つぶやき

海戦型
 
個人的大反省会
ある意味一番情けない形で暁での活動を引退してしまったので、開き直って何故自分がユアブラについてゆけなかったのかを自己分析する会を開きます。


まず大前提として、恐らくユアブラ企画で今の所ギブアップしたのは私だけの筈です。つまり他の面々は特に大きな問題もなく今も活動を続けていると思われます。となると原因は私自身にあるか、もしくは私自身の思い違いや勘違いがあると予測されます。

そもそも、構想を練る段階で話を広め過ぎて後でダメ・ボツになった、なんて小説は私には山ほどあります。どうも私は話を始める前から大まかな設定を決めるとずっこける習性があるらしく、それ以来プロットはなるだけ要所だけ捉えて後はライブ感でもやっと作ってます。
で、今回はというと忘れると困る部分だけ書き記して他は全部頭の中で整理していたので、上記の理由でコケた訳ではないと思います。事前準備で相当八代明日華さんに質問しまくってすり合わせはしましたが、最重要部分は敢えて聞かなかったですし。

そもそもシェアワールドでまともに話を作った事がないのが原因?
これはあると思います。そもそも私のシェアワールド参加はこれが二度目、一度目も途中で力尽きて話を続けるのを諦めています。最初から向いてなかったんだと言われれば首を縦に頷かざるを得ません。

他作者などとのコミュニケーションの不足?
個人的にはこれも怪しいと睨んでいます。散々書いていますが、私はTwitterを未だにやっていないアナログ偏屈人間。Twitterで他作者さんと会話して意見交換したりとか特定の人のツイートを定期観測したりとかは一切していません。
そもそもシェアワールドとは前提となる世界が決まっている以上、そこから話を広げるにはささやかな発想の転換と想像力こそが彼我の作品を分ける最重要であって、それをアイデアとしてツイートしてしまうとそこで満足感を得てしまう可能性がありますし。ウカツなりしかな私はTwitterを始めるとそれをやりかねません。

しかし、色々考えているうちに私はとんでもないことに気付いてしまい、戦慄しました。
そう、私には巨大な思い違い、前提の錯誤があったことに気付いていなかったのです。

モチベーション減少の理由として私は点とコメントがないことを挙げました。しかし他作品たちを見ると、点のばらつきはあれどどの作品も「コメントが書かれているものは殆どない」のです。誰も感想を書いていない。でも読者は存在する。これはどういうことか、答えは簡単です。

小説の感想は参加者皆がやっているソーシャルメディア、Twitter上で行われているから。

Twitterで感想を書けば、もうサイトに感想を書かずとももっと早く端的に考えが相手に伝わります。つまり暁の感想機能がここで既に死んでいるのです。おまけにTwitterで繋がれば読者の存在を知覚しやすいために孤独感がない。叩けば響く。身近に読者となる人がいるのだから、点など入らなくとも気にならない。

もっと早く気付くべきでした。「ユア・ブラッド・マイン」は実質的にTwitter上の企画で、小説投稿サイト暁で行われる活動はもはやオマケなんですよ。Twitter企画にTwitterやらずに参加なんて前提からして間違っています。

しかもこれ、Twitter内で評価や感想が完結しているのでサイトそのものに意味がありません。どこのサイトでやっても結果は変わらないし、どんなにユアブラ「だけ」を頑張っても暁には何の影響も及ぼさない。これから新規でサイトから参加する人が出る確率は限りなく低く、Twitter上での参加表明なしには下手すると存在自体を知覚されない。

暁の活性化を願っての参加でしたが、まさかこんな落とし穴があったとは……打ち切りにするまで気付きませんでした。この両目は節穴であったか……。