕方ないだろ? セシリアがえっちな事を言うんだから。 ……セシリア、そろそろ胸のマッサージ、いいか?」
「ぁ……」
小さく声を洩らすと、セシリアは俺へ視線を移す、そして白い肌がお湯加減のせいか仄かな桜色へと変わっていて、頬も赤みが射していた。
小さく頷いたセシリア、同意を得、セシリアは俺に凭れ掛かるように身体を預けてくる。
後ろからビキニ越しに両手で乳房を下から持ち上げると、ズシリとした重みと共にその柔らかさが手のひらいっぱいに伝わってきた。
「ん……やっぱりセシリアのおっぱい、触ると柔らかくていいな?」
「そ、そぅです、か……? き、気に入り……ました?」
軽く顔を此方に向けるセシリア、俺は頷くと共に回すように揉み始める。
「あぁ、まあ胸の大きさとかは基本的に気にはしないが……セシリアのおっぱい、ずっと揉んでたいさ、これがな」
「ゃんッ! き、急にそんな激しく――ぁんッ! あぁんッ!」
大浴場に反響する喘ぎ声、誰かに訊かれる心配もない為、俺も特に気にもせず揉み続ける。
セシリアの感度が良いのか、甘美な甘い声をあげる度に揉み方を変えたり、ビキニをずらして既に突起していた乳首を摘まみ、指で弄ぶ。
「はぁんッ! て、手付きが……! やぁんッ! んんっ……! だ、めぇ……!」
「何か可愛いな、セシリアが喘ぐの」
俺の言葉も聞こえてないのか、快楽に身を委ねるセシリア――身体を俺に凭れさせていたのだが、湯船の縁に手を置き、四つん這いの体勢に。
上手く身体が支えられないらしく、僅かに腕がふるふると震えていた。
そんなセシリアを見、更に殆ど露になっているセシリアのお尻を見ている内に、俺は海パンを膝まで脱ぐと欲望の塊をセシリアのお尻に挟んだ。
「ひゃあ……!? ひ、ヒルト……さん?」
「セシリア、このままお尻で扱いてよ」
「~~~~!?!?」
俺のトンでもない発言に目をぐるぐる回すセシリア、脳内処理が追い付いていないのだろうか――だが、断る様子もなく、処理も終えたのか羞恥に満ちた眼差しで俺を見ると小さく頷く。
そして、豊かなヒップで挟まれた俺の欲望の塊を扱く為、ゆっくりとだがセシリアは上下にお尻を動かし始めた。
ぎこちない動きだが、正直気持ちが良く、セシリアの普段の姿とは違うエロい姿を見てると思うと更に下半身に血液が集中した。
「んんッ! ま、また……大きくなりましたわ……。 ……は、恥ずかしいです、これ……」
「恥ずかしいか?」
「え、えぇ……。 こ、こんな動物の様な格好でその……、ひ、ヒルトさん、のを……わ、私のお尻で挟んでいると思うと……」
本当に恥ずかしいらしく、僅かに涙目になるセシリア。
だが俺を気持ち良くさせたいというのは本当の様で、羞恥に負けずに程好く圧力をかけ、上下にお尻を動かし続けた。
少し動かしにくいのか、初めて故の戸惑いからか動きはぎこちないがそれでも動かす度に快感が欲望の塊から全身へと駆け抜けていく。
「……じゃあ、頑張ってくれたセシリアに、俺がご褒美あげようかな?」
「はぁっ……はぁっ……。 ご褒美――ひゃあんッ!?」
言ってから直ぐ様、ビキニ越しにセシリアのあそこに舌を這わせる――突然の事にセシリアもびっくりしているものの、ビキニ越しとはいえ舐められる度に甘美な声をあげ、呼吸が荒くなっていく。
「やぁ……ん! ひ、ヒルト、さんッ!」
ビキニをずらし、今度は直接舌で一舐め、大きくセシリアが仰け反る。
それを気にせず、あそこに這わせた舌を今度は中へと入れていくと――。
「ん……んッ! ひ、ひると……さんのした、がぁ……ッ!」
