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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)

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24女神にも泣かれて魔族ともします

 絶倫の薬の影響もあり、精子の製造と排出が止まらなかったカズマは、ロリサッキュバスを登録した後にも、けしからん体をしている○学生にまで種付けしてピンポン言わせ、潜入してきたロリ女王様10人にも種付けして「契約」させられてしまった。

 族長がいる商館
 族長、族長補佐からもアクア、ダクネス、めぐみん、ウィズには説明され、爆裂と水攻め以外は感謝され、カズマのレンタルと言うか、お金での譲渡を迫られたが断った。
「嫌です、カズマを無理矢理連れて行ったりしたら、巣の下半分も爆裂します」
「聖水で、まだサッキュバスの奴らを浄化するわ」
「めぐみん! アクアさ~~ん!」
 人助けなので、どうにかサッキュバスとの浮気は勘弁してもらったが、頭が悪くて口も軽そうな人物に「サッキュバスは人の手で作られたセックス人形だから浮気じゃない」と説明しなくてはならず、同じ立場のめぐみんとアクアには説明しにくかったが、その可能性を話して言い含めた。
「カズマ、私って人間じゃないんですか?」
「いや、紅魔族も人間で魔族だよ、頭が良くなって、魔力も強くなるように改造されてるみたいだけど」
「私もそうなの?」
「まあ、そんだけ強い魔力、普通に生まれないよなあ? 女神と「女神業務」ってのを作った、異世界まで移動できる神様みたいなのが居るはずなんだ」
 ダクネスは普通の人間のようだが、遺伝子が混じらない訳がない。
 エルフだの高貴な一族と婚姻して、高い知能とか健康も魔力を手に入れて、支配階級に着いたものと思われる。
 原生人類もネアンデルタール人と三回交雑した遺伝記録があり、シベリアで発見されたデニソワ人とも一度交雑している。
 金髪碧眼アルピノは、褐色の肌を捨てて北方進出したネアンデルタール人特有の遺伝であり、言葉を発しにくい所謂コミュ障もその名残。
 手足が短く鼻も低く目が細い、凍傷に罹かりにくい体型はデニソワ人からの遺伝。マイナス50度でも活動できる遺伝が残されているが、劣性遺伝のため、双方とも全遺伝子情報の4パーセント程度しか残っていないらしい。
「亜人は全部、人の手で作られた魔物なのか?」
 ダクネスだけ特別扱いしないよう、エルフとか亜人の遺伝子が入っているのも納得してもらう。
 驚きもせず言葉を発しなかったウィズは、この事を知っているようだった。

 まだ混乱していたが、夕方になる前にはカズマ様出席の園遊会だとか、送別会が開かれてしまい、魔族幹部の娘も、進駐軍の指揮官として招待された。
 移動は親にもらったレッドドラゴンなので、歯向かったり暗殺しようとする者がいれば、建物ごと爆裂されて全員終了である。
 壊された巣も、神殿の上は開放しておき再建されず、ふっ飛ばされた丸い細胞を一箇所に集めて、平屋にして再建されていた。
 またカズマもいなくなり、日本語を読める人物がいなくなれば、防衛機能も忘れられて高層建築されるはずであった。

