暁 〜小説投稿サイト〜
とある碧空の暴風族(ストームライダー)
新たなる力へ
Trick68_ウェーイとか間抜けな掛け声してろ!!
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ね。せっかく来ていますし」

「遊ぶことにしましょう!」

泡浮も湾内も無理矢理だが納得したようだ。

ちなみに婚后は、どちらかと言えば美雪達と同じ諦めた方の立場だった。
回数こそ美雪達と比べて少ないが、それでも信乃の非常識な面を見ているので、
そういった考えになっている。

泡浮はラブフィルターを通して信乃を見ているので、非常識な部分にも愛しさすら感じていた。
そのために非常識だと気付くまでに少し時間がかかったのだ。


川辺に着いた一同(一人は入水済み)に出来過ぎるメイド、紗和琥が声をかけた。

「皆様、A・Tの試験以降は自由時間として西折様から仰せつかっております。
 昼食は川辺でバーベキューを用意いたします。存分にお遊び下さいませ」

「「「「「はーい!」」」」」

各自、準備運動を始めた。

佐天涙子に関しては試験組の見学をする前に少々ハードな朝錬をしていた。
その後、クールダウンの運動も兼ねて柔軟体操もしていたので、川を見た直後に≪アイキャンフラーイ≫をしても問題ないだろう。

佐天を除く、全員が真面目な常盤台生。準備運動の大切さを知っており、そのまま入水という愚を犯す者はいない。

「1,2,3,4・・・っと、そういえばさ〜」

「どうかいたしましたか、御坂様」

「今朝、体重計に乗ったんだけど」

「た、体重がどうしたのでしょうか?」

年頃の乙女にとっては、否。淑女(レディー)にとっては永遠の悩み、それが『体重』!!

A・Tの練習はハードだったが、それ以上に印象にあるのが美味しい食事であった。

朝・昼・夜の3食だけで、おやつやティータイムはない合宿であったが、その3食がとてつもなく美味しかった。
御坂が体重の話をした時、ほとんど反射的にカロリーの≪消費≫よりも≪摂取≫の方が気になってしまったのだ。

「あ、大丈夫よ湾内さん。悪い方の話じゃないから」

「そ、そうですか。申し訳ありませんわ。わたくし早とちりしてしまいました」

「いいって別に謝らなくても。私も体重計を見たときに食べ過ぎた事を思い出したから同じよ。

 でもね、びっくりしたのよ! この数日で体重が一気に減ったのよ!」

「「「「えっ!?」」」」

婚后、湾内、泡浮、白井は驚いて同時に言った。

「お姉様、それは本当ですの!? ひデブ!?」

「ドサクサに紛れて抱きついてくるんじゃないわよ!」

いつも通り、白井のアタックは御坂の電撃によって沈められた。

「た、確かにウエストが細くなっていますの!」

「人に抱きついて何調べてんのよあんたは!」

電撃で沈められても、ただでは沈められない(へんたい)。それが白井黒子だ。

「お姉様マニアのわ
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