甘蜜柑さんのつぶやき

 
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第百十三話「抵抗への脱出」更新しました。ついに始まったクーデター鎮圧作戦。アラルコン少将を拘束に向かうエリヤ。クーデターを企てているのは誰か、同盟はどうなってしまうのか。緊迫の新章開始です。 
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第百十二話「民主政治防衛計画」更新しました。土壇場で明らかになったクーデター計画。エリヤ達は民主政治を守るための作戦を練ります。第二十四章最終話です。 
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第百十一話「顔の見えない戦い」更新しました。四つ目の反乱が発生し、情勢が混沌を極める中、エリヤと陰謀者の戦いもますます激化。様々な思惑が入り乱れ、最終局面へと突き進みます。 
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第百十話「大物の度量、小物のこだわり」更新しました。エル・ファシル逃亡者問題で国防委員会に呼ばれたエリヤ。その後、逃亡者を救おうとするある大物と出会います。 
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第百九話「正義の在り処」更新しました。深刻化する同盟社会の混乱、そして白マスクとの邂逅。「正義は一つではない」という原作のテーマをさらに掘り下げる試みです。 
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第百八話「プレイヤーの自覚」更新しました。混迷の度合いを深めていく帝国と同盟。そんな中、エリヤは焼肉屋でランチを食べる。夜食はサンドイッチ。あの人が久々に登場です。 
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第百七話「司令部制圧作戦」更新しました。相次ぐ軍の不祥事、初心を取り戻そうとするエリヤ。そして、巨魁が登場します。第二十三章最終話です。 
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第百六話「断罪の果てに見えた過去の自分」更新しました。親友との再会、そして深まる陰謀。忍び寄る過去の影。 
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第百五話「二つの会議と二つの対策」更新しました。ドーソンを中心とする将官グループ、そしてエリヤの参謀チームがクーデター対策を話し合います。総選挙の終わりとともに何がやってくるのか。緊迫の三日間です。 
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第百四話「チームフィリップス再起動」投稿しました。クーデター阻止の密命を受けたエリヤは、新しいメンバーを加えてチームを再結集します。まともに動かない首都防衛軍、頼れるのは腹心のみ。エリヤの戦闘準備が始まります。新章開始です。 
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第百三話「トリューニヒトの春」更新しました。捕虜交換、そして総選挙。トリューニヒトの一人舞台と言うべき時が流れます。そんな中でエリヤが感じる予兆。第二十二章最終話です。 
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第百二話「義眼の誠実、獅子の統率」更新しました。エリヤの目に映るオーベルシュタイン、そして帝国軍の若き幹部たち。ラインハルトの腹心の口から語られる統率の真実とは。 
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第百一話「風が吹くとき」更新しました。同盟、帝国の二大国の政局が大きく動きます。そして、エリヤの新たな任務。 
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第二十一章の感想への返信
皆様から頂いた感想の中で返信できるものに返信いたします。

・損害について
早めに集結にできたこと、アムリッツァが一方的な結果にならなかったことが原作より少ない被害で済んだ理由です。作中で触れる機会はなかったのですが、撤退戦で前線部隊の三割近く、アムリッツァで参戦戦力(前線部隊の生き残り+総司令部直轄部隊)の三割近くを失ってます。記述の一貫性を保つために全艦隊の損害計算表を撤退戦、アムリッツァの両方で作ったのですが、これは作中で小出しに使ってます。

・ダーシャについて
本作の最大のテーマは「喪失と再生」です。前の人生で失ったものの再生が今の人生。そして、これから今の人生で失ったものを再生するための戦いが始まるのです。帝国領遠征の敗北、そしてダーシャの死は物語の二度目の始まりと位置づけております。

銀英伝二次の名作には主人公が勝ち続ける話、敗北を回避する話が多いので、自分はあえて敗北から再生する話に取り組んでみたいと考えました。

・派閥と国益について
国益を犠牲にして派閥の繁栄を図るのは間違いですが、派閥の繁栄抜きの国益も存在しないと私は考えております。派閥が生み出すパワー(人材、資金、権力)などがなければ、国家を動かすことはできません。国家を動かせない人は、国益を図る土俵に立つこともできないでしょう。ですから、作中では派閥の存在を空気や水のような前提として書いております。

・ルフェーブルについて
ヤンともトリューニヒトとも疎遠な有力プレイヤーがいれば、物語に広がりが生まれるのではないでしょうか。ヤンとラインハルトとフェザーンの画策だけで動いてる世界ではないということです。

改めて確認いたしますが、本作においてはヤンもラインハルトも大勢いるプレイヤーの一人に過ぎません。感想欄でラインハルトがすべて一から十まで仕組んでいて、ロボスなどは完全に騙されているかのような推測をなさる方を見かけますが、本作はそのような世界ではありません。また、ヤンと仲良くした程度で動かせる世界でもありません。

