つぶやき

さき姫
 
お菓子がいっぱいな事より嬉しい事(ぷよぷよ!よりレムレス×アミティ)
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。




昨日の魔導学校主催のぷよ大会はレムレスの優勝で幕を閉じた。そして今日、アミティがレムレスにお祝いを言いに来る。

「レムレス!」

「やあ、アミティ」

「レムレスがぷよ大会優勝したんだってね!アコール先生から聞いたよ!やっぱりレムレスは強いなぁ~。おめでとうレムレス!」

「ありがとう、アミティ……」

アミティのお祝いの言葉を聞いて嬉しい気持ちになるレムレス。

「優勝記念のメダルでレムレスは何をお願いしたの?」

レムレスが優勝記念のメダルで何を願ったのか聞くアミティ。

「ふふっ、知りたい?」

「すっごく知りたい!」

「じゃあ僕と一緒にミル海岸に行こう~♪」

「ミル海岸?レムレス海に何かしたの?」

「それは見てのお楽しみ~♪さぁ行こう!」

「わぁぁ!ちょっとレムレス~!」

少し歩いてミル海岸についたレムレスとアミティ。海岸はお菓子でいっぱいになっていた。お菓子でいっぱいになっている海岸を見てアミティは驚く。

「えぇぇぇぇぇぇ!?砂がココアパウダーに小石がチョコに貝殻がスィートキャンディーになってる!?」

「どう~?驚いた?アミティ」

「驚き過ぎて腰が抜けたよ~……。こんな事お願いするなんてさすがレムレスって感じだよ~……」

「あはははは~、腰抜かせちゃってごめんごめん。ずっと海岸をお菓子でいっぱいにしてみたかったんだ~」

「まぁレムレスらしいけどね……」

アミティが呆れたように言う。その時レムレスの顔が真面目な顔になる。

「でもねアミティ。僕は今、海岸がお菓子でいっぱいな事より嬉しい事があるんだ」

「海がお菓子でいっぱいな事より嬉しい事?なぁに?」

「それは……、こうしてアミティが僕と一緒にいてくれる事だよ」

「レムレス……?」

「アミティ……、君と初めて会った時から君の事が好きだった」

レムレスはアミティに自分の気持ちを告白する。

「迷惑……かな?」

「迷惑なんかじゃないよ!あたし……、あたしだってレムレスの事……好きだもん!」

レムレスの告白に自分もレムレスの事が好きだと返すアミティ。

「レムレス……、これからずっとあたしが大人になっても一緒にいてくれる?」

「もちろんだよ……、だって僕は君の事が大好きだから」

「あたしも大好きだよ、レムレス……」

「じゃ、一緒に帰ろうか」

「うん!!」

レムレスにとってお菓子がいっぱいな事よりも嬉しい事……それはアミティが一緒にいてくれる事。そしてアミティにとってもレムレスが一緒にいてくれる事が一番嬉しい事。一緒に手を繋いで帰る二人はレムレスが大好きな甘いお菓子よりも甘い雰囲気でした……。



END