エロゲー世界に神様転生って勝ち組じゃないのか?
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幕間05 奉仕女官との中出しらぶらぶセックス
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、ああっ……!
んぅ、もっとぉ……もっと、触ってくださぃ」
高級旅館に入り数時間。すみれの熱を帯びた甘い声が和室に響く。
すみれも奉仕女官として性的な教育を受けたとはいえ生娘であり知識も机上のものだった。
だから二人はゆっくりと時間をかけて
男女の営みについて学んできたことを布団の上で試しながら復習したのだ。
「あ、あの……私の胸って、揉んでて気持ちいいですか……?」
すみれが訊いてきた。
Cカップのおっぱいは奉仕女官の中では小さい方なので多少のコンプレックスがあった。
「うん、揉み応えがあるし、形もとても綺麗だ」
伏見は即座に肯定する。最初はたどたどしかった愛撫も随分様になってきた。
揉まれる事によって沸き上がる快楽と、
下腹部に雄のシンボルを押し当てられる事によって生まれる期待感。
「あぁ、伏見様、はしたない私をお許しください」
息を荒くしながらおねだりするように腰を動かし男根を求める。
それに対して伏見は小さく笑いながら、じらすように女陰を責めたてる。
「そう……つまり、すみれちゃんは、ここを責められるのが好きなんだ」
「だめ、もう我慢できない……いれてぇえええ!」
じゅぷっ、ぐちゅっ、ずぷぷッ……!
伏見が無言で己の男根を求められた秘部に突き刺す。
随分と伏見のかたちに慣れてきた膣内が、突き入れるたびに膣壁をうねらせ刺激を返してくる。
「ああんっ!」
休憩を挟み数度目に渡る中だしセックスにより発情しきったすみれは、
奉仕女官による指導という名目もすっかり忘れて喘ぐ。
「ひ! ひぅッ! そんなにだめぇぇええ! ああああぁあッ」
「昨日まで生娘だったのに、そんなに感じちゃう淫乱女官だったんだ」
「ああっ! だってぇ、伏見様のおちんちん、気持ちいいですぅぅう!」
当初は指導という名目で攻められていた伏見だったが今や攻守が逆転し、
魅力的なすみれが乱れる姿に雄としての本能が刺激され支配するように腰を振る。
。
「はぁはぁ……そんなに気持ちいいんだ……」
「はい、はいっ! 立派なおちんちんで、
こんなのゼッタイにおまんこ気持ち良くなっちゃいます!」
「僕も気持ちいいよ……。けどせっかく習ったこと気持ちよくって忘れちゃうかも……」
「でしたら、何度でも教えて差し上げます」
当代の帝が若いことから代替わりして御所を去った元奉仕女官の中に、
性豪の男性を相手にするために性技を鍛えられた者がおり引退後も時折指導にあたっていた。
すみれは一見すれば礼儀正しく目立たない清楚な奉仕女官の一人だったが、
性技の指導を自ら希望したように淫乱な部分が元から備わっていたのだ。
女官長のハルにあくまで指導だと注意されていたのに、
好意があったとはこんなに簡単に火を付けられてしまうなんて……・
「あぁ……ああぁぁっっ……ふかぃぃいいのぉおお…………」
ずっ、ずぬっ、ずちゅっ……!
子宮口への深い一突きで更なる絶頂に放り出されたすみれは、
すぐには痙攣が治まらず、腰にきつく絡めた脚を小刻みに震わせて続けていた。
「伏見様、前々からお慕いしておりました」
仕事ではないと素直な気持ちを伝える指導ではないセックス。
興奮具合ではこっちのほうが断然上である。
「ありがとう。嬉しいよ。僕も初めてをすみれに貰ってもらって幸せだよ」
お互いが恋人のように舌を絡めて気持ちを確かめ合うように唾液を交換する。
自分と同じように快楽に飲まれている伏見を優しく抱きしめる。
「また、イキそうですか? 私の中に射精するんですね」
「だって、すみれの身体が気持ちいいから……えっちすぎるよ」
「や、あっ、そんな……恥ずかしい。ああ、でも、うれしい……」
本当は聞くまでも無く射精を肉棒の動きで悟っていた。
しかし伏見の可愛らしい快楽で崩れた声を聞くと、すみれの心がゾクゾクと震える。
「私が、かならず伏見様を東郷長官に並ぶ男性にしてみせます」
惚れた贔屓目を無しで見ても素材としての伏見は悪くない。
逞しさや女性慣れしたら男らしさ東郷毅長官の方が上かもしれないが、タイプが違うだけだ。
後はどれだけ性技を成長させ男としての自信をつけてもらうかだ。
「ああ、伏見様って、とても可愛らしいの。独り占めしちゃいたくなっちゃう」
小さな声でつぶやいた言葉は本人へは届かない。
すみれもそれが叶わないとはわかっている。
陸海軍のみならず御所に勤める奉仕女官達の間で二つの派閥の争いがある。
海軍長官・東郷毅に抱かれたいという女性たちの派閥と
司令部総長・伏見空を抱いてみたい・付き合いたいという派閥だ。
ちなみに上の派閥の方が本人の実績もあり勢力が大きい。
満州会戦後の伏見は以前より取っつきやすくなったと多くの人に言われている。
戦地で部下と苦楽を共にするような人物ではあったが、
どこか人を寄せ付けないところがあり友人といえる者もおらず孤高の人物と思われていた。
しかし東郷海軍長官の影響を受けたのか色々と他人に構うようになった。
だからこそ今まで見えてこなかったヘタレな部分も知られてしまったが、
逆に人間味があると今までとのギャップで好感を持たれることになった。
だからこそ東郷毅に抱かれたい派閥の女性達に
伏見空がヘタレ童貞だと陰口を言わせておくわけにはいかない。
そんなことを考えて……すみれは全身全霊の奉仕を注ぐのだ。
後書き
幕間の方が書くのに苦戦する……。
今まで意識しなかったのですがエロゲーと抜きゲーって文体が全然違うんですね。
アダルトゲームのライターの大変さと凄さを実感しました。
とりあえず幕間は「バカになれ」とか「頭を空っぽにしろ」とか念じながら書いてますw
明らかにストーリーのときと使ってる脳みその部位が違うのが体感で分かる。
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