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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)

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13サッキュバスちゃんと堕ちる所まで落ちます。

13サッキュバスちゃんと堕ちる所まで落ちます。
「サッキュバスちゃんに汚い所なんて無いよ」
「ああっ」
 そんな事を言われるのは、一族でも自分だけだったので涙を流し、感激するサッキュバス。さらにカズマへの恋心が深まった。
 そのまま胸、腹、背中、尻と頬ずりされて舐められ、喜びの涙を流し続けるサッキュバス。そしてついに股間に舌を這わされた。
「そ、そこだけは駄目ですっ、汚いですから止めて下さいっ」
 カズマはその声に答える代わりに、またバキュームクンニを開始した。
「ひいいっ!」
 サッキュバスの禁止事項その2、精を吸うはずのサッキュバスが人間に精を吸われるなど有り得ないことで、絶対にしてはならないと固く禁じられていて、そんな汚い便器を舐めた上、便壺に口を入れて便所汁や便を吸うバカなど存在しないので、言うまでもない事だったが、それを実行してしまう人間のオスが存在した。
「ああっ、幸せですっ、もう死んでもいいっ」
 公衆便所であるはずのサッキュバスの精を吸う変態カズマ、しかしサッキュバスはそれが愛の行為だと思って感動し、泣きながら死んでも良いとまで思った。
「あっ、ああああっ」
 そのままダクネスやめぐみんにしたように、バルトリン氏線液からアソコを守る粘液、本気汁、イキマ*コ汁、イキ子宮汁、イキ卵巣汁まで飲みきり、追っ手がかかっているので手早くサッキュバスちゃんドリンクバーを閉店させた。
「サッキュバスちゃん、初めてなの?」
 散々吸いまくった後、処女膜に気付いて聞くが、あの店で勤務していた子が処女だとは信じられなかった。
「はい、子作りしてメスのサッキュバスを産むまでは大抵処女です。気に入った男性を見付けるまで取っておきますけど、我慢できなくなってシてしまう子もいます」
「そうなんだ、痛いかも知れないけど我慢してね」
「はい…… あひいっ!」
 めぐみんほど無痛になるように時間が掛けられなかったので、指で裂いて血を吸い出した。
 勿論これもまたサッキュバスの禁止事項に抵触し、「男に打ち止めの赤い玉を出させても、経血や血を吸われるのは恥、それも処女の破瓜の血を吸われるなど以ての外、絶対にされてはいけない行為」で、これも固く禁じられていた。
「痛かった? ごめんね」
 別に火の鳥のように血を吸えば不老不死になったり、人魚の肉のように「なりそこない」になったりもしないが、サッキュバスとの「愛」で、カズマきゅんは病気にかからない体になった。サッキュバスの持つ毒が強すぎて、普通の病原菌など生きていけないからでも有る。
 出血が止まりかけたので素早く離れ、本番に移ろうしたカズマ。指三本ぐらいに拡張したので、もう新しく裂ける場所は無いかと思ったが、サッキュバスが怖がらないよう、両手を恋人繋ぎにしてから繋がった。
「入るよ」
「はい、ううううっ」
 串刺しにされる痛みや、腹に自分の手首ぐらいの物を詰め込むので、痛さより詰め込まれる感触とか、足の間に大きいものが挟まっている感触が怖かったが、これが子供を産むのに必要な行為だと知っていたので受け止め、サッキュバスの本能なのか、邪魔される前に早く子種がほしいとまで思った。
「ああ、暖ったかいよ、すごく締まって気持ちいい」
「あ、ありがとうございます」
 二人とも泣きながら抱き合い、愛を確かめ合う。行為だけが気持ち良いのではなく愛が深まり、サッキュバスの方は子供を授かれるのにも感動して泣いた。
「あっ、もうダメだ、イクよ、もうイっていい?」
「はい、いつでも好きな時に」
「あっ、ああああっ」
 時間も無いのと、相手がサッキュバスで気持ちよすぎて、1分と持たなかったカズマ。
 今回もめぐみんと同じく、お腹の中から「ピンポン」というクイズにでも正解したような音が鳴り、小声で何か言っているようだったが、聴診器もないので確認できなかった。
「カズマさん……」
 それでもサッキュバスは喜びに包まれ、交尾中も泣き通しで、処女と惜別の涙も重なって、ずっと泣いていた。
「ありがとうございました、私どこか変でしたか? 胸とか体とか小さすぎましたか?」
「いいや、俺も170センチぐらいしか無いし、もっと小柄でも良いよ、胸もこのぐらいで、あんまり大きくない方がいいな」
 そこでサッキュバスも、この世界の単位ではないセンチを使用したカズマに気付き「異世界からの転生者」の話を思い出した。
 その世界にはサッキュバスのような下等で頭も悪く、病原菌の塊の性病まみれで、精を吸わないと生きていけない化け物はおらず、人間だけの世界だと聞いた。
「カズマさんの世界には、サッキュバスなんていないんですか?」
「ああ、俺の国にはこんな綺麗で可愛い女の子、肌も真っ白で血の色が透き通ってピンク色、髪の毛も金とか銀の子はいなくて全部黒髪でね、みんなブサイクで性根が曲がってて、日焼けすると真っ黒になる子しかいないよ」
 論点はずれていたが、まずエルフもサッキュバスも存在せず、こんな汚い精液便器に平気で舌を這わせ、吸ってくれたのは、存在を知らなかったからだと思った。
「エルフとかもいないんですか?」
「ああ、人間しかいない、つまんない世界さ」
 カズマは気にせず精液便器にキスをして、胸に舌を這わせて揉み、汚れた体中に頬ずりをして愛しい、愛しいと肌から告げると、サッキュバスは嗚咽の声を出し始めた。
「どうしたの? 痛い、苦しい、もう止めようか?」
「違うんです、うっ、嬉しすぎて泣いちゃって、グスッ、こんなにも愛されるのが嬉しいなんて、今まで知りませんでした」
 劣情ではなく愛で結ばれてしまい、感激して更に涙を流すサッキュバス。
 自然と抱き合ってさらに愛し合い、抱き締められたまま両手が一周して恋人繋ぎ、という抱かれ方をして、きれいな顔も涙とキス後のヨダレと泣いた後の鼻水でクチャクチャになってしまったが、それでもキスされて愛されてしまい、もう涙も泣き声も止まらず、もう一度愛し合い、さらにもう一度愛し合った。

