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威萌宇斗十二制覇

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05威萌宇斗 花穂

 
前書き
 威萌宇斗十二制覇の内、花穂ちゃんです。 ちょっとだけエロエロで、毒電波なアニパロ満載です、理解に苦しむ方はご容赦下さい。 

 
 あのね、お兄ちゃま、花穂ね、お兄ちゃまには、ないしょにしてたことがあるの。 ほんとはね、花穂ね、花穂ね、カード*ャプターだったの。
 前の人はね、「りーくん」って人がいない間にね、その人のお兄ちゃまとエッチなことしちゃって、まりょくがなくなっちゃったんだって。 ちょっとうらやま… ううん、なんでもないの。
 ほかにも「ゆきうさぎさん」とか、「ともよちゃん」とか、おっきなトラさんともエッチなことして、今が一番「はにゃ~~ん」で「ほええ~~~~っ!」なんだって、よかったね。
 でもね、前の人みたいに、お兄ちゃまに「ぜったいふんでやる~~っ」なんて言わないから、あんしんしてね。 え? その人のお兄ちゃまみたいに、ハイヒールでふんでほしい? そ、そんなのできないよう…

 そのあとね、カードが入ったご本は、千影ちゃんがもってたんだけど、千影ちゃんを呼びに、おへやに入ったときに、ご本が光ってたの。
 なんだか、すいよせられるみたいにさわって、さいしょのカードの「うぃんでぃ」って名前をよんだら、中のカードが全部どこかに飛んでっちゃったの。
 それからは「しこんのかけら」をあつめるために、じてん車にのって、せんごくじだいに…
「ああっ、ちがうっ、ケルちゃん、だいほんがちがうよっ」
「いいや、そう言うサービスも必要なんや、それが「お約束」ちゅうもんやっ、分かったか? さくらっ」
「花穂、さくらじゃないもんっ!」
「それもお約束やっ」
 このケルちゃんっていう、ふういんのケモノさんが「髪型も、チアリ-ディング部なんも全部パクリやんけっ!」って言うから、2だい目は花穂になっちゃったの。
「ねえ、ケルちゃん、「少女てっかめんでんせつ」って何?」
「それもお約束や、2代目っちゅうのは、鉄仮面かぶってないとあかんのや」
「え~~っ、花穂そんなのいやっ」
「ええから、そういう事にしといたらええねん、ちなみに生き別れの兄は覆面やっ! ほら次っ!」

 それでね、みんなで東京タワーに行った時、咲耶ちゃんと、鞠絵ちゃんと、衛ちゃんはね、「せふぃーろ」って言う、車みたいな世界に、しょうかんされちゃったの。
 まぶしい光が消えたら、みんな帰ってきてたけど、三人でだきあって「こんなのってないよっ!」って泣いてたの。 花穂もまほうはつかえるから、何があったか少しわかったの。
 みんな「魔*戦士リウイ」になって「ふほんい」だったんだね、きっと……
「ちゃうやろっ、それを言うなら騎士や騎士、それにリウイと違うてレイアースやっ! しかし、お前も中々ええボケかますようになったな~」
「え? 花穂ぼけてないもんっ」
「天然かいっ!」
 それから1しゅうかんたって、3人だけで東京タワーに行って、また「せふぃーろ」に行ってきたんだって。 でもこんどは衛ちゃんが「せふぃーろの柱」になって、かなしいことがおこらないようにしてきたんだって、よかったね、衛ちゃん。

 それからゆめを見るようになったの、きっと未来のゆめ。
「天使の翼よっ、私とヒカルをいざなってっ!」
 中学生になった花穂が「運動神経切れとるから~」で、「な~~」な女の子になって、アンテナのついた、へんなバイザーを被って、「プラレス」をするゆめ。
 それで幼稚園の子とか、アイドルの人とか、高校生の怖そうな人とか、優しそうな人と戦って、最後にはお母さんとたたかう悲しいゆめ……
 でも、何とかなるよっ、絶対だいじょうぶだよっ。 