舌足らずに喋るセシリア、中へと侵入した舌を、セシリアはきゅぅっと締め付ける。
異物を感知したから締め上げてるのかはわからないが、舌を中に入れたせいか果汁が溢れ出て、俺の顔を濡らす。
中で掻き回す様に舌を動かす度、セシリアは何度も何度も喘ぎ、仰け反り、ピクピクと摩擦――それを繰り返す事暫く、セシリアの絶頂を迎える声が大浴場に響き渡った。
「ひゃ……ンッ! やん……ッ! い、イく――――ッッッッ!!!!」
言いながら仰け反るセシリア、ビクンビクンと痙攣をおこし、四つん這いのまま湯船の縁に凭れかかった。
荒い息遣いが大浴場に反響、それから少しして涙目になりながらセシリアは振り向く。
「……ひ、ヒルト、さん。 ……つ、次はわたくしの番、ですわよ……?」
「ぁ、そうか――ってか大丈夫か?」
「だ、大丈夫ですわ……。 わ、わたくしは……セシリア・オルコットですもの。 ……ヒルトさん、そこに御掛けになってくださいまし……」
そう言って直ぐ側の湯船の縁を指差す、俺は断る理由もないためそこに座ると天高く直下たつ欲望の塊にセシリアは目を丸くした。
「こ、こんなに……。 ……ヒルトさんの、逞しくて素敵……ですわね?」
「そ、そうか? ……あんまり大きいと、女の子は痛いって聞くが――」
「そ、そぅらしいですわね……? で、ですが、ヒルトさんのでしたら……わ、わたくしは大丈夫ですわよ……?」
恥ずかしそうに視線を逸らすセシリア、俺の股の間に座ると直下たつ欲望の塊を右手で包むように触る。
そして、ゆっくりと上下に擦り始めるとくちゅくちゅと淫靡な音が聞こえてきた――。
「な、何だか、凄くやらしい音がしますわね?」
「あ、あれだけやってるんだから仕方ないだろ?」
「そ、そうですわね。 ……で、では……舐めますわね?」
上目遣いで見上げ、そう言葉を口にするセシリア、髪をかきあげながらゆっくり舌を出し、先端部分をチロチロと舐め始める。
拙い舌の動き、だが気持ちよさは他の子がするとき同様に気持ちが良く、更なる快感が全身を駆け巡り、声が洩れ出た。
「んあッ……! それ、気持ちいぃ……ッ」
「そ、そうですか? ……うふふ、何だかヒルトさんの……可愛いですわね」
チュッと先端に口付けをし、ニコッと微笑む――そして、小さく口を開けると、先端部分からゆっくり咥わえていくセシリア。
咥内は暖かく、やはりクラスメイトが自身のモノを咥わえて奉仕するという行為が堪らなく思えてくる。
ゆっくりと上下に顔を動かすセシリア、時折歯が当たるのだがその度に口からモノを離して謝る為、何だか焦らされてる気がしなくもない。
昨日、ティナとラウラの二人に抜かれた為射精感がなかなか込み上げて来なかったが漸くそれを感じ取ると俺は――。
「セシリア……そろそろイきそう……ッ」
「ん……ぷは。 ……だ、出してください……わ、わたくしの顔に、ヒルトさんの精子を……あむ、ぅ……くちゅっ……くちゅっ……はむ、ぅ……」
セシリアの大胆な発言に、心臓が跳ね上がる。
だがそれ以上に徐々に上達するセシリアのフェラに堪えきれず、正直いつ射精するか――と、一旦欲望の塊を咥わえるのを止め、先端部分を丹念に舐めたその時、一気に射精感が込み上げ、声をあげる間も無く勢いよく精液がセシリアの顔や髪、乳房等に掛かっていく。
最初はびっくりしたセシリアだったが、俺が絶頂に達したのが嬉しかったのか――。
「いっぱい、出ましたわね? ……何だか、わたくしで気持ちよくなってくれたというのが嬉しく思いますわ」
