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穏健派なヤンキーの転校先が♂的な意味で超次元だった件について

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一発目・力はあるけど鈍感な少年は女装子の恐ろしさを知る。(序)

 
前書き
思わず書いた。


後悔も反省もしていない。



PS
この世界のマジェコンヌは唯一の常識人の女性(囚われてるとは言ってない) 

 
「随分と大層なことをしてたじゃないか。友人たちが病院送りにされたとは言え、連合暴走族をたった一人で壊滅させるなんてなぁ」


マジェコンヌ先生が皮肉混じりに喋る。彼女の目の前には学ランを全開にして中の白いYシャツが丸見えだが、標準服なため、どちらかというと普通の学生に見える。


しかし、前の学校では伝説の番長と言われた不良少年がいた。



ムシャクシャしてやった。反省も後悔もしていません。


「せめて反省はしろ。ったく、 遠く離れたところから引っ越してまでここに転校って、よりによってなんでうちなんだろうか」


申し訳ございません。


「まったくだ、もともと不良高にいたのに平均的な男子校に入るって一種の革命何かかってんだ」


すみません・・・ん?あれ?男子校?


「どうしたってんだ」


いや、そのここに来るときに・・・・・






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学校門前


学校についたが、どうしようか。


ここまでにはスマホの地図を使ってこれたが、さすがに 校内の仕組みまでは出ていない。職員室に行きたいんだかどうすっかなー。


まぁ、普通に他の人に聞くのが普通だな。誰に聞こうかなー。


とりあえずそこら辺にいる通学中の学生に話しかけようとする、が。



ここの娘たちかわいいなー。前にいたところよりも凄い差だ。


とまぁ、キョロキョロと色んな娘たちを見ていると後ろから女子に話しかけられた。


「ねぇ、あなたさっきから何してるの?」


あっ実はですね・・・・




俺に話しかけてきたのは長い茶髪のサイドテールの女の子だ。それと横にはベージュ色?の髪にカチューシャ付けたもう一人の女の子がいた。




・・・なんですが。


「ふーん、転校生だなんて来るものなのね。じゃあ時間はまだあるし案内して上げる。」


ありがとうございます。一応名前言っときますが自分、藤ノ内勇平って言います。


「勇平ね。私はアイエフ。こっちが幼馴染みのコンパ」


「コンパです。これからよろしくです。」


はい、よろしくオナシャス。






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てことが、普通に女子もいましたよ。


「あー・・・一応そいつ等も男子学生なんだよ。」


・・・・・はい?


「まぁつまりあれだ



女装してるんだよ」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・


・・・・・・






「じゃ入学式遅れるんじゃないぞ」


いやいやいや待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て !!?


「なんだ、同じ事を何回も言わすな」


いや待って!?女装!?あの娘たちが!?嘘だろ!?


「あーくそ、これだから新参者は困るんだよ毎度毎度」


毎度毎度って、俺以外にも転校してきてる人がいるんですか?


「そうじゃなくて入学者だ。そいつらもお前見たいな反応をしては転校してるよ」


こ、ここ出てるのか・・・


「まぁすぐに慣れるさ、とりあえず最低限接すればいい。ただ・・・」


ただ?


「必要以上に接するとあとに戻れなくなるからな」


はえ? どういうことですか?


「それくらいロクでもないんだよこの学校。はっきり言って不良校のほうがマシさ」


ど、どれくらいヤバいんですか?


「これ以上聞くのは止めな。世の中知らない方がいいことが沢山あるんだからな。じゃ、さっさと入学式に出とけ」



・・・・・一体なにがこの学校にあるんだ?





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入学式を終え、各自教室に戻る俺達。


普通なら教室で担任の先生ぐらいしか自己紹介しないが、転校生である俺はこれからこの学校で顔を覚えてもらわないといけないので、教卓に立たされた。

あっ、アイエフさんとコンパさんだ。


「えー、こいつが今日からこのクラスの一人となるヤツだ」


藤ノ内です、よろしくオナシャス。


「まぁ全員言うまでもないと思うがここでは女装行為も認められている。結構事情知らん他のモンがコクりに来たりするほどだが、付き合ってたらホモ確定だからな。もっとも付き合うなとは言わんが、そのあとはもう知らん」


先生、ひとついいですか?