 ある日…
 パタパタパタパタッ、ステンッ
「きゃあっ」
 またころんじゃった、えへへっ。
「ちぃ?」
「あ? メカ凛鈴ちゃん」
 メカ凛鈴ちゃん、さいきん少し、しゃべれるようになったみたい。
「オカズ」
「え? 花穂食べられないよ」
 やだ、メカ凛鈴ちゃんが花穂のパンツ見てる。
「花穂、アニキのオカズ」
「やぁっ、写真とっちゃだめぇっ」
「すばらしいですわ~~」
「亞理亞ちゃんっ、ビデオもだめぇっ!」
「でも、花穂のパンツ見たら、アニキ喜ぶ」
「えっ?」
 ドクンッ
「花穂の写真で、アニキ「自家発電」した、6回もした」
「えっ? じかはつでんって何…?」
 たぶん、花穂の知らないエッチなことなんだ、お兄ちゃま、花穂のパンツみてエッチなことするんだ……
「アニキ、洗濯前のマスターのパンツでも自家発電する、そのサンプルの臭い、今度はマスターがオカズにする、残りは冷凍保存して子供沢山作る」
「ほえ~~~っ!」
 あ、これはおどろく時に言わなくちゃいけないの、これも「おやくそく」なんだって。
「だから花穂もパンツ脱ぐ、アニキ喜ぶ」
「だめっ、脱がさないでっ、いや~~~~」
 カシャァ、カシャァ、カシャァ、カシャァ
 だめっ、高がしつモードのマクロさつえいで花穂のアソコ写しちゃだめっ! それにおしりとか、ふとももがプルプル動いてる所、ビデオで撮っちゃあだめぇっ!
「べすとしょっとですわ~~」
「パンツ、パンツ、パンツ、パンツ…」
 メカ凛鈴ちゃんに、ぬぎたてホカホカのパンツ取られちゃった… それに写真もビデオも… 花穂、お兄ちゃまのオカズにされちゃうんだ、どうしよう。

「兄や~、あげる~~」
「オカズ、アニキのオカズ、花穂のパンツ」
 それから、お兄ちゃまのへやに行ったら、花穂の声で「だめっ、脱がさないでっ、いや~~~~」って声が何十回も聞こえて、お兄ちゃまがハァハァ言いながら、「花穂ちゃんっ! 花穂ちゃんっ!! んぐぅっ…………」って叫ぶ声が7回も聞こえたの。
 花穂、ぜんぶ見られちゃった、もうよごされちゃったよう……
「ちぃ~~?」

 次の日、雛子ちゃんと、亞理亞ちゃんといっしょに、学校の帰りにお守りを買いにいったの。 でもね、かえるとき、めいろができて出られなくなっちゃったの。
「じゃあ、ひなね、ほうきでとんでみるね、ちょっとおきがえするからまってね」
「え?」
 ポ-ポロッポ、ポッポー
「プリティ、ウィッチィ、ひなこっち~~」
「あ、だめっ、声がいっしょでも、さくしゃがちがうよっ」
 やっぱりかべが高くなって出られない、濃いネタを使うとダメなんだ… きっと「メイリンちゃん」みたいに、げんさくに出てないキャラも、円盤皇女になってもだめなんだよ……
 チリ~ン、チリ~ン
 そこでね、帰れなくてこまってたら、鈴の音が聞こえたの。
「やあ、花穂ちゃん… 遅いから迎えに来たよ」
「ち、千影ちゃん」
「帰ろうか… 兄君も心配している」
「でも、出られないの」
「大丈夫だよ…」
 ドカッ! バコッ!
 す、すごい… 千影ちゃんがさわったら、かべがこわれてく…
「さあ、迷路は抜けたよ… 何かやる事があるんだろう?」
「で、でも」
「じゃあ、私は後ろを向いているから……」
 千影ちゃんが見ないふりしてくれてる… 千影ちゃんのご本なのに、ごめんなさい… じゃあ今のうちに。 
「なんじのあるべきすがたにもどれっ、さくらカ~~ド!」

 お父さん、お母さん、おげんきですか? 私とジジもとてもげんきです。 しごとのほうもきどうにのって、少し自信が付いたみたい。 落ち込むこともあるけれど、わたし、この街が好きです
「ケルちゃんっ、これもだいほんがちがうよっ」
「ええんや、今日のわいのバトルコスチュームも黒猫や。 お前も黒のワンピースに赤のリボン着けて、デッキブラシまで持っといて、今さら何言うとるんやっ」
「ほえ~~~~~~っ!」
「すばらしいですわ~~」
 宅急便の人になっちゃったよう……

 その頃「お兄ちゃま」は
(こんな幸せな日々が続けばいいのに)
 妹達からのメールを読んで、穏やかな時間を過ごしていた。
「選んだな」
「え? どうしたんだ燦緒(アキオ)」
「俺はお前と対になる存在、お前が天の竜になるなら、俺は地の竜になる」
「な、何の事だ?」
 ドオンッ! バキバキバキッ!
「眞深ちゃ~~~~んっ!」
 十字架のような場所に吊るされて、航の目の前でアキオの神剣(笑)に貫かれてしまう眞深。
「あ、あんちゃん……」
 その後、12人の妹達を二つに割り、コピー(メカ凛)と、山田を加えて七対七で、地球の週末? を決める戦いが行われたと言われている。 もちろんイヌキが憑いている少女は天の竜らしい。 
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