ニコッと微笑むその姿に、俺は堪らずセシリアをさっきと同様の四つん這いにさせた。
困惑した表情を見せるセシリア――だが、射精したばかりの欲望の塊がセシリアのあそこに押し当てられると、何がしたいのかを察したのか――。
「ひ、ヒルトさん、……来て、ください……まし……」
真っ赤にしながら、お尻をあげる――ずらされたビキニの合間から見えるセシリアの大事な箇所は、まるで早く俺のを受け入れたい様にパクパクと開いていた。
欲望の塊を再度押し当てる、先端部分がセシリアの中に入ったその時――。
「有坂くーん、そろそろ入浴時間が迫ってますので上がってくださいねー」
僅かに開いた開き戸から山田先生の声が聞こえてきた、だが中に入る様子も無くそのまま脱衣場を後にした様だ。
大浴場には湯煙が立ち込めていて、多分セシリアの存在までは感知出来なかったのだろう――と。
「ざ、残念です……。 せ、せっかくヒルトさんと一つになれるかと思いましたのに……」
残念そうにそう告げるセシリア。
だが、俺自身が理性崩壊状態なので奥まで入れる事はせずに先端部分のみを出し入れするように腰を動かし始めた。
「ひゃ……、ひ、ヒルトさ――あん……ッ! あんッ……!」
先端部分だけとはいえ、中に挿入してるのが気持ちよく、暫くの間この感覚を楽しんでいた。
そしてこのまま入れれば――そう思ったが、これ以上遅くなると山田先生が怪しむため、諦めて先端部分を抜くと、セシリアの愛液がとろーっと先端部分から垂れ落ちた。
「……何か凄くやらしいな」
「はぁっ……はぁっ……い、言わないでくださいな……。 ……あむっ」
証拠隠滅といわんばかりに、セシリアはまた欲望の塊を咥わえるとフェラチオをした――暫く舐めた後、セシリアは――。
「んむ……ぷは……。 ヒルトさん、次の機会にこの続きを致しましょう。 ……それでは、わたくしは先に上がりますわね?」
言って、水着を着け直すとステルスを起動させ、セシリアは不可視モードに入って大浴場を後にした。
時計を見ると、確かに九時近くに入りそうになっていた――どれだけ俺は時間をかけて前戯をしていたんだと突っ込むしか出来ない。
とりあえず欲望の塊が治まるのを確認すると、脱衣場へと行き、水着を脱いで袋に入れ、寝間着用のジャージへと着替える。
大浴場を出るのと同時に、背後に気配を感じる――多分セシリアが俺に合わせて出たのだろう。
通路には山田先生の姿は見えず、多分一旦見回りした後に大浴場を閉めるのだろうと勝手に解釈して俺は自販機コーナーへと移動した。
死角となった部分でセシリアは不可視モードを解くと――。
「ヒルトさん、大会で組めないのは残念ですが――そ、その……負けませんわよ?」
「あぁ、それは俺もだ。 ……き、今日はありがとな?」
「い、いぇ。 ……次は、最後まで……お願いしますわね?」
「あ、あぁ……」
「それではヒルトさん、おやすみなさい。 明日の撮影、無理はなさらないでくださいな」
微笑んでからセシリアはその場を後にした――後ろ髪引かれる思いで、正直このまま部屋に連れ帰ってめちゃくちゃにしたいと思った。
だがそれをやって、学園にバレれば俺だけじゃなくセシリアにも迷惑をかけるので踏み留まる。
……銃撃事件後、命の危機を感じてから俺は性欲のリミッターが完全に外れた気がする。
自販機でお茶を買うと、俺は風呂で火照った身体を冷やすようにそれを一気に飲み干した。
後書き
次回は撮影――に行くまでの過程かな
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