つぶやき

水音
 
Go Your Own Ways
 とりあえず、単刀直入に友人と考えた質問を掲載します。

3択なので、できたら他の人の答えとそれを選んだ理由を聞きたいですね。



  ~ ~ ~


 あなたは引き返せない一人旅の途中です。


 そんな折、あなたは見渡す限り何もない平原に流れる一本の川に行く手を遮られました。

 結構な幅があるその川の流れは一見穏やかですが、突如激流と化したかと思えばまた緩流になるなど、とても常人では理解できない顔を持っているようです。
 しかも、水中には危険な生き物が昼夜問わず徘徊しており、泳いで渡るのは自殺行為とのこと。

 しかし、川の向こうは旅の最終目的地。
 こんなところで立ち止まってはいられません。



 そんな危険なこの川を渡る方法、実は3つあるそうです。



 1つめは一本しか架かっていない橋を渡る。
 ただし、この橋の真ん中には橋を渡ろうとする人から通行料としてお金を奪う賊が陣取っています。お金さえ渡せば無事に橋を渡らせてくれるそうですが、逆にお金が足りなかったり、下手に騙したりすると殺されるそうです。
 あなたが今持っている分で足りるか? それはわかりません。


 2つめはこの川を知り尽くした唯一の渡し守に舟を出してもらう。
 ただしこの渡し守、自分の理屈や都合でしか動かず、なかなか舟を出してくれません。
 しかもいつも見返りの話しかしないため、いつ乗せてもらえるかわからずに待ちぼうけを食らっている人たちが密かに愚痴をこぼしています。


 3つめは、みずから新たな橋を作る。
 川幅が広いので何日かかるかわかりませんし、誰かが命懸けで水中に身を投じる必要がありますが、あなたと同じ目的や意志を持つ人々が集まれば何とかなるかもしれません。




 ……さて、あなたはどの方法を選びますか?




  ~ ~ ~


 あなたの旅、無事に向こう岸まで渡れますよう。