ロボス暗殺未遂に関しては、想像に任せます。

・エリヤの出世速度
ルフェーブルが挙げた例は、同盟軍でもエリートの部類に入る例です。ブレツェリ准将なんかは大佐になるまでに三〇年以上かけてるはずですが、これでも非エリートではかなり早いです。エリヤの昇進速度は尋常では無いですね。

・同盟世論について
原作に書かれた戦犯の処分が異様に軽いので、軍部は相当断罪に抵抗したんじゃないかと思いました。グリーンヒルやキャゼルヌは軍法会議かけられないのが不思議な立場です。

・血を流すことについて
「血も流してないくせに戦争を煽るな」論の最大の弱点は、「じゃあ、戦場に立つ。最前線で血を流しながら戦争煽るわ」と言われたら、手も足も出なくなることですね。ヤンの論理では、無責任だけど自分の血を流すことも厭わない人間を否定出来ないのです。

・トリューニヒトについて
原作中ではすんなり権力を握れたように書いてますが、そんな余裕がある人が憂国騎士団や地球教のような怪しい連中と手を組む必要はないと思うんですよね。一部に激しい拒絶反応を起こしそうな扇動演説をする必要もないと思うのです。「トリューニヒトは権力握るまでに、かなり無理をしたんじゃないか」。そんな疑問が本作中のトリューニヒト像に結実しました。

・軍法会議について
このレベルの惨敗であれば、米軍は開きます。過失の有無、失敗点の厳密な洗い出しは軍法会議でないと検証できませんから。失敗したらしつこく原因を追及して予防策を講じるのがアメリカ流です。

・エリヤの性格について
まあ、そういう人なので諦めてくださいとしか

・トリューニヒトの性格について
第一にヤン視点の原作とエリヤ視点の本作では、見える部分が違います。誰が見ても同じように悪く見える人間なんていませんよ。

第二にトリューニヒトがあなたの言う悪事をはたらく段階まで話は進んでません。今の段階でそう見えないと言われても、話が進むまで待ってほしいとしかお答えできません。

・ラインハルト配下の練度について
原作ではビッテンフェルトは接近戦に持ち込むタイミング間違ってるし、ミッターマイヤーはアムリッツァでヤンにあっさり痛撃食らってますね。どちらも二年後には絶対犯さないような凡ミスです。リップシュタットやラグナロクで使ったような高度な用兵も前哨戦やアムリッツァでは見られません。

キルヒアイスに関しても、四倍の戦力を率いながらヤンに陣形再編を許してますね。しかも、ヤンはキルヒアイスを食い止める計算まで立ててた。リップシュタットでの戦いぶりと比べると、どうも精彩を欠く気がします。

原作に沿った記述をすれば、練度が低いとみなせます。作中の説明は原作の描写に理屈付けをするためのものです。

説明がない、腑に落ちないとおっしゃるのであれば、それは私の力量不足でしょう。

・ヤマムラについて
あんなに間違いだらけの説明を自明のものと受け入れてる人ばかりなのが不思議だったので、突っ込ませてもらいました。そして、原作尊重の立場から、ヤマムラがあの説明をした理由と政治的必要性を後付で考えました。

・文民統制について
文民の指導は政治的合理性を前提に行われるので、軍事的合理性を無視することも多いんですよね。ベトナム戦争では、文民が政治的合理性重視の指導を行った結果、軍事的観点では不合理どころか悪夢に近い指導になってしまいました。

確かに戦争は政治の延長なのですが、文民の政治的観点からの指導が軍事的にはわざと負けようとしてるようにしか見えない指導になってるなんて場合も結構あります。だからこそ、「戦争指導を軍人に任せたほうが結果として、政治的にも良い結果が出るんじゃないか」という意見も出てくるのです。軍事的合理性にまったく配慮できない文民に任せて負けてしまったら、政治的にも損しちゃいますから。

 
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第百話「超法規的攻勢」開始しました。ついに攻勢に打って出たトリューニヒト。エリヤはオムレツを食べながら眺めています。第二十二章の始まりです。 
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第九十九話「裁くのは誰か」更新しました。久々に会うトリューニヒトが語る軍部の内情、おぼろげなエリヤの未来、そして断罪の時 
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第九十八話「再起の道を妹と踏み出す」更新しました。ハイネセンに戻ったエリヤは妹とともにブレツェリ大佐を訪れます。 
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第九十七話「イオン・ファゼカスの傷痕」更新しました。ハイネセンに帰還したエリヤ。敗戦のショックで混沌とする世相。政争と責任回避に明け暮れる権力者達。 
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第九十六話「それでも前を向かなければ」更新しました。今回は悲しい話になります。 
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第九十五話「確認作業」更新しました。すべてが終わった後、生き残ったエリヤが最初にすべきことは確認作業です。一話丸々確認に費やします。第二十一章最初話です。 

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