クイーンズブレイド リベリオン 最強にして最高の主人
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プロローグ
和樹が住んでいる世界とは違うファンタジーな別世界の大陸で行われている大会。
その大会の名前は・・・・
クイーンズブレイド・・・・そう呼ばれている。
四年に一度開かれる闘技会クイーンズブレイド。
建国から続く伝統に従い優勝者は国の女王になれる。
そんな大会も三十回目になり・・・・・・・
歴代女王の中でも最強の女王と名高い、逢魔の女王アルドラ。
今大会も彼女の優勝間違いなしかと思われたが・・・・
アルドラは敗れ、流浪の戦士レイナが優勝した。
当然彼女が今回の女王になる。誰もがそう思ったが・・・
レイナは女王の座に就くことはなくどこかへ去った。
代わりに最終戦前に敗れた雷雲の将クローデットが女王の座に就いた。
誰からも尊敬される人格者であった彼女に対して、民衆は期待を持って受け入れた。
自由と平等を掲げ、貴族性・重税の廃止。
女王軍直轄による各地の紛争の鎮圧など。
民衆の期待にこたえるかのように成果を出した。
しかし、それも束の間。
一年後には善政と思われたクローデット王朝の負の側面。
前女王以上の軍事大国化。
反対する者は力で屈服させねじ伏せる恐怖政治が露になった。
大陸には戦火が広まった。
錬金術によって作られた大いなる力を持った石、魔導席が普及した事により。
弱肉強食の世界へと変わりつつあった。
そして遂に彼女は「自分こそが大陸を支配する永遠の女王である」と宣言。
クイーンズブレイドも廃止されもはや彼女に対抗するものは現れないと思った。
これは、本当に不思議なことだが大陸中の占い師・預言者の全てにある預言が聞こえたらしいのだ。
その予言とは「場所は分らぬがこの大陸のどこかに光が射した時異界から三つの獣を宿した鎧を使役するものが現われこの大陸・・・・・
・・・いや世界に大きな変化をもたらすであろう」と
その予言を聞いたもの心に何らかの心境の変化を与えた。
ある者は、大陸の平和のために・・・
ある者は、それが善か悪を見極めるために・・・・
ある者は、その力を利用するために・・・・・・・
様々な思惑が交差する中運命の歯車が動き出す。
場所・・・・じゃなくて世界は変わり初音島の和樹の屋敷。
時刻は深夜。
和樹の部屋で寝ているのは和樹だけではなく。
右隣りにはリーラ。
左隣りにはアイリが静かに寝息を立てていた・・・二人とも下着姿で。
そんな中突然和樹達が寝ているベットの上に突然。
ベット一つは軽く囲う事が出来るほどの大きさのリング・・・・
次元を繋ぐ扉ゲイトが現れる。
ゲイトが出現したことに気付いていない三人はゲートに吸い込まれる。
三人を吸い込むと目的は果たしたかのようにゲイトは消える。
そして、翌朝リーラとアイリはともかく和樹が突然屋敷から姿を消したことによって大騒ぎになりすぐに島中を探し回った。
しかし・・・
メイド達は知らない和樹とリーラとアイリは今この世界のどこにもいない事を・・・・・
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