暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos31-D砕け得ぬ闇の使徒〜Lord of Darkness〜
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緒にさらに墜落。
「かの管制融合騎はあまりに繊弱にして羸弱、脆弱と成り果て! 王位と玉座を棄てた子鴉はあまりに幼弱にして柔弱、さらに惰弱ときておる! うぬらを喰ろうて高みに上ろうとした我自身に嫌気が差すわ!」
なんや勝手なことを大声で言い放ってくるマテリアル。そんな中、「申し訳ありません、主はやて」ってリインフォースが謝ってきたから「わたしの方こそ足引っ張ってごめんな」って返す。やっぱりわたしはダメな子や。意志だけが先行してしもうてて強さが追いついて来てへん。そやからこんなにも・・・。
「私は嬉しかったです。主はやてが先程マテリアルに対して仰ってくれた言葉。だからこそ情けない。あなたの想いに応えることが出来ないのが・・・!」
弱音を吐くリインフォース。どうにかしたい。わたしとリインフォースの2人で、あの強大なマテリアルをどうにかして止めたい。その方法はホンマに無いんやろか。必死に知恵を絞る。と、数日前にシャルちゃんの家でミミルさんから貰った融合騎について、って資料を思い出す。
(確か、融合騎と主に融合についての注意事項に・・・)
もし、資料通りならわたしの考えがこの窮地をどうにか出来るかもしれへん。リインフォースの肩越しから「ユニゾンしよ、リインフォース」にそう耳打ちする。
「っ!? いえ、ですが、私にはもう融合機能が・・・」
「ううん。リインフォースも読んだはずや。ミミルさんの資料」
「っっ!! い、いけません! あなたに負担がかかり過ぎます!」
リインフォースも察したようや。リインフォースがわたしにユニゾンするんやなくて、わたしがリインフォースにユニゾンする。資料にあった融合事故って項目を思い返す。主の身体や意識を融合騎に全て乗っ取られるってゆうあれを。
「問題あらへん。魔法に目覚めてから今日までずっと魔力制御の練習をしてきた」
「そうですが・・・!」
「わたしら2人、一心同体って言うたやろ? すぐに片付ければ大丈夫や。わたしとリインフォースを甘く見てるあの王様に一泡吹かせたろ?」
律儀にもわたしらが反撃して来るんを待ってくれてるマテリアル。自分が優位やってことを信じて疑ってへんあの邪悪な笑み。今は素直に受けるわ。そやけどその余裕、すぐにバッキバキにへし折ったる。
「リインフォース。行こう・・・!」
「はいッ! 我が主はやて!」
体勢を立て直したわたしらは向かい合って手を取り合う。そんで「ユニゾン・イン!」を行った。わたしの意識がリインフォースの内側へと入り込む。リインフォースとリンカーコアが繋がってるからこそ出来る裏技や。
「っ!? ほ、ほう。随分と面白い芸当を見せるではないか、子鴉、そして残骸」
わたしらのユニゾンを見てもまだ余裕を崩して
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