中学剣道少女~恥ずかしい穴まで身体検査~
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第26話「イきたくない・・・」
アソコが疼く。
白濁の臭気にまみれ、麗華は牡香にくらくらと酔ってしまいそうな自分を自覚する。秘所を貪る手が無意識のうちに活発になり、指先がいつの間にかクリトリスを貪っていた。
「んん……ふはぁ……」
熱い吐息を漏らし、麗華はみるみる色めいていく。堕ちてはいけないと思いながらも気がついたら夢中になり、膣に指まで入れようとしている有様だ。このままではいけない、駄目だ駄目だとわかってはいても、熱心に動く自分の右手をもはや制御しきれなかった。
「先輩もすっかり気持ちよさそうだよな」
(違う……!)
「こんなにオナニー好きだったなんて」
(別にそういうわけじゃ……)
「みんなに見られながら感じるなんて、先輩って色々と素質あるんじゃないの?」
(そんな事は……)
恥ずかしく思いながらも、麗華は左手まで動かしてしまう。右手で秘所を、左手で胸を弄繰り回し、指先で乳首を捏ねて快楽に浸りこんだ。
「はーい。かけますよー?」
ドバドバとへその下あたりに吐き出され、精液が秘所へとつたっていく。麗華はそれを自分の体に塗りこむように、秘所と乳房をなぞっていった。
(何をしているんだ。私は……)
自覚はありながらも、しだいに暴走していく自分の手を止められない。麗華は乳首に塗りたくり、クリトリスを白濁でなぞっていった。
「うわぁ、やらしー」
「すっげーエロいじゃん」
(全くだ……)
もはや頭が下がってしまう。
「淫乱ですね。麗華先輩」
始にまで言葉を投げられ、屈辱感を味合わされる。それでも手は止まらない。自分がいかに乱れているのかが嫌というほど理解できて、自己嫌悪に沈んでいく。何度も自制心を働かせては止まろうとするが、ブレーキはもはや効かなかった。
しだいに何かがこみ上げて――。
膣奥から背中にかけて、電流でも走りそうな予感に襲われる。このままではイってしまう。再び人の見ている前で、本当に堕落してしまいかねない。
絶頂の予感に麗華はようやく自分の腕を左手で押さえ込んだ。
(駄目だ。イってはいけない……)
人前だ。
人前で絶頂などしたくない。
(イくな! イっちゃ駄目だ!)
麗華は必死に自分の腕を抑え、懸命に自慰を堪えた。しかし、それでもアソコは疼いて快楽を求め、引き寄せるような魔力で手を引き寄せる。欲望と理性のせめぎあいで、絶頂だけはと強い意思を保ち続けた。
(イくものか、イくものか、イくものか、イくものか、イくものか、イくものか!)
「かけますよー」
多くいた部員の最後の一人だ。
ドピュ――ドク! ドクッ、ドクン!
精液をかけられ、白濁まみれの麗華はまるで頭の上から白いペンキでもかけられているような有様だ。
「いい姿ですよ? 麗華先輩」
にんまりとした始が顔を押し寄せ、穢れきった肢体を舐めるように見てまわす。頭のてっぺんからつま先まで、白濁にまみれた素肌を目に焼き付けた。
「ふざけないで……。いつになったら終わるの……」
「そうですねぇ、先輩がイってくれたら僕も出せるかもしれません」
始はとんでもない事を言う。
「ふざけるな! 絶対にイくもんか!」
「やっぱり我慢してたんですね」
「うぐ……!」
不覚だ。今ので自分が絶頂寸前であることを認めさせられたのだ。
「どうしてイきたくないんですか?」
「人前だからに決まってる」
麗華は顔を背ける。
「オナニーしてるくせに」
「――っ! 人に命令しておいて……!」
あんまりな言い様に強く歯を噛み締めた。
「じゃあ、ちょっと立ってくれますか?」
「今度は何」
「いいからいいから。こっちですよ」
訝しげに思いながらも麗華はベッドを降り、始に導かれるようにして室内を歩む。壁に埋め込まれていた鏡――ちょうど全身が映るほどの大きな鏡の前に立たされ、麗華は自分自身の姿に息を呑んだ。
「こ、こんな……!」
全身がどれだけ汚されているのか、わかってはいた。しかし、どこもかしこも白濁まみれの髪まで汚れた自分の姿を実際に見せられるのは、想像以上にショックだった。まるで自分が自分でないような、こんなものが自分だとは信じたく無い思いにかられ、麗華は否定するように頭を振る。
「違う……。違う! こんな……!」
「これが麗華先輩ですよ? ドロドロに汚れて、とっくに堕落しているじゃないですか」
「そ、それはみんなが……」
「でも穢れてますよね? それが先輩の姿です」
認められない。
認めたくない。
「そんな……。こんなものが…………」
衝撃を突き付けられ、麗華は床にくず折れた。
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