第189話 敵からライバルに
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ショールが困ったように肩を竦めながら言う。
ナ「まぁとにかく―――――、」
ナツが右手を、マヤが左手をキースに差し伸べると、
ナ「明日からは敵じゃなくて、ライバルだ!」
マ「負けないからね〜!」
笑顔を向けた。
ナツとマヤだけではない。
ハッピーとフレイも、ルーシィとリョウも、グレイとユモも、エルザとショールも、ウェンディとシャルルもトーヤも笑顔を向けている。
マスターもメイビス(姿は見えないが)もマコトも、その他のメンバーも、酒場にいる全員が銀河の旋律の5人に笑顔を向けていた。
キースはそのたくさんの笑顔を見てしばらく呆然としていたが、口角を上げて口元に薄く笑みを浮かべると、ナツとマヤの手をガシッ!と力強く立ち上がった。
キ「あぁ。絶対に負けないよ。」
ルーシィはカオリに、グレイはアンナに、ショールはレヴルに、ウェンディとトーヤはルチーアに手を差し伸べて、他の4人も差し伸べられた手を握って立ち上がった。
ナ「おしっ!お前等もこのままここに残ってけよっ!」
ハ「あいっ!すっごく楽しいよっ!」
キ「えっ、ちょ・・おいっ!」
ナツに手を引っ張られ酒樽サーフィンの前まで連れて来られたキースは何も出来ないままナツに無理矢理看板に乗せられ、
ナ「いっくぞぉーーーーーっ!」
キ「ちょっ!まだ何も言ってあぁぁあああぁああああっ!」
「何も言ってない」と言おうとしたキースの声にナツは耳も傾けず、思いっきりキースが乗った看板を押し出す。
キースも舌を噛みそうになりながらも看板に必死にすがりつく。
キ「うがっ!」
当然、そのまま激突。
マ「アハハッ!レヴルとルチーアもやったら?」
レ「あ・・いや・・・」
ルチ「僕は遠慮し・・・」
リョ「遠慮しないで乗れーーーっ!」
ナ&グ「おらァ!」
レ「え、え?あ、わああぁああぁあああああっ!」
ルチ「ぼ・・僕はまだ許可を得てなあぁああぁぁああああっ!」
怪我をしている理由でやれないのが悔しいのか、リョウは「自分の代わりにやれっ!」という感じで強制的にレヴルとルチーアを看板に座らせ、ナツとグレイが躊躇なく思いっきり押し出す。
レ「がっ!」
ルチ「うぎっ!」
こちらも当然、そのまま激突。
ウェ「カオリさんとアンナさんはやりますか?」
カ「ううん、私はいいよ。」
ア「同じく。」
ル「だよね〜。」
ト「アハハハ・・・」
念の為ウェンディがカオリとアンナにも聞いてみるが、当然のようにカオリは首を左右に振り、アンナもカオリの同意して頷く。ルーシィとトーヤも苦笑いを浮かべて頷く。
ユ「それにしても、ショーパンのマヤは
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