「こいつはミツルギと言って、俺と同じ転生者でそれも日本人です。例の聖句、日本語も読めますし話せます。きっとこいつにも登録とか呪いを解く力とか、皆さんを人間にもできる力があります」
「そうなのですか?」
 何とか早口でまくし立てて、送別会に来てくれた御剣を差し出し、500万人に輪姦される作業を押し付けて、あわよくば逃げようとしたカズマ。
 サッキュバスの巣巡業ツアーを、例え半分でも押し付けることができれば250万人で済む。転生者で済むならもっと増やせば楽になる。
 毎日毎日ディープキスで遺伝子登録されてから、メス汁と処女の血をチューチューさせられて、パコパコ交尾もさせられ、中出ししてピンポン言わせられればよいが、立たなくなっても登録作業だけは一晩中続けさせられ、自由開放しようとすると、オイオイ泣かれて自殺しそうになったり気絶されて受け身もせずに顔面蒼白で倒れられる。
 それが御剣にもできるなら、是非押し付けて作業を軽減したいと思った。
「え? 何、転生者で日本人だったら良いのかカズマ? 俺もサッキュバスのお姉さんと、あんな事とか、そんな事すれば開放されて人間になるのか?」
 現在この巣だけでも千人以上待たされているので、並びそこねて後に回ってババを引いたとか、外にいて最後尾近くになったサッキュバスが、カズマより二枚目で背も高い、ミツルギに興味を持って近付いた。
「勇者様、浮気しないで下さい」
「ミツルギ様、私と言うものがありながら」
 下着を盗まれるのでカズマの送別会になど行きたくないと言った、戦士とシーフの少女も、御剣が連れてきたのでドラゴンの爆裂から逃れて参加していた。
 まあ二人ともヤられていたのか、サッキュバスとの浮気には難色を示したものの、女の身でありながらサッキュバスの眼力に破れ、幻覚を見せられて御剣を手放した。
 現在、この巣のサッキュバスは、キス程度は済ませて所有者登録はカズマになっているが、譲渡、レンタルは可能なので、御剣が気に入ったサッキュバスを数人譲渡して、別室に行かせた。
 譲渡契約は別に御剣とチューしないでも、口頭で契約できたので助かったが、男とキスするならこの場で自殺するカズマ。
「じゃあちょっと俺、「ご休憩」してくるわ、流石に処女相手の4Pは始めてだな、ハハハ」
「おう、頑張ってこいよ」
 サッキュバスを登録して開放する手順を知らせて、処女の精と血を吸ってから開通作業をしてピンポン言わせるように説明したクズマは、ゲス顔で御剣を送り出した。
 余談だが戦士とシーフの少女は処女では無かったらしく、遊んでいたのか、ダンジョンでオークにヤられていて「くっ、殺せ」の状態だったのを御剣が助けたのかは聞けず、どっかのRPGみたいに非処女中古ヒロインだったらしい。
 他の男の冒険者も、数杯飲んだ程度で萎えない内に、眼力が使えるお母さんサッキュバスに術を掛けられ、別室でチューチューされて、良い夢を見てスッキリして帰ってきていた。
「ようカズマ、お前がここの王様だって? えらく出世したなあ? 何しやがった、どれだけ儲かった?」
「え? 新人のサッキュバスちゃんアクアから助けて、裁判所からも逃してもらってお礼したら何かこうなって、お婆さんのサッキュバスに、ここに来るように言われて…… はは、報酬とかまだ貰ってないや」
 グダグダな説明だったが、サッキュバスちゃん人形を500万人ほど貰って、親衛隊も10人以上。所有者なのだから、全財産はカズマの物になったはずだが、正式には何も聞いていない。
「上手くやりやがったな、俺にもちょっと回せや」
「ああ、サッキュバス10万人ぐらい引き取ってくれたら嬉しいなあ、巣ごと一つ頼むよ、アハハハハ」
「よせやい、調子の良いこと言ってんじゃねえよ、ハッハッハッ」
 法螺話だと信じてもらえず、自分が今、500万人の未出産処女サッキュバスの所有者になってしまい、BBAや族長からも「伝承の黒ジャージの男」として崇拝されているのも、この世界の人間は信じてくれそうに無かった。

「おお、カズマ様、我らをお救いくださり、ありがとうございました」
 爆裂から逃れたのか、本陣だけは話し合いの為に残されたのか、囚われていたお婆さんサッキュバスが案内されてきて、カズマの前に跪いた。
「あ、お婆さん、一応お役目は果たしてるんですけど、全員と衛星通信できないと所有者が決まらないらしくて、全員一括の開放が出来ずに、一人一人になってしまって…」
 お婆さんにも「通信衛星」とかの概念を説明する方法が無くてグダグダになるが、土下座しそうな勢いなのを手を取って起こし、立ってもらった。
 その上「サッキュバスとインキュバスは、産児調整のための人造人間で、クズや低能の遺伝子を消すためや、駄目なメスブタを不妊処理する優生学の産物」とは説明できずに口ごもった。
 御剣には即バレするので、黙っているように説明してから話した。日本人なので通信衛星も遺伝子操作もすぐ理解してくれた。
「ああ、これで十分で御座います、カズマ様に抱かれた女だけでも人間に成れるとは、どれほど感謝して良いやら……」
 また泣いて跪いて土下座体制に入ろうとするお婆さんを立たせるが、それを聞いた人物が近寄って来て話しかけられた。
 族長も聞かせようとしていなかった人物だったのに、目が見えないお婆さんは、感激して人前で話してしまった。
「ほう、その話、詳しく聞かせてくれんか? カズマ殿」
 今回の魔族指揮官、どこかの魔族幹部の娘、レッドドラゴンの搭乗者に聞かれてしまった。
(ヤベ~~)
「カズマ様は我らサッキュバスの伝承に歌われた救世主なのです。本当の人間に愛されて乙女を捧げたサッキュバスは、その後人間となり、男の子供も産めるようになり、呪いの角と尻尾も取れ、病からも開放されるのです」
 感激しているお婆さんは、相手が魔族だと気付いているのかいないのか、ペラペラと喋ってしまった。
「ほほう、実は我らも「本当の人間」を探している最中でな、面白い話を聞いた。よもやカズマ殿に抱かれた女は、腹から「ピンポン」と鳴ったりしなかったか?」
(うわ~~~)
 詳しい事情を知っていて、腹の中からピンポン鳴るのまで知っている魔族。これでめぐみんが口を滑らせて、「紅魔族もお腹からピンポン鳴りました」とか言うと、即座に魔族に連行されて調べられそうな気もした。
(待てよ、そのほうが楽じゃないか? 相手は500万人のサッキュバス、魔族だったら?)
 魔族なら即解剖されて、どこかのAKIRA君みたいに、分解解体されてガラスケースとか試験官の中に標本として保管され、ホルマリン漬けされそうで思考を打ち切った。
(鉄男ーー! さんを付けろよ、このタコスケ野郎)
 盗んだ電動バイクで走り出したくなった16の夜だった。