「なんだ」


先生も女装してるんですか?


「叩き潰すぞ」


サーセンした。


「とりあえずそこの席に座りな」


はーい。



という事で教卓から見て後ろ辺りの少し左側に座る俺。


すると、


「ねぇねぇ、君」


座って左側から声がする。





「私、ネプテューヌって言うの。よろしくね!」


あっはい。どうも。



はえ~、普通にかわいいじゃねぇか。本当に女装してるんだろうか。


「マジェコンヌ先生恐かったでしょ?ああ見えてもともとはここ卒、あっ昔は男女共学だったらしいけど、先生って昔はモテてたんだってー。あんなオバハン顔なのによくそんなこと言えるよねー(笑)」


「ネプテューヌお前あとで職員室に来い」


「ねぷぅ!?じょ、冗談で言ったのに!?」


「貴様の冗談は時おりマジになるからな、というか教師に向かってババア言うな!」


「すんませんしたー!」


「はぁ、現役のヤツでこのザマだからな・・・、それと藤ノ内」


あっはい。


「そんな小娘にも気を付けるんだな。あまり気を許しすぎると後悔するぞ」


えぇ・・・?



なんでそんなこと言うのかな・・・普通にいい娘だと思うんだけどな。




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全てのホームルームが終わって帰れる時間になった。

一斉にクラスの皆が俺に話しかけてくるかなーと思ってたけどそんなこともなくそれぞれ自由にしてた。


やっぱ想像と現実って違うってハッキリわかんだね。


とは言っても一切なくはなかった。


「勇平くん、一緒に屋上でお喋りしよう!」


ネプテューヌだ。初対面にも関わらずグイグイくる。



ああ、いいけども。


「じゃあ私たちも混ぜてもらおうかしら」


「みんなで屋上でお喋りって楽しそうです」



今度はアイエフさんとコンパさんも来た。せっかくだからこの学校の仕組みについて。


ところがある声が耳に入った。



(おい、あの転校生止めてこいよ)


(お前が止めろよ、怖いからイヤだよ)


(バッカ、俺だってやだよ。下手に手を出したらわかってんのか?)


(自分がいやなものをひとにやらせるなッ!どーゆー性格してんだテメー)


なんか不穏な会話が聞こえるがよく聞こえなかったため、耳にまともに入れることは出来なかった。







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屋上にて、


ネプテューヌたちと会話をすることになったが、早速問題がおきた。


俺がベンチに座ると、



俺の膝の上にネプテューヌが乗ってきたのだ。


「えへへー一番乗りー!」


あの、ネプテューヌさんや?


「あれ?もしかして・・・やっぱり嫌だった?」


いや、いきなり乗るとは思わなかったから・・・


「嫌だったら降りるけど・・・」


・・・まぁ、別にいいけど?


「「「えぇ!?」」」



俺の発言に驚くネプテューヌたち、まぁ普通・・・かな?



「ホントにいいの?私・・・男の子だよ?」


ぶっちゃけ確信できてない。


「・・・ちゃんとスマホで調べなさいよ」



アイエフに言われ調べることに。


・・・あっ、マジやん。


あれ?じゃあなんでコンパも・・・?


「は、はいです・・」


・・・・胸あるのに?


「・・・き、気がついたらこうなってて・・・」


女性ホルモンどんだけ多いんだよ、逆にスゲーよ。


「そ、そうですか?」


そうだよ(関心)。


「ねぇ、あなた私たちのことを気持ち悪いと思わないの?」


ん?


「私たちは男でありながら女のかっこうしてるのよ?普通気持ち悪いって思わないの?」



アイエフが不安そうな顔で言ってくる。まぁ確かにおかしい感じだけどー


「だけど・・・?」


皆の、その・・・精神は男?それとも女?


「え?」


そう言われて戸惑う三人、するとネプテューヌが口を開く。


「・・・昔は普通に男の子として生きようとしたよ。けど女の子の顔になったからそれが原因でイジめられて・・・、そのあと親に頼んで転校届け出したらここに入学したの」


いつ入学したか聞いてもいいかな?


