21話
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人間が生きる環境を整える種族的な能力を保有しています。その全てを、貴方の為に使いましょう。その代わり、貴方はその命が尽きるまで、私を愛してください。そして、二人の種を残すのです』
口の中に、彼女の舌が侵入する。ラウネシアに舌という機構が存在することに驚き、同時に納得する。彼女は人と生殖するために進化した種で、その模倣は完全らしい。
背中に回された彼女の腕が痛いほどに強く絡みつき、瞬きすらせず間近でボクを見つめ続ける透明な双眸に、ボクは身動き出来ず、捕食行為にも似た彼女の愛情表現に為す術もなく蹂躙されるしかなかった。
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