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ワンピース*海賊と海軍、七武海と白髭。「永久の愛を」《1st》
第二章
新たな旅
出航。4
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・・・さっきはごめん」


リノ「どうして謝るの?」


ナミ「・・・エースの事・・・」


リノ「気にしてないよ。気にしてたら・・・今頃泣いてるだろうし」


ナミ「・・・リノ・・・」


それでも申し訳のなさそうな顔をしたナミが静かに隣に座ると


あたしの右手を握った


ナミ「・・・本当、大事にされてたんだね」


リノ「あたしは・・・冷たく接してたけどね」


ナミ「それでもエースは・・・リノを愛してた。


 私ね・・・実は二回だけ、エースの恋愛相談した事があったの」


両手であたしの手を優しく包み込んだナミが、


何かを思い出すように嬉しそうに語った


ナミ「一回目はアラバスタへ向かってた時、リノ・・・途中で寝込んだでしょ?


 その時にエースがサンドイッチを持っていったの覚えてる?」


リノ「うん。あたしが食べてた時も、嬉しそうな顔をして見てたのを覚えてる」


ナミ「実はその時に、エースがどうすればリノと距離を縮める事が出来るのかって


 相談して来た時にね・・・何かを作ってあげたら?って提案したの。


 そしたらたまたまその話を聞いてたレオンが、リノの好きな物を教えてくれて・・・


 サンジ君の手伝いもあってあのサンドイッチを作ったの」


リノ「っ・・・」


目から涙が零れ落ちる


ただエースがコックの代わりに作ってただけかと思ってた


ナミ「それで二回目はリノ達と別れて二ヶ月経った時に・・・エースからルフィ宛に電話が来たの」


リノ「え?」


二ヶ月って事は・・・・・・あたし達が喧嘩した後だから、


あたしが女ヶ島で自分の部屋にこもってた時・・・の事?


ナミ「いきなりルフィからエースが話したい≠チて言われた時は驚いたけど


 エースの話を聞いたら・・・仲直りをする方法を教えてくれって頼まれてね・・・。


 また会えた時、自分の気持ちをちゃんと伝えるしかない≠チて言ったの」


あの時の後悔が、


リノ「あたし・・・・・・何で・・・」


涙に代わって頬を伝って流れ始める


リノ「何でもっと優しく・・・出来なかったんだろ・・・」


レオン『・・・・・・』


リノ「何で・・・本当のことを打ち明けられなかったんだろ・・・」


ナミ「・・・・・・リノ」


顔を覆って泣き始めると、


ナミが背中をさすった


リノ「自分が悪いってのはちゃんと分かってた・・・!


 あたしが早く・・・エースに本当のことを言わなかったから・・・!


 七武海に入って
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