暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第189話 敵からライバルに
[5/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
、誰一人としていなかった。
再び酒場に妙な空気が流れる。

グ「・・で、その“究極の魔道士アンドロイド”の・・・KO()GU()RE()NA()NA()YO()だったか?そいつ等はどうしたんだよ?」

しばらく間を空けてからグレイが問い掛けた。が、それに答えたのは銀河の旋律(ギャラクシーメロディー)の魔道士ではなく―――――、

ナ「死んだ―――いや、爆発しちまったよ。俺とリョウとのバトルが終わった後、すぐにな。」

ナツだった。

エ「なるほど。ジョニー・メカは私達に復讐しようと試み、“究極の魔道士アンドロイド”のKO()GU()RE()NA()NA()YO()を造り上げた、という訳か。」

フ「それなら、あの銅線やカラーケーブルの事と辻褄が合うな。」

エルザとフレイが納得したように言う。

カ「・・あ、あの・・・ここだけの話なんですけど・・・・」

カオリがゆっくりと顔を上げて口を開く。カオリに続くように他の4人もゆっくりと顔を上げたがすぐに顔を伏せてしまった。





カ「KO()GU()RE()NA()NA()YO()は・・・元々、()()()()()んです・・・・」





カオリの言葉に空気が凍りつき、その場にいた全員が息を呑み言葉を失った。

ル「そ・・それって、どういう・・・」

目を見開き、青い顔をしたルーシィが恐る恐る問う。

レ「もっと詳しく言うと、ジョニー・メカは人間だったコグレとナナヨの体に、機械を埋め込んだんだ。」

問い掛けたルーシィの顔が更に青くなった。ウェンディは口元を手で覆い、ナツやグレイ、リョウやショールの頬を冷や汗が伝い、ユモとトーヤは開いた口が塞がらなくなっており、エルザとフレイは歯をガチガチ鳴らし、マヤは目を見開いて小刻みに震えていた。

ショ「で、でも!ただ機械を埋め込んだだけじゃ」

ルチ「存じているかどうか分かりませんが、ジョニー・メカは天才的な頭脳を誇る発明家です。人間をアンドロイドに変える事くらい、朝飯前なんですよ。実際体に機械を埋め込まれ“究極の魔道士アンドロイド”にされたKO()GU()RE()NA()NA()YO()も、99.9%が機械化してましたから・・・」

ショールの言葉を遮るように、目を伏せたルチーアが呟いた。

ア「昨日、ナツさんとリョウさんに勝つ事が出来なかったKO()GU()RE()NA()NA()YO()はジョニー・メカさんの手で爆破されました。ジョニー・メカも、銀河の旋律(ギャラクシーメロディー)から姿を消し、今どこにいる
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