「おい、カズマ、俺じゃ鳴らなかったぞ!」
 タイミングも悪く御剣が帰ってきて、4Pどころか最初の一人目にぶっ叩かれて泣かれて、顔を腫らしてカズマに話しかけた。
「え? 鳴らない? ちゃんとチューチューしたのに? キスもして愛も語って、将来の約束とかした?」
「好きとか愛してるぐらい言ったけどよ、将来の約束する前にしたらダメなのか? ちゃんと中出ししたのに……」
「カズマ様、やはりカズマ様じゃないとダメなんですっ、人間になれませんでしたっ」
 泣いているサッキュバスにも「この男にレイプされて玩具にされました」みたいに抱き付かれた。
 魔族指揮官にも「これは良い余興を見た、コイツが本物の人間なのだな?」と言う嫌な笑顔で見られた。
(何か証明しちゃったよ)
 御剣と自分の差を考えたが、物件としては御剣の方が上である。好青年でヒキコモっておらず、コミュ障でもロリコンでもなくリア充で大卒なのか、頭も良くて顔も良いし背も高い。
(考えろ、童貞じゃないのはダクネスに卒業させてもらったから同じ、めぐみんともアクア……)
 明らかに常人じゃないのが一匹間に挟まっているのに気付き、白目を剥いたカズマ。
 もしかすると条件の中に「女神とヤった」というのが必要なら、御剣にアクアをレンタルして、ガバガバのアソコに挿入してもらってポルチオ調教して中出しさせないとイケナイ。
(ンゴ……)
 問題児で低能でも、一応恋人なのでレンタルしたくない心と、ど~~せ人造人間だし、自分専用のサッキュバス人形と紅魔族人形もいて、人間のダクネスも恋人なので、ガバガバのアクアを手放すのも考えた。
「アクア、一回ミツルギとヤってくれないか? その後に再挑戦… グハッ!」
 即座に女神ブローでブン殴られ、アクアにも泣かれるカズマ。
「何よっ、自分の恋人他人に貸す奴がどこにいるのっ? 私ってカズマの何? おもちゃ? 道具? お母さん? 答えてっ?」
 アクアの狂った声が、普段より2オクターブぐらい高い声で送別会会場に響く。
「いや、これは人助けだ、ミツルギが使えたら、サッキュバスのみなさんが助かる。女神だったら我慢してくれ、先っちょだけでもいい」
「うわ~~~ん!」
 女神ブローで(チン)を動かされ、脳を揺すられてしまったクズマは、泣きながら逃げ出してしまったアクアを追いかけられず、その場で10カウントされた。
「今のはカズマが悪いです」
「そうだ、女に対して「別の男に抱かれろ」なんて私以外に言うんじゃない、ハァハァ」
 以前の妄想のように、カズマがポン引きになって、立ちんぼで体を売らされる妄想をしてハァハァ言う変態さん。
 サッキュバス兵の軽い鎧を着て、めぐみんと似たようなエロイ格好をしているが、腹筋が割れているのでサッキュバスには見えなかった。
「カズマ殿、別室に来てくれ、この女達がお相手をしたいそうだ」
「ヘ?」
 魔族幹部の娘に話しかけられ、警護の部下に無茶振りをして、カズマとヤレと命令していた。
 
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