「ああ、こんなに嬉しいなんて、浄化されて消えてしまいそうです、嬉しい、愛しい」
 カズマの背中に腕を回し、ずっと擦って抱き締め、足も絡めてだいしゅきホールドもして、外出しされないように気を付けた。
 もう子供を授かることしか考えておらず、もし今生の別れになるなら忘れ形見を受け取り、一緒に地の果てにでも逃げ回って結ばれるつもりでいた。
「どこまでも、どこまでも逃げましょう、それで、どこかサッキュバスと人間が暮らして行けて、結ばれて一緒に暮らせる世界を探しましょう」
「ああ」
 例の怖い恋人たちから逃げられるなら、海の向こうのウリセンバーでも生きていけると思ったカズマきゅんなので、ここにとどまると死罪らしく、可愛いサッキュバスと愛の逃避行が出来るなら構わないと思い、結構気軽に返事をした。

「この部屋だね? おい、いるんだろ? サキュ子」
 女の声で渾名で呼ばれてドアを何度もノックされ、サッキュバスの仲間が来たのには気付いたが、これもサッキュバスちゃんとカズマきゅん終了のお知らせである。
「カズマさん、仲間が来てしまいました、このまま逃げましょうか? それとも一旦仲間に捕まって保護して貰いましょうか?」
 どう見ても新人サッキュバスは、三回連続で交尾してしまったので足も腰もガクガク、とても窓から飛んで逃げられる状態では無く、体を起こすのがやっとで、どうにか服を着込んだ所で合鍵で鍵が開いてドアも開いた。
「お前、真っ昼間から男を引き込んで、ナニしてやがった?」
 何か悪所同士の連帯があり、子供のサッキュバスが連れ込み宿に男を連れ込んだと通報があって、見に来た一同。
 赤毛でロングヘアのお姉さんとか、金髪の数人のサッキュバスに取り囲まれ、カズマも逃げられなかった。
「この男、まさか幻術も掛けなかったのか?」
 目が死んでおらず、明らかに幻術に掛かっていないまま愛し合っていた二人。メスとオスの精液の匂いが立ち込め、明らかに交尾した直後の表情だったが、新人サッキュバスは嬉し泣きしながら人間に寄り添って、抱き合っていた。
「コイツに何をしたっ? 幻術にも掛かってない男がサッキュバスとっ、まさか普通の女とするみたいに愛し合ったのか?」
「ええ、そうですけど?」
 ボケた男から最悪の答えを聞いて、脱力するサッキュバス達。この世界の男で、肉便器で精液便所の性病の塊に、愛を語る奴など存在しないが、目の前の馬鹿はそれを全部こなしてしまった。
「もしかして、こいつの精を吸ったりしたか?」
「はい、助けてもらったし、前から気になってたので、やっと結ばれたって感じで、この子も初めてだったので、涙とか血も吸わせて貰って、愛し合ってた所です」
「血も吸っただあ? 有り得ない」
 バンパイアでも無いのにサッキュバスの汚染されきった血液を吸った。もうこの世界の人間じゃないのは確定して、異世界からの漂流者だか、転生者に間違いないと思わされた。
「おい、まさか将来の約束とかしてないよな?」
「一緒に地の果てまで逃げようって約束して、二人で生きていける所を探して子供も産んで結ばれようって、さっき約束しました」
 新人サッキュバスの答えを聞いて絶望し、頭を抱える一同。
「「「オーマイガーーー!!」」」
 魔族の神にだが祈りながらも結果を恐れ、泣き始めた一同。そこにサッキュバスの子供と、長老だか長も入ってきた。
「とんでもないことをしてくれましたな、まさかサッキュバスに寝床で愛を語って泣かせ、精も涙も血も吸って愛し合うとは……」
 立ち聞きしていたのか、階段を登るのに手間取ったのか、おばあさんのサッキュバスは事情を聞いていて、説明しないでも話を知っていた。
「子供たち、契約書を取ってきておくれ、家の者に言えば分かるよ」
「「「はいっ」」」
 小さい子がすっ飛んで行って、サッキュバスの店に何か取りに行った。
「契約書?」
「ああ、アンタにはこの子と契約してセキニン取って貰うよ、逃さへんで~~」
 あの優しかった赤毛巨乳のお姉さんはどこに行ったのか? ガチギレして目を見開いた状態から、片方の口を釣り上げて片目だけ半分閉じた怖い表情になった。