「小学4年生のころ・・・この学園は小中高一貫だからアイエフとコンパとはここで出会って今までずーっと同じクラスメイトなんだ」


それはそれでスゲー。


「私もビックリしたよ、まさかここにいる女の子が実はみんな私と同じ男の子だなんて。
けどだからこそ私をこの学園は受け入れてくれたんだと思う。みんな女装して、初めての女装はやっぱり似合うか恐かったけどやってみて自分でもすごく似合うと思ってて、それから私は心を女の子にして生きていくことにしたんだ」


なるほどな、二人もそんな感じ?


「まぁ私とコンパはイジめが無かったにしろ、あまりこの学校の普通の男子学生にはよく見られなかったわね。けどもう子供の頃からこんな生活を続けてて、もう慣れちゃったわ」


「私もあいちゃんとずっとこの学園に来て、お陰で辛い思いもなんとか乗り越えてきたですなのでこの学園は私たちにとって影がえのない場所なんです」


そっかー、じゃあ皆体は男と自覚出来ているけどもう心は完全に女の子になっている、って訳だな。


「・・えぇ、そういうことね」


ふーん・・・じゃあもうそれでいいや。


「へ?」


心は女になっちまってるんだろ?じゃあ女子扱いでいいんじゃね?


「け、けど体は・・」


見た目の時点で女ぽかったら、もうそうでいいんじゃねぇか?いちいち野郎とかオカマとか差別するのもまずやっちゃいけねーし何よりめんどい、あとかわいければ正義って言うだろ?
あれ?なんか違う。


「・・・」


まぁ、あれだ、見た目と心が女ぽかったら女性扱いするつもりだぜ俺は。


「・・・ホントに?」


イエース。



ビックリした様子になる三人、そりゃそうだな。


「・・・あなた本気で言ってるの?」


本気じゃなきゃとっくにここにいませんぜ。


「・・・勇平さんってすっごく優しいんですね」


そーなのかー。


「・・・ありがとう!勇くん!」


ネプテューヌがこちらに体ごと向け、だいしゅきホールドしてくる。子供か。というかいつの間にアダ名つけられた。


「あっ!ネプ子あなたなんて事してるの!」


「今日からここが私の特等席ね!ずーっと一緒だよ!
勇くん!」


「・・・・ねぷねぷ羨ましいです」


あー、はいはい。いい子いい子。



とりあえずこっちも抱き返す。本当に男なのかもうわかんねぇなこれ。


すると、ネプテューヌがピタッと止まる。あれ嫌だった?


「・・・・・・・・・・」


ネプテューヌの顔がものすごい真っ赤だ。


「あわわわわわ・・・・・」


「だ、大胆です・・・」


アイエフさんにコンパさんも真っ赤だ。そんな恥ずかしいことした?


「そ、その・・・勇くん・・・もう一度言うけど・・・私、ホントは男の子だよ?いいの?こんなことして・・・」


さぁ、深く考えるの面倒だしな。


「いや・・ちょっとは考えなさいよ・・・」チラッチラッ


へんなの。まぁ通報されることも無さそうだから、このままじっとしてやるか。





━━━━━━━━━━━━━━━━━━





まさかここまでしてくれるとは思わなかった。


見た目は女性だけど、結局男である私にこんなにも同性にくっついていられるなんて。


私だって男なのだから、女性の体見たら興奮することがあってアソコがタッちゃうけど、もうそんなことは無さそうだろうな。


だって、男だと知っていながら本物の女性と同じように接してくれるんだよ?


それにだいしゅきホールドしてるのに、逆に抱き返してくるだなんて・・・


これはもう惚れない訳がないよ。


どっちかというと私は落とす派なんだけど、見事に落とされたよ。






だから彼には責任とってほしいな・・・。


いまから家に呼んで、もしくは彼の家に言って、


もしかしたら《あそこ》までやられると、多分嫌がられるかもしれないから薬も用意して・・・。


・・・ヤバイヤバイ、大変なこと妄想してたら色々と押さえきれなくなっちゃう。


けど、それくらい惚れちゃったからもういいよね・・・?


だから・・・


私と一緒に・・・








戻れなくなるまで一緒に堕ちよ?


勇くん・・・♥ 
 

 
後書き
自分の相変わらずの意欲の無さに死にたくなる今日この頃。


正直に言ってもう書く気力ないから誰かつづき書いてくんさい。

もうこの後の展開読めるでしょ?


もうやだこの小説辞めたい。死にそう(小並感)
 
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