第189話 敵からライバルに
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ぉ!面しれェモンがあるじゃねェか。おーいおっちゃん、この空き樽と看板、使っても良いか?」
マコ「あぁ、構わないよ。」
ナ「おっしゃー!サンキューおっちゃん。」
ナツがマコトに許可を得ると、空き樽を1個ずつ横に倒して長い道を作り、その上にマヤから受け取った看板を乗せると、ナツは看板の上にお腹を下にして、ハッピーはナツの背中の上に乗ると、床に着いている足を思いっきり蹴り上げた。
ナ「酒樽サーフィンだぁーーーっ!」
ハ「あいさーっ!」
ド「うおっ!」
レ「キャーッ!」
ナブ「あっぶね!」
ナツとハッピーはとても楽しそうに遊んでいるが、当然、周りにいた者達(ドロイ、レビィ、ナブなど・・・)に被害が及ぶ。
ナ「んぎゃっ!」
ハ「ふぎゃ!」
そして樽の道が終わると、ナツとハッピーが乗った看板は酒場の壁に激突し、ナツとハッピーは宙に放り出される。ナツとハッピーが壁に激突した際に、ミシッ、ミシッと酒場が悲鳴を上げる。
ル「ナ、ナツ・・それ以上やったら・・・」
ウェ「さ・・酒場がぁ・・・」
ルーシィとウェンディが青い顔をして制止の声を掛ける。が、
グ「おしっ!次は俺がやるぜっ!」
グレイが意気込んで看板の上に立ち乗りする。そして壁に激突した際―――、
グ「ぐはっ!」
ユ「グレイ服ーーー!」
フ「つーか何で脱げんだよっ!?」
シャ「いったいどうなってんだか・・・」
なぜか激突したのと同時にグレイの服が脱げた。ユモが忠告し、フレイがツッコミを入れ、シャルルが呆れたように目を細くする。
エ「よしっ!次は私がやろう。」
珍しく、いつもこんなに大騒ぎをしている連中を注意するエルザが得意げな顔をして看板に立ち乗りする。
ウェ「エ、エルザさん、スカ」
エ「ひゃわぁっ!」
ショ「!」
ル「あちゃ〜・・・」
「スカート」と言おうとしたウェンディの声はエルザが壁に激突した音に掻き消されてしまい、当然ながらエルザはスカートというのに全力で転倒。ルーシィは額に手を当てて呆れ顔。あまりにも激しく転倒したので、遠くで仲間の様子を見つめていたショールも思わず顔を真っ赤にしてしまうほどだった・・・
リョ「今日は一段と賑やかだな。」
大騒ぎをしている最中、酒場に入って来たのは頭や腕、腹部や足に包帯、頬や首には湿布や絆創膏で手当てをされた、青い着物に灰色の袴姿のリョウだった。
ル「リョウ!」
ト「手当て終わったんですね。」
グ「おいおい、寝てなくて大丈夫なのか?」
最強チームのメンバーがリョウを囲う。
さっきまでリョウはポーリュシカに怪我の手当てをされていたのだ。
リョ「ポーリュシカさんにはめちゃ
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