 その後、カズマ君は新人サッキュバスちゃんの処女の血で羊皮紙だか「何かの皮」の契約書に何箇所もサインさせられ、腹に魔法円を書かれて何か発動されちゃった。
 新人サッキュバスにも署名やサインをさせ、同じように腹に魔法円を書かれて、魔術的な「契約」をさせられてしまった。
「あの、お祖母様、カズマさんと愛し合った時、お腹の中から「ピンポン」と聞こえたんですけど、あれは何なんですか?」
 その声を聞いたお婆さんは、驚いて固まり、ペンを取り落とした。
「何じゃと?」
 そこで新人サッキュバスの頭から、右の角が落ちた。
「あっ、姉様の角が落ちた」
 角が取れ、何もしていないのに落ちたのに驚きながら、自分の角だった物を拾い上げる新人サッキュバス。
「子供たち、この子から角が落ちたのだね? わしの盲だ目の代わりに、男の服装を教えておくれ」
「何か黒い服を着て、ツヤツヤ光って伸び縮みする異国の変な服を着ています」
「おお…… その者、黒きジャージを着て、金色の野に降り立つべし(ダクネスの陰毛)、万年に及ぶサッキュバスの呪いを解き、清浄の地へと導かん…… あの伝承は本当だったぁ」
 何か勝手に感動して床にへばりつき、カズマに向かって祈るような格好をしているお婆さん。
「本当の人間と交わり、愛されたサッキュバスは人となる、角が落ち、羽根も生えなくなり、呪いの尻尾も消える、伝承にはそうあるのじゃ」
「「「「「「ええっ?」」」」」」
「カズマ様、確か追われておるのですな? 裁判の結果はどうじゃった?」
「え? 死罪と聞いて、慌ててカズマさんを抱いて、飛んで逃げてここまで来ました」
「いかんっ、誰かカズマ様を抱いて、サッキュバスの巣まで逃げよっ、追っ手が来る」
 しかし既に遅く、飛龍が窓から顔を覗かせ、竜騎士が叫んだ。
「ここにいたぞーー! 歩兵は下から回れーー!」
 階段から、ザムザムと言う鎧を着込んだ兵士の足音が複数聞こえた。窓には竜騎士がへばりついて、飛龍が顔を突っ込んで、飛んで逃げられないように蓋をした。
「女達っ、サッキュバスの力を見せよっ、この方だけは何があっても救うのじゃっ!」
「「「「「はいっ!」」」」」
 窓の外には探知魔法を使って兵団や傭兵団が到着し、重装歩兵などは血まみれの装備を一旦脱ぎ、馬車に鎧や大剣を積んでここまで走っていた。
 まずは軽装の兵士や、馬に乗った軽騎兵が到着してカズマを包囲し、歩兵などで手分けして探し回っていたが、ついに発見して千人近い兵士が殺到した